新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

有意義波高周期の秒数が増え、波の高さを変えたのか?という『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Do androids dream of electric sheep?』風の長いタイトルからはじまる_ガスティ日のノーズライド・ミニグライダー編__愛と一緒に、アロハと共に生きようね!_ミニ・ノーズライダーでクイックセッション_新しくサーファーになったガータンより_(タイトルの方が本文より長いかもの2322文字、短編です)

2010_NH_T6262

おはようございます。

ところどころで虹が出ているノースハワイです。

南にあるキロナル・ブイを大きく持ち上げた南うねりは、

なぜかサイズを上げることなく、

昨日と同様のブレイクを見せている。

2010_NH_T6235

これが海の不思議で、

「ブイが上がれば絶対に波が高くなる」

と信じこんでいるサーファーたちをあざ笑うかのような同一サイズだ。

11秒間隔の波と、

15秒の違いは、

倍ほどの高さの違いがあるときもあるし、

こうして何も違わないときがある。

波にはまだこういった不思議が隠されているのも魅力なのだろう。

あいもかわらず風が強く、

ガスト計測で風速15mは軽くある。

(ガスト、gust=突風)

こんな東からの強風だと、

沖に位置していて、

横風となるホワイトハウスでは、

もう波乗りというより運試しに近いテイクオフとなり、

恐怖に鈍感なパパジョニーだけがパドルアウトしていた。

俺はビームスブックの締め切りが近づいているので、

波乗りをあきらめて、

1.原稿

2.DMのデザイン

3.展示物の発注

4.Tシャツのデザイン

5.雑誌社等へのパブリシティ依頼

6.掲載用の作品の最終編集

等をしにオフィスにやってきた。

弊社グライドアテンダント(GA)に戻ってきてくれた池田潤ちゃんからのメールで、

奄美大島でのジマン・ノーズライドが動画から切り出されて送られてきた。

ナキノーズライド

cJun Ikeda Media

「昨今のノーズライドはね、

ストリンガーより外側を踏むのはダサイと言われているけど、

実際はどうなんだろね。ワハハ?」

とうんちくをいただいたが、

俺はD先輩風に

「ケー・ネーよ(関係ねえよ)」

とふざけて叫ぶと、

横にいたクリスちゃんが

「マジッスカ!」

と日本語で返してきた。(笑)

そんなことを思い出していたらクリスちゃんからのメールがやってきた。

CW TSHIRT

“With love,
30 handmade canvas t shirts coming your way! ”

「愛と一緒に、
30枚の手作りキャンバスTシャツがそちらに行きマス!」

とあった。

こういう以心伝心的なことが最近特に多く、

遠くの友人たちが時と場所を越えてつながっていることを知り、

しばしのあいだ満ちていた。

満ちるといえば、

今日はものすごい満潮で、

昨夜そらを見たらほぼ満月だった。

今年は元日が満月で始まった年なので、

満月には縁があるなぁ。

20100624_North Hawaii_T6324

「アロハと共に生きよう」

という映画館の看板を見てハワイを知り、

「30分だけ」

と闘牛岬に行くと、

P1000011

闘牛岬の入り口に牛がいた。

牛は珍しくないけど、

近くで見るとやはり大きな動物で威圧的だった。

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地方議会議員候補のブルース・プリーは、

AVISOバッド・レイに新しいFCSフィンを付けてご満悦。

https://www.nakisurf.com/brand/aviso-model.html#badray

波乗りはこうして現場に行くと、

さまざまなアップデートされた新商品を見られることができる。

P1000020

こちらはノースハワイのシェイパーたち。

左はケリー、

そしてブルース・イシノのにっこりローカル。

ケリーはNAKISURFを通じて、

日本に自慢のボードを卸したいのだが、

ノースハワイーホノルルー日本という輸送コストがかさみ、

かなりの値段になるので、

それはむずかしいのだろうな。

P1000018

今日はノーズライドというか、

ゆったりグライドがしたくて、

ミニノーズライダー5’11″(180cm)でサーフした。

あっという間のセッション。

水温は温んだのだが、

風が強いので、

トランクス一枚だと冷えてしまった。

ヒーターをつけながらオフィスに再び戻ると、

大河(タイガー)くんこと、

ガータンのお父さんからメールが届いていて、

「もうNAKISURFに夢中です。

ゲームボーイなんか目じゃありません。

サーフィンが本当に好きになったようですよ」

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/13572

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とランドセルにNAKISURFステッカーを貼ってくれていた。

ガータンってまだ小学生で、

たった8歳だったんですね。

大きいから中学生くらいだと思っていました。

で、NAKISURFでは最年少サーファーとなります。

こうして66歳のフレちゃん、

51歳のきんちゃん、

50歳のD先輩、

44歳の俺と潤ちゃん、

37歳のドノヴァン、

30歳の勇人さん、

20歳のクリスちゃん、

12歳のノア、

8歳のガータンが同じフィールドで遊べる波乗りというのはやはりすごい。

taiga1

彼にとってもすばらしい夏のはじまりだと感じている。

東京に住む彼にとっては、

海に行くだけで夢のような時間なのでしょうね。

高速道路に乗り込むとすぐに

「海着いた??」

「まだだよ?」

と言ったら朝が早かったせいもあり、

すぐに彼は寝てしまった。

海に到着してから

「着いたよー」と起こすと、

「あれ、もう海なの?寝てたからワープしたみたい!」

とうれしそうに言っていたことを思い出した。

少年少女はもっと海で遊びましょうね!

そうだ、ガータンは小さい頃沖に流されたことがあり、

海がとても怖いそうです。

そこで、

安全のために蛍光色で、

浮力体を入れた子ども用ウエットのサンプルを現在製作中です。

目立つ色で見失わないようにと、

浮力があれば沈みませんから安心なんです。

まずはガータンが試しますね。

サングロウ社のI氏、

どうぞよろしくお願いします!

時間がすばやいのか、

俺が遅いのかはわからぬが、

気づいたらもう金曜日なんですね。

すばらしい週末をお迎えください。

梅雨は一休みしているようですが、

このまま真夏になるのかなあ。

水不足だけが心配。

暑い今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

明日もよろしくお願いします。

チャオ!