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ブイ１計測値。
11 feet@13seconds.
うねりは半分ほどに下がったが、
あいかわらず恐ろしいイナリーズである。
誰が妖魔の封印を解いたのか？
重く、冷酷で、魔物のような鎌首は、
呼吸をするよりも速く、
俺に襲いかかってきた。
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ひさしぶりにBD3に乗ったり、
またネオシングルフィン”ハートブレーカー（仮名）に戻ったり、
はたまたBWGだったり。
こういう火炎烈風に似た波に乗ると、
サーフボードというのは
”乗りもの”というより生きものに感じる。
こんな漢詩を得た。
「それは剣に非（あら）ず、槍に非ず、斧に非ず。
容赦なき青波魔物虚空、深き洞穴ここに。
そこから蹴りて逃れるには、灼魂を抱（いだ）き、
淵を降（くだ）りし、無に還（かえ）る」
美腹公 志村鉄砲（コール・ピストルモデル）を蹴りて穴蔵を探り
稲荷 果轟音もて意志を震わす
快晴 明朗無風なれど新月潮牽いて
帰して 凄絶波胸奥（きょうおう）に美酒想う
上の漢詩風のは早川さんなんです。
そうだ、
「志村＝コール・シムラー」
って、知っていましたか？
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/16330
「鉄砲＝ピストルモデル」
https://www.nakisurf.com/brand/cole.html#pistol
クジラ観察ツアーの成功例。
車内にあったiPhoneが熱くなりすぎて、
こんな表示が出た。
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フレちゃんと勇生さん。
何を話していたのか。
ホワイトハウスのパパジョニーがイシハラマートにいた。
「イナリーズの沖で、
新しい（ジェット）スキーでトーインしてきたのだ」
と言うので、
「偶然だなあ」と驚いた。
じつは昨日俺もチャバに引っ張ってもらってバレルインを果たしていた。
世の中不思議です。
パパジョニーについてのリンクを下に。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15204
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15930
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15763
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メキシコからメールがあり、
それはマテオことマット・ハワードだった。
なんだかこんな夢波の前で生活しているそうで、
「3月から6月がいいからオイデオイデ」
と言っている。
メキシコ恐るべし。
そして俺は本場のタコスを食べながらこの波に乗ることができるのであろうか？
ロマンチストとリアリストの出会いが果たされたのか、
このままロマンで終わるのかは、
乞う期待なのであります。
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