Cole All New

The Praying Mantis for AVISO!

完成したプレイング・マンティス。

安産だと思われていたニューモデルは、

着手からじつに４ヶ月を要するものだった。

彫りの深いダブルウイングバットマンテイルは、

全ての水流と、思想を後ろに押し流す。

長さ、幅、厚みの三つだけといういつものサイズ表記は、

5’6″ 19-1/2″ X 2-5/16″という数字が並んでいた。

そして[68A-PM]というマスターデザインの記号。

2012年のコール。

BDシリーズからはじまり、

キャノンボールで培ったミニボードでの極小エントリーロッカー。

世界的ヒットとなったグラスホッパー、

ルースキャノンでのワイド版ショートボードはコロヘ・アンディーノをして、

ベストデザインと言わしめた総合芸術。

そして「ハイパフォーマンスモデル」

と1980年代から追求してきたHPSシリーズに代表されるショートボードの粋。

「コンケイブデッキを作ろう」

とひとひねりして完成したBAZOOKAは未曾有のヒットモデルとなった。

最近の歴史を振り返ると、

2001年にネイザン・フレッチャーが移籍先に持ち込み、

2002年シェイパー・オブ・ザイヤーの原型となった

『ファイヤーフライ』があり、

それまではトライ一辺倒だったサーフボードデザインを一新した。

COLEがネオクアッド時代の幕を開いたというのは、

知られていそうであまり知られていない事実だ。

資本を入れずに、個人で細々と活動を続けるコール。

なので、他社のようにプロにサポートはできないのだが、

それでもプロたちは自身の資金でコールボードを購入している。

故アンディ・アイアンズもそうであったし、

ジョディ・スミス、クリス・ワード、ディノ・アンディーノ、

ブルース・アイアンズ、マット・アーチボルド。

トム・カレンまでもオーダーしていたのには驚いた。

さて、プレイングマンティス。

5フィンのマークがあるので、

クアッド、トライ、そしてツインスタビライザー仕様となっている。

細かい詳細は、

これから掲載するコール・PM（プレイング・マンティス）インタビューに譲るが、

この美しさといったらランボルギーニやフェラーリに代表されるシルエットと同様だ。

モーターサイクルだと、Shinya Kimuraさんだろうか。

あれだけ、

あれほどまでに時間をかけて、

遂に納得したアウトラインと、

ロッカーがここにマスタープラグとなって完成。

これがAVISO社に行き、

クローンされ、気鋭のニューモデルとなる。

BD3狂いの俺琴線に触れる幅広ニューモデル。

体重60kg前後の船木用には、

現在コールが5’4″をシェイプ中です。

コンケイブの正確さ、美しさの推移。

待ちに待ったマスタープラグにAVISO王子ニックも喜びを隠しきれなかった。

これは体重75kgという彼モデルとなるのですね。

これからAVISOプレミアムシリーズでマスタープラグを作り、

NAKISURFで先行販売していきます。

先行販売の詳しくをこれから発表します。

多くの人に乗っていただきたいので、

価格とサービスの『先行予約大特典』に加え、

「30日間お試しプログラム」を実行しますので、

どうぞお楽しみに！

これからAVISO社と話を詰めていきますね。

シェイプ終了後のコールの顔が、

やたらとキリリとしていたほどの完成度。

麗しいコンケイブ状態も上の画像に写っています。

COLE/AVISOプレイング・マンティスの状況と詳細は、

またこのブログとスタッフブログでお知らせしますので、

どうぞお待ちください！

間違いなくCOLE最高峰の自信作となります。

グリーンルーム・フェスティバルの余韻がまだあるようで、

あのステージの興奮の熱が体にあります。

原宿はビームス・カルチャートさんに行き、

主宰の永井さんにブライアン・ベントから託されたTをお見せしました。

永井さんもブライアンマニアなので、

写真には写っていないが大喜びされていました。

クリスちゃんのTシャツもそろそろ千葉に届いた頃でしょう。

クリスちゃんもフィッシュフライに向かっています。

金曜日到着なので、当日はどこかでサーフします。

それではすばらしい日に！

関東は晴れてきました。

波が良さそうなので、行ってきます。

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