こんにちは、いかがお過ごしですか?
「(船木用の)プレイング・マンティスが二本届いた」
と昨日ここで書きました。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/34955
各マジックボードの創造主コール。
グレイトシェイパーに対し、
サーフ教では、
無から最良以上を誕生させた者と称して
創造神という称号を与えている。
性能の良いボード=マジックボード。
マジックボードを多数産み出すサーフボード造形者、
つまりシェイパーに対して、
超越的な神として崇め、奉っているのでしょうね。
サーフィング世界の首都サンクレメンテ。
その街のシェイパーで、
その唯一無二なる存在を確実なものとしているコール・シムラー。
彼の持つ技術と、タッチの全てを結集させたニューモデルが
『プレイング・マンティス』。
コールによるモデル説明には、
以下の文章が記されていた。
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【PRAYING MANTIS】
卓越した回転性と、
瞬時にターンに必要な速度到達を可能にした、
新開発の昆虫シリーズ。
エントリーエリアの拡大と、
数十年もかけて開発を続けてきた効果的なボトムコントゥアーと、
私が独自に編み出したソフトレイル。
どの幅広ボードをしのぐ処理能力を備え、
参考体積が27CL(5’6″ 19-1/2″ X 2-5/16″モデル)でありながら、
最高峰のクイックさと、
長くボードを傾けられるドライビング性能を可能とした。
グラスホッパーやルースキャノンで培ったコンケイブと、
フラットロッカーの新アルゴリズムにより、
ボード全長がさらに短くなり、
テイクオフ時に発生するノーズディグ(パーリング)を効果的に除去。
マニューバーエリアの拡大と、
高精度のライディング達成に大きく貢献できるモデルです。
さらに、その卓越したパフォーマンスを背景に、
3フィン、4フィン、
ツインスタビライザー装着時の許容範囲を大きく拡げ、
操作の自由度を高め、より多角的、
高次元で柔軟なる挙動を楽しめる。
COLEプレミアムシリーズで設定された
『ダブルウイング・バットテイル』
を標準装備。
これはテイルラインを短くすることと、
アウトラインを鮮やかに引き絞っている。
これでバックフット(後ろ足)のステップバックを容易とし、
さらには強く、確実なターンを可能とした。
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船木解説の詳しくは、こちらへ。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/34413
ということで、
写真集のフォトセレクトで忙しかったが、
NAKISURFの創成時のメインスタッフである若こと、
WCSKがやってきたのを口実にサーフする時間を見つけて、
サンディエゴのノースカウンティ、
オーシャンサイドに行ってきた。
高級アパートを背に、
異常発生しているエイに気をつけながらすり足で進んでいく。
俺のマンティスの初乗りは、
気になっていたカハナ製を選択した。
(若がカラーフォーム製に乗ることとなった)
俺が大得意としているフィンセッティングは、
RATIOツインスタビライザー。
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/list.php?Search=RATIO
これは短いボードに絶大なる効果を発揮するのです。
波質は、
どっぷりと干潮のオンショアのよれよれビーチブレイクだったが、
セットで腰程度あったので、
「最高最高」
とパドルアウトして、
やってきた波に乗ったらその加速に驚いた。
か弱い波斜面なのに、
フルスピードで走れるのです。
ウイー!!
っという気持ちのまま波のトップを走り抜けた。
このセクションのシークエンス画像があり、
これで波の弱さに対しての、
持続する加速性能&安定性がわかるだろう。
速度があるので、
「浮き」感もばっちりで、
泡からの脱出も普段より速く、
そして波の前に出ていると感じた。
バックサイドのラインもより精確に、
そしてえぐるように鋭角に、
全く速度が落ちる様子がなかった。
この弱々しい波に乗っている感覚がない。
プレミアムシェイプとは、
こういうことを言うのだろうか。
このように泡にヒットさせてもボードが全て浮いたままとなる。
普通はこの程度の波だと、
よほど速度が出ていないとこう浮かないものだが、
カシュ、カシュと前に前に出て行くターンが印象的だった。
しなるカハナ素材も感じ、
さらにはエポキシ製と高硬度が織りなす水離れ製も持ち合わせており、
マンティスの性能と相乗効果をしているように思えた。
AVISO製が楽しみであります。
さて、こちらは若。
マンティスのカラーフォーム版で、
同じく緩い斜面をうんならかしていた。
バックサイドでもこの通り。
「やばいです。オモシロイくらい板が軽く、
走りもノリノリです」
という感想を受け取った。
予定の45分が終了し、
このあいだのスケートボードセッションでおぼえた人間バレルで遊ぶが、
このときはエイがいることを忘れていた。
危ない危ない。
ちなみに若はクアッドセッティングでした。
マンライX2の俺たちでした。
さて、クリスちゃん家に行ったのだが、
それは彼に用事があったのか、
それともフラッフィーに会いたかったのかはわからない。
みー。
南房総のロスカボス在中のエリカさまより
「私の友人宅で、
フラッフィーみたいなネコちゃん(♀)がいました!」
とメールがあり、
この写真を送ってきてくれました。
おお!
これはフラッフィーそのままで、
ヌイグルミっぽく、
「ナスガママ系」というのも似ていそう。
なんと彼女はノラネコ出身で、
下手をすると、
「なめんなよ」という斜め視線猫か、
人間を見ると隠れる「ヒト不信派」となってしまうのに、
このゆるやかさと穏やかさはすごい。
鈴がついている。
チリリン?。
ただフラッフィーとジョアンの違うところは、
足が白でなく黒ということ。
とすると、
フラッフィーと白黒コンビが組めそうで、
それは291ほどかわいいネコでありました。
みー。
ということで本日のブログ終了です。
さて、BEAMS写真集に戻ります。
ハードカバーの硬い紙に表現できるような作品選びを心がけている。
すばらしい日になりますように!
今日もありがとうございました。
すばらしい日にしてくださいね。
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