「オハヨゴザイマス」
と早起きしたクリスチャン。
「30ドル出して、バレーパークか、
急いで行って15ドルのビーチパーキングに入れましょう」
とタイちゃんの家から本日をスタートさせた俺たち。
ボードはCANVASパーチェス9’8″
彼の弟カーソン使用のストックボード。
405、エリス、ブルックハースト、
そしてPCHというルートで、
夏の狂騒の代名詞HBこと、
ハンティントンビーチにやってきました。
カリフォルニアでの夏イベントの代表USオープンであります。
ハーレーCUTSさんはどこにいらっしゃいますか?
コンテストサイトは、
毎日何万人もの集客を見込んで、
それはそれはすごいことになっていた。
しかも年々規模が上がっているというのだからすばらしい。
ちなみに去年の集客がのべ50万人!ということで、
今年はさらに多くの集客を見込んでいるという。
本場のサーフィン熱はものすごい!
うれしい!
明日の決勝日は、
浜に人があふれるのでしょうね。
昔OPプロ、今USオープン。
コンテストには興味がなくなって、
来なくなったけど、
友だちが出るのなら別です。
到着すると、
ジュリアン・ウイルソンがエアをぶちかましていた。
彼はコールボード信者で、
このボードもその系譜をたどっているに違いない。
Dセンパイがこれを見たら
「完璧クヌヤロだ、291ね!」
と言うだろうな、
とにやけながらビーチを見ると、
Dセンパイがファンに囲まれていました。
これは嘘写真です(^^)
支度を終えたクリスチャンがヒートに向かうべく、
ウオーミングアップを兼ねて走ってきた。
「GOクリスチャン?!」
怒濤のパドルで沖に漕ぐクリスチャン。
FIGHT一発!
ココサンシャイン!!
リユニオン!
キャンバス!
まるでエネルギードリンクを宣伝するかのような絵であります。
由緒正しきUSオープンの準決勝ではあるが、
クリスチャンのグライドは次元が違うというか、
それは完全なる滑走だった。
いきなり乗った弟のボードとは思えません。
あげくの果てには、
「はいよ!」
とハンドテンを軽くメイクして、
群衆からどよめきが先に起きて、
次には大きな拍手がハンティントンビーチを埋め尽くしました。
難なく決勝進出したクリスチャン。
応援しにきた人が勝つとうれしいが、
負けている人も同数いるからあまり喜んではいけない。
「コンテストがなければ全員が勝てるのに」
といつものフレーズが浮かぶが、
この場でそれを思うことすら不粋なので、
こころ深くにその考えをしまいこんだ。
子どもにハイタッチをせがまれ、
大喜びのクリスチャン。
後、俺の知り合いではジョエルと、
タイちゃんが出場していた。
決勝には、
クリスチャンとジョエルしか行けなかったけど、
タイちゃんもいい波乗りをしていた。
遠くに車を停めて、
ずっと歩いてやってきて、
大勢に声援を送られながらサーフィンするのはプライスレス。
波乗りは楽しいものですものね。
スクープ!
なんとハンティントンビーチで
『逆真会』門弟を発見。
こちらは撮影中だったので、
お話はできなかったけど、
真の位置に貼ってあるのがうれしかったです。
17歳の富(トミ)くんもクリスチャンの応援にやってきました。
ペニースケートが良くお似合いですよ。
駐車場では、
ペニー団ハンティントンビーチ支部の子たちが遊んでいた。
俺は後ろ足でキックだけど、
アメリカの子は前足でキックするのですね。
見ていると、8割程度の割合で、
前足キックでした。
スーパープールに行くと、
ハーちゃんことハービー・フレッチャーの孫
グレイソンがものすごいスピードでスケートしていた。
祖祖父がウオルター・ホフマン。
お父さんがクリスチャン・フレッチャー、
叔父さんがネイザンというのだからすごい家系です。
クリスチャン・ワックのトップターンがあったので、
ここにおまけショットとしておいておきます。
ピアの上からロングボードにおけるゲッティングアウトの検証をしたので、
それはまた明日ここに書きますね。
それではおやすみなさい。
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