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のべ50万人を観客動員するUS OPEN of SURFING 2012_クリスチャンの準決勝_(1643文字)

「オハヨゴザイマス」

と早起きしたクリスチャン。

「30ドル出して、バレーパークか、

急いで行って15ドルのビーチパーキングに入れましょう」

とタイちゃんの家から本日をスタートさせた俺たち。

ボードはCANVASパーチェス9’8″

彼の弟カーソン使用のストックボード。

405、エリス、ブルックハースト、

そしてPCHというルートで、

夏の狂騒の代名詞HBこと、

ハンティントンビーチにやってきました。

カリフォルニアでの夏イベントの代表USオープンであります。

ハーレーCUTSさんはどこにいらっしゃいますか?

コンテストサイトは、

毎日何万人もの集客を見込んで、

それはそれはすごいことになっていた。

しかも年々規模が上がっているというのだからすばらしい。

ちなみに去年の集客がのべ50万人!ということで、

今年はさらに多くの集客を見込んでいるという。

本場のサーフィン熱はものすごい!

うれしい!

明日の決勝日は、

浜に人があふれるのでしょうね。

昔OPプロ、今USオープン。

コンテストには興味がなくなって、

来なくなったけど、

友だちが出るのなら別です。

到着すると、

ジュリアン・ウイルソンがエアをぶちかましていた。

彼はコールボード信者で、

このボードもその系譜をたどっているに違いない。

Dセンパイがこれを見たら

「完璧クヌヤロだ、291ね!」

と言うだろうな、

とにやけながらビーチを見ると、

Dセンパイがファンに囲まれていました。

これは嘘写真です(^^)

支度を終えたクリスチャンがヒートに向かうべく、

ウオーミングアップを兼ねて走ってきた。

「GOクリスチャン?!」

怒濤のパドルで沖に漕ぐクリスチャン。

FIGHT一発!

ココサンシャイン!!

リユニオン!

キャンバス!

まるでエネルギードリンクを宣伝するかのような絵であります。

由緒正しきUSオープンの準決勝ではあるが、

クリスチャンのグライドは次元が違うというか、

それは完全なる滑走だった。

いきなり乗った弟のボードとは思えません。

あげくの果てには、

「はいよ!」

とハンドテンを軽くメイクして、

群衆からどよめきが先に起きて、

次には大きな拍手がハンティントンビーチを埋め尽くしました。

難なく決勝進出したクリスチャン。

応援しにきた人が勝つとうれしいが、

負けている人も同数いるからあまり喜んではいけない。

「コンテストがなければ全員が勝てるのに」

といつものフレーズが浮かぶが、

この場でそれを思うことすら不粋なので、

こころ深くにその考えをしまいこんだ。

子どもにハイタッチをせがまれ、

大喜びのクリスチャン。

後、俺の知り合いではジョエルと、

タイちゃんが出場していた。

決勝には、

クリスチャンとジョエルしか行けなかったけど、

タイちゃんもいい波乗りをしていた。

遠くに車を停めて、

ずっと歩いてやってきて、

大勢に声援を送られながらサーフィンするのはプライスレス。

波乗りは楽しいものですものね。

スクープ!

なんとハンティントンビーチで

『逆真会』門弟を発見。

こちらは撮影中だったので、

お話はできなかったけど、

真の位置に貼ってあるのがうれしかったです。

17歳の富(トミ)くんもクリスチャンの応援にやってきました。

ペニースケートが良くお似合いですよ。

駐車場では、

ペニー団ハンティントンビーチ支部の子たちが遊んでいた。

俺は後ろ足でキックだけど、

アメリカの子は前足でキックするのですね。

見ていると、8割程度の割合で、

前足キックでした。

スーパープールに行くと、

ハーちゃんことハービー・フレッチャーの孫

グレイソンがものすごいスピードでスケートしていた。

祖祖父がウオルター・ホフマン。

お父さんがクリスチャン・フレッチャー、

叔父さんがネイザンというのだからすごい家系です。

クリスチャン・ワックのトップターンがあったので、

ここにおまけショットとしておいておきます。

ピアの上からロングボードにおけるゲッティングアウトの検証をしたので、

それはまた明日ここに書きますね。

それではおやすみなさい。


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