こんにちは、
ドナルド(ドナルド・タカヤマ)の夢を見ていました。
ビジネスではつながりがなかったが、
彼のシェイプルームにはときおりおじゃましていた。
彼が亡くなる前に、
写真のDukeボードのシェイプを拝見させていただき、
人生をかけて培ってきたシェイプ理論を長い時間をかけて話してくれた。
印象的だったのが、
NALU誌の仕事でトミヤマさんと行ったときのこと。
ドナルドは目をレーシック矯正したのだが、
その週は目が相当痛かったそうで、
「ドナルドさんは、
機嫌が悪いのでアポイントメントの時間に行っても会えませんよ」
とドナルドで働いていたリイコちゃんが教えてくれた。
でも日本からトミヤマさんも来ているし、
ということで工場に向かうと、
やはりご機嫌斜めということだった。
でも、知った私の顔を見ると、
「まあ、少しならいいだろう」
ということでインタビューと取材が始まり、
ご飯までごちそうになり、
結局ドナルド家まで招待してくださり、
取材は大成功となりました。
「これも彼が写真と雑誌に己の姿と言葉を残したかったのだろう」
と、今となって断言できるのです。
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ドナルドがいなくなると、
タイちゃんことタイラー・ウオーレンと仲良くなった。
それまでは海で、
またはイベントで会って話をするくらいだったのが、
ドナルドと入れ替わるようにシェイプを見たり、
サーフボードデザイン論や歴史を語ってくれたりするようになった。
もしかしたら人の魂は分割化していて、
ドナルドの『サーフ魂』が、
タイちゃんに宿ったと考えてみたら、
説明が付くことなのか。
窓の外の春風に揺れる花を見ながら考えていたのです。
ただタイちゃんはオルタナティブ界の旗手ですね。
ちょうど発売されたばかりのBLUE誌の巻頭コラムで、
そのことについて書きましたので、
よろしければ読んでみてください。
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ドッキー工場で見かけたフィンレス。
10数年前にドノヴァンに作った個体のレプリカだという。
そしてアメリカ国旗カラーのBWT、
グリーン&ホワイトのフライングタートル。
自分もバリエルフォームでBWT変形をオーダーしています。
インスタグラムで見つけたこのバレルは、
怒超級のパワー波だろう。
バレルの丸まりかた、
ホワイトウオーターの弾けかた、
リップの厚みを見て実際の波を想像するのは楽しい。
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