こんにちは、
あっという間に週末ですね。
そして4月も終盤にさしかかってきました。
週末の予定は立てられましたか?
今日のこちらはオンショアだったのですが、
おかげで空いている海でたっぷりと波に乗って、
友だち全員が楽しめました。
サーフィングは無風やオフショアが最高ですけど、
波情報等の発達ということもあって、
やたらと混んでいます。
「波質は落ちるけど、
空いているオンショアも悪くはない」
そんなことを思いながら沖で波待ちしていました。
もうひとつ気づいたのが、
オンショアには、
重いボードの方が調子良いということです。
重いボードなら、
波面にあるコブ起伏をそこまで拾わずに快走でき、
しかも推進力があるので、
波から波へのトランジッション(移行、通過)もしやすかったです。
重いボードをお持ちの方はこんな日にぜひお試しください。
当日突然オンショアだった場合は、
ワックスをたっぷりと塗り込んで重くするという裏技があります。
重いボードでのウナギクネクネをしたのですが、
その独特の足首に伝わる反動がうねりとなって、
ランバダを踊るような気持ちになって楽しかったです。
1970年代のやたらと重いボード。
乗りづらく、
スピードが出しにくく、低い操作性。
昔の人はこんなボードでどんな波にでも乗っていたのですね。
尊敬しながら、その難易度が高いことを愉しむという、
少し裏技的なこともしました。
マックスは前出のオールドボードと、
このモダンシングルも上手に乗りこなしていた。
彼はサーフィン世界に入って間もないからこそ、
こういう新しい感覚に順応しやすいのかもしれません。
クリスちゃんとコーリーのCANVASコンビ。
コーリーはレースカーに興味津々ですね。
クリスちゃんとフィン位置、
レイク、そしてテイルラインに対して設置する際は平行なのか、
それともストリンガーに対しての角度がいいのか。
そんな終わりなきことを話していました。
ひさしぶりにシャンパンに乗って、
すばらしいサーフセッションでしたよ。
@maxshralp
マックスが写真を撮ってくれました。
□
以前にちらりと書きましたが、
廃材で作るアートプロジェクトが進みはじめています。
素材はサーフボードの切れ端、
はぎれクロス、そして余った樹脂だけ。
それだけ、全てゴミ箱からのものです。
ライアンやドッキー、
コールたちのシェイプルームから捨てられたブランクスの切れ端。
使い終わったサンディングペーパー(紙やすり)。
ボードの幅以上の、
つまり余ったガラスクロス。
ラミネート(グラッシング)後の余った樹脂。
これも残ったティントカラー。
ブランクスの上にアートペーパーを置き、
樹脂をかけてブランクスとアートペーパーをなじませます。
アート作品が樹脂に永遠に閉じこめられる瞬間です。
樹脂が落ち着いたらクロスをかけます。
デイブが手伝ってくれました。
デイブは、
私の技術というか、
あまりの凹凸に直したくなったようで、
スクイージを使って鏡面加工をしてくれました。
さすがデイブ・ネイラー、
本当にすごい。
ちょうど余ったブルーティントがあったので、
それを作品の周りにマットか額のように塗り、
渾身の完成!
これが廃材だなんて信じられマセン。
ライアンに「ドーデスカ!」と見せびらかすと、
「すごいです!」
ずっと魅入っていてくれました。
どんどん作っています。
樹脂の扱いも上手になってきましたよ。
このプロジェクトに名前がつきました。
『SECOND LIFE PROJECT』
セカンドライフ、
つまり第二の生というアート作品です。
もしこれが大きなムーブメントになったら、
すばらしいと思います。
『ヨキー』こと、
ジェフ・ヨコヤマがバターゾーンをオーダーしてきました。
さすがマニアックな色指定です。
シェビィを検品するライアン。
私作の「Rush(至急)指定」。
大谷さんが空手の達人だとは知らなかった。
これじゃXマンか、キャプテンアメリカですね。
それではすばらしい週末となりますように。
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。
■