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naki's blog

奄美のささやか波で、ニコリンサーフの少年たちと私たちはギザギザハートの子守歌_(1359文字)

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おはようございます。

暑いですね〜!

昨日は列島のほとんどが真夏日だったようですね。

ほぼ常夏奄美は、

盛夏100%というほどの陽射しと空でした。

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あいにく波は小さいけど、

こんな日こそサーフするぞと、

グリーンヒル・ビーチにマックスとふたりで降りていった。

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そよ風のようなささやかな波。

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マックスとシェビィデラックス。

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「極小波、楽しいです」

と小青波をポンピングするマックス。

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「どうしてこんな波で、

しかもふなきさんのボードなのに乗れてしまうのでしょうか」

(マックスの体重は65kgで、私が59kg)

テツガクケンキュウするマックス。

すばらしき奄美をたっぷりと楽しんでいる一人です。

[後日の補足]

マックスは初級、私は上級なので、

この6kgの浮力差は大きく、

さらにこの日の小波コンディションは、

通常マックスレベルであれば、

私のボードには乗ることができないはずです。

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マックスは噂のスタンプでも乗りました。

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奄美次世代の大智くんもスタンプに興味津々。

あまり話す子ではないのだが、

「これは、スポンジボード、ですか?」

珍しく口を開いた。

「乗ってみる?」

という私の問いに笑顔で返事をして、

しばらくボードの概要を見てからパドルアウトしていった。

堅実な子です。

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島が育んだ純粋な子。

17歳になっても子どもの時と同じニコリンサーフ。

悪いローカリズムのかけらひとつもないのは、

これも周りの人たちがすばらしいからということに他ならない。

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この波でオフザトップをしていく。

水深は膝もなく、

しかも生きたリーフでギザギザハートの子守歌。

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リーフだからこその癖波。

純粋に正しく乗っていく大智くん。

波乗りスタイルと性格が一致しているよくある例。

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大智くんのともだち松元龍文(りゅうぶん)くん。

スケートボーダーで、

本日が初キャッチサーフ。

夏ですね。

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サーフ後のこの笑顔。

すばらしい島の子。

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私もボードの厚み二倍程度の波に乗りました。

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干潮になってきて、

水深がほとんどなかったので、

ワイプアウトするわけにはいかないセット波のテイクオフ。

タヒチみたい。

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乗り継いで岸まで来られました。

スタンプくんの浮力はものすごい。

5’0″サイズで88kgのサーファーが普通に乗っているという報告です。

次にシェビィデラックスに乗り換えて、

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ひさしぶりの「クヌヤロターン」。

スプレイに自己満足。

Dセンパイはいずこ。

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小波スペシャルは数あれど、

この浮力と鋭さを両立させたボードというのは珍しい。

遊びすぎてお昼になってしまったけど、

朝ご飯を食べにグリーンヒルさんに戻る。

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おかあさんとマックス。

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マックスはシングルオリジンの深煎り豆と、

ハンドミルを持ち込んで、

それは絶品コーヒーをハンドドリップで入れてくれた。

すごい人です。

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おとうさんが作った野菜をたっぷり使ったご朝食。

OEC!(おいしい)

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グリーンヒルさんのユーティリティプレーヤー。

働き者の太樹(たいき)くん。

NAKISURFの初期Tシャツを着てくれています。

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昨夜の夕食という名の宴会。

鎌倉和楽家具の豪(ごう)くんもけんくんも来ています。

彼たちは初期イナリーズ仲間なんですよ。

合い言葉は「ぜひー!」。

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レイアと、カラニとカラエくん。

(カラニ・カラエで澄み切った空という意味。ハワイ語)

すばらしい兄弟愛。

日曜日。