こんにちは、
いよいよ7月ですね。
梅雨も出口が見えてきたようですね。
こちらサンクレメンテ(カリフォルニア州)はずっと曇天。
これはこちらの沿岸気候の、
この季節特有のもので、
『ジューン・グルーム(JUNE GLOOM=6月の憂鬱』
と呼ばれているものです。
まあこれが季節というものなので仕方がありません。
そんな中、
話は昨日の日曜日のNATION/CANVASファクトリー。
弊社はぎうだのパーソナルボードが完成しました。
『CANVASフロウ(テストモデル)』
ヤスが日本に持っていくと伝えると、
日曜日だというのにライアンが工場を開けて待っていてくれた。
さてこのFLOW。
ボードデザインとしては、
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/71739
『クルーザー』という位置づけであるため、
「シュレッディング」ではなく、
「ウェーブ・スライディング」側にあるボードがこれです。
私がピンときたのは、
これを究極的に絞ったピンテイルとし、
そこでのスライディング=グライドだったらさぞ楽しかろう、
ということ。
ワイデストポイントがノーズ側にあるので、
テイクオフが簡単で、
柔らかく、自由な滑走が可能となる。
きっとこれが苦手なのは細かいクキッという動きなのだろうけど、
元よりそんなターンはしたくないので、
ちょうど良いボードデザインとなりそうだ。
もうひとつの用件は、
「ねえライアン、インスタグラムにポストしたシャンパンは?」
「お!完成していますちょっとお待ちを!」
とツイン感嘆符でやってきたのはシャンパンXX(ダブルエックス)。
ロッカーを調整し、
テイルを狭め、テイルをダブルウイングで絞り、
よりパンチのあるボードと設定したのがこれ。
シャンパンの歴史的人気を受け、
その流れは崩さずに、
よりハイパフォーマンス寄りになるようにチューンしたのが、
このシャンパンXXです。
しかもご覧の通りのストーンウオッシュ加工。
じゃなかったブラックホットコート仕上げで、
ボードのクロス目の切れ端、
ロゴ(ラミネート)のクロス、
フィン周り全てがスケルトン加工みたいになっているのが、
感動的にかっこいい。
「どーですか!」
「うう、かっこよすぎて涙が出ます」
「でしょでしょ!ヘヘー」
「ライアン、ありがとうアリガト!」
と、ニマリンスマイルでサンオノフレにやってきました。
南西うねりが届き、
現在メインとなっているブレイクはここか、
ローワーズというローカル情報。
やはりというか、
タイちゃん(タイラー・ウオーレン)もいました。
この右側のボンザーボードは、
ウナクネ総帥ことアレックス・ノストのもので、
総帥の車をのぞくと、
ふたりで密なサーフボード談議をしていた。
彼らの周りには名作や銘作、
迷作、瞑作、命作、明作、
謎作ボードに乗ったサーファーが集まります。
キャンバス・パーチェイス。
「これでいいのだ」的なボード。
うまく言えないけど、元祖天才です。
□
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/55272
昨日ちょっぴり予告したのは、
千葉東浪見のクイックサーフセッションwith加藤さん。
この日はあいにくオンショアだったけど、
「ビーチブレイクそのもの」
という波でした。
レースカー4’10”
この波系でも最上級に楽しいボードデザインです。
パドルに自信がない方は大きめ設定とすれば、
よりふくよかで楽しい水平線を見ることができますよ。
バターゾーンに乗った美人さんがいて、
ちょっぴりサーフボード談議をしました。
堤防の北側に波が来ないので、
あきらめて反対側に移動することとした。
こちら側が風を受けているものの、
波数が多く、そしてサーファーも多かった。
NATIONシェビィデラックスに乗り換えて、
いくつかの記憶に残る波に乗りました。
COLEプレイングマンティスに乗る加藤さん。
『魂のスイーピングバック』を披露してくれて、
ここにいた全員が盛り上がったという一幕も。
すばらしいテイクオフ。
またレースカーに戻ると、
潮回りが良くなってきたようで、
それはすばらしきセット波に乗ることができた。
レフトの広く遠くまで伸びる斜面のはじまり。
マンライ三唱。
で、今このシェビィデラックスにZパッドを貼りました。
明日乗れたらいいな。
■