こんにちは、いかがお過ごしですか。
こちらは長い一日でした。
今朝はサーフィンライフ誌の取材があり、
カラちゃんこと、カラニ・ロブを撮るというので、
ネイト(・ヴァンダガスト)&トニーとで現地集合し、
カラちゃん合流便乗サーフとなりました。
自分の5’0″StumpをNAKISURF試乗用として寄贈してきたので、
ネイトに借りました。
デフォルトフィンのあまりのシャープさに驚き、
小石で刃をつぶしていたら、
ネイトに「危険がいいんだよ」と指摘されるも、
「これじゃヌイグルミの中にナイフが入っているようなもので、
危ないし、まったく意味がないよ」
と安全仕様としました。
みなさんも小石はもちろん、
紙やすり等でフィンに付いた刃を丸めてください。
「遅くなる」という人がいますがそれは100%迷信です。
道具は安全でないと、
楽しくサーフできませんから。
ソルトクリークの今日は、
ひさしぶりにほぼ晴れというコンディション。
あいにく膝腰波だったけど、
深みから浅瀬にぶち当たる小波はマイクロバレルとなっていた。
チューブはいいね。
元WCT選手だけあって、
カラニの波選択には全員が驚かされた。
的確でそして正確であります。
しかもビーター54のプロモデルのフィンレス。
ネイトはスーパーワン。
そして一本目からこのロックンロールフローター。
彼の性格がハードロックなので、
波乗りも激しいものになります。
たまにこうして宝石みたいな波が来て、
これはまるで伊豆の白砂青波の印象で、
さらには新島のカジヤベーカリーのコロッケパンの味を思いだした。
吉デー。
photo: Catchsurf.com
GoProで写真を撮っていたクリスの横でサービススラッシュ。
ネイトのフィンアウトエア。
たまにやって来る大きめのセットは、
もれなくバレルとなって、
メイクできないと膝程度の水深底に叩きつけられる。
かなり硬いし、
所々岩もあるので見た目よりも怖いのです。
フィンレスビーターのカラちゃんは、
こんなダウンザラインのハイスピードトリム。
やはりすごいサーファーです。
photo: Catchsurf.com
完璧なセッションに見えたカラちゃん。
でもこんな目にも遭っていたのですね。
攻める姿勢がやはりすごい。
マイクロミニバレルのすすめ。
ケリー・スレーター、ロブマチャド、
シェーン・ドリアンたちと同列だったニュー・スクーラーズのカラニ。
その筆頭株主の今はビーター・シュレッディング。
すごい。
こんなテイルアウトも魅せてくれ、
カラちゃんがハワイから引っ越してくれて、
本当にうれしく感じた日です。
photo: Catchsurf.com
フィンがついていないとは思えないターン。
聞いてみると、
「ボードのテイルを対角線上に踏むといい」
そんな指導をいただきました。
トッププロの指導は簡潔でわかりやすい。
本日最大のセットが入り、
やはりカラニがキャッチサーフ。
ショビットも軽く決めます。
スケートボードみたい。
オディシーログの長いレイルを活かして、
体全体で波にレイルをかませる愉楽。
photo: Catchsurf.com
クリスが水中から撮った画角はこうなります。
やはり水中写真は立体的ですね。
辣腕編集者のMIOさんは、
いつも取材対象のボードに乗ります。
しかも5’0″モデルを選ぶところに彼の味があります。
こうして記事を書くからラツワンなんですね。
さすがです。
最近はずっとサンオノフレだったので、
小粒ながら掘れる波はパワーがあり、
その滑走速度をボトムターンのバリエーションとしてみた。
こんなアジャストもまた楽しい。
photo: Catchsurf.com
カラちゃんとシェアライド。
柔らかいボードなので、
こういうことをできるがキャッチサーフの特徴。
そんな魅力のひとつであります。
photo: Catchsurf.com
GoProクリスはかなり近づいてくれるので、
こんな画角になります。
膝腰波とは思えないほどの迫力。
カラちゃんとボードを交代。
なんと一本目からスイッチスタンス。
クラシック。
今日の一番はこれで、
レフトとライトでの交錯クロスオーバー。
これでもプロ同士だとぶつかりません。
photo: Catchsurf.com
岸から見ているとふたりは近いけど、
実際はカラニがボトム側に逃げていた。
こういう技術があるからさらに安全なのです。
最後に大技『お昼寝クネクネ』を完全に決め、
インナースーツ+トランクス&Tシャツのセッションおしまい。
ちなみに水温は22度です。
裸でも30分くらいなら大丈夫。
だけど今日のセッションは長そうだったので、
冬のインナーを着て2時間OKとした裏技です。
背中温かで、動きやすいという特徴を得た。
Tシャツでふなっしーならぬ
「フナッツー」を表現してみました。
キャッチサーフにはゆるキャラが似合います。
ぷぷっ。
カメラを置き、
いよいよ自分がサーフする番となり、
カラニが投じるおじゃまビーターを避けながらサーフするクリス。
彼こそがキャッチサーフが誇る「やられキャラ」です。
元アメリカ在住で、日本から来た辣腕編集者と写真家も
底抜けに楽しいキャッチサーフ・セッションの魅力に感動していました。
このUSAキャッチサーフ版は以下のリンクに。
http://www.catchsurf.com/blog/2014/07/small-wave-fun/
マンライ終了で駐車場まで戻ってくると、
こんなにかわいいNATIONガールを発見した。
NATIONボードが増えていますね。
「ワックスはノーズまで塗りなさい」
ネイトに指導されていました。
実際にノーズ部分をつかみますからワックスは必要ですよー。
□
そのままキャッチサーフ本社に行き、
主宰ジョージと、
カラちゃんのインタビューをラツワンコンビが敢行。
キャッチサーフのジョージ&カラニ人柄がやたらといいので、
それはハッピーな取材タイムだったようです。
めでたしめでたし。
それからみんなでおいしいメキシカンランチをいただき、
時差ぼけ知らずのラツワンコンビはさらなる取材に、
私は仕事に戻りました。
ここからは昨日のサンオノフレ、フォードアーズ。
CANVAS Purchase 9’6″
クリスチャン・ワックから借りてきたログ。
そのボードで一本目からハンギングファイブをする三浦安間さん。
横山泰介さんを師に持つそれはグッドサーファーの写真家です。
そして鎌倉仕込みのスバラシグライド。
Catchsurf Odysea7’0″
今見ると、
これはMIOさんの前取材(今日のための)風景ですね。
ひさしぶりの夕陽。
カメラを構えるヤスマさんと私のマンライタイム。
やはり太陽は最高ですね。
グリーンフラッシュも出たのですよ。
撮ってすぐにラツワンMIOくんにジマンすると、
かなり驚いていたのがうれしい。
これは見たくてもあまり出ませんし、
自分にとってもしばらくぶりのグリーンフラッシュです。
ということでとってもラッキーな日でした。
それではみなさんもすてきな金曜日の夜をお過ごしください。
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。
すばらしい週末となるように
たっぷりとスマイルしましょうね!
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