こんにちは、台風8号は大丈夫ですか?
こちらの南うねりはまだ続いています。
キャッチサーフのクリスから電話があり、
カラフィアがすごいチューブになっているから来た方がいいと言う。
行ってみると、
ジョニーとカラニが一緒にいて、
みんなの情報をまとめると、
バレルは干潮に向かっていて、
クローズアウトばかりとなってしまったので、
Tストリートに行くということだった。
Tストリートは混んでいるメジャーブレイクなので、
そこをボイコットしている私は、
「行けたら行くね」
と、暗に行かないことを伝えると、
メインピークでなくて、
南隣のビーチハウスでやるので、
あそこは無人だから大丈夫だと説得されて、
心変わりをして行くことにした。
到着するとキャッチサーフの高校生軍団がいて、
それぞれ長さの違うオディシーシリーズで上がってきたところだった。
日本ではビーターでサーフする人のことを
「ビタ男」と言い、
ビーターでサーフすることを
「ビータる」とするのが業界内で流行っているそうです。
さらにはオディシーはそれぞれ
「オデ男」「オデる」。
いいね!
有名すぎるTストリートの歩道橋。
カラニ自身のプロモデル・ビーター54と一緒に
ポリエスターボードも抱えて降りてきたのは、
元ASP/WCTランカーのビタ男カラニ・ロブ。
ネイト・ヴァンダガストは、
NATIONのリック・ケインでした。
ビタることを決めたカラニ。
今日はツインフィンが付いています。
でもメインピークに行くという。
「止めようよ、混んでいるし」
という説得むなしくパドルアウト。
元ASPの人気サーファーの意志は固いのです。(笑)
沖に出ると、
ジョニーが7フィートでオデっていて、
こんなパワフルなボトムターンで進攻していった。
Tストリートのボスであるディーンもいた。
彼はサンオノフレ・サーフカンパニーを主宰するサーフ没頭人生の人であり、
ここでのサーフ歴が40年を超えていて、
ときおり昔のことを思い出してフラッシュバックするという。
ディーンの夢は「Tストリートで息子とサーフすること」。
しかしその息子デレックはボディボードに夢中で、
サンクレメンテのチャンピオンになったのだが、
突然サーフィングに目覚め、
今ではサーフィング一直線人生となった。
そのデレックの誕生日が今日。
ディーンの夢がかなったデレックの誕生日となりました。
ちょうど私もカメラを持っていて、
さらには全く行かないTストリート。
彼たちに呼ばれていたのでしょうか。
不思議な縁を感じました。
結局ビーチハウスでなく、
メインピークに入ったカラちゃんは、
その超混雑に辟易してすぐに上がってしまった。
やはり私の予言!?通りになりましたね。(笑)
それから朝食を食べに
アベニダ・ピコのアルバートソンモールにあるジュース屋さんに。
注文して、
待っている間インスタグラム投稿するカラちゃん。
私たちのオーダーが完成しました。
カラちゃんはオレンジ&野菜のジュースにアサイーボウル。
私はビーツとセロリ&ケール、
レモンの氷なしという超健康志向の逸品。
この朝ご飯の欠点がありまして、
お腹が空くということですが、
カラちゃんの肉体美を見ると、
真似するには食べ物からということです。
がんばるぞ。
そのままジュース屋の上にあるNATIONCANVASサーフボード工場に。
まだ朝が早かったせいか、
職人は誰もおらず、
昨夜だか昨夕に終わらせたであろう仕事を見ていた。
クリスちゃん/クリスチャン・ワックのパーチェイスが。
インディペンデンス・デイ@フォードアーズでも
これと同一デザインボードに乗っていたような記憶があります。
現在ホットコートを待っている、
またはホットコート済みのボード群。
あなたのボードはありましたか?
閑話休題。
CANVASサーフボードのショップに行くと、
ミゲールこと、マイケルかミッシェル、ミッチェルがいた。
なぜこんなに名前が多いのかと言いますと、
彼は世界各国のミゲール系の名前を使っているのだそうで、
「日本でミゲールをその当該名にするとどうなるの?」
と聞かれたので、
「Makoto 誠(まこと)はどうかな」と、
答えておきました。
人気の名前なのと、
”ま”行で考えてみましたがどうでしょうか。
クリスちゃんは家具備品を払い下げで見つけてきて、
「ナントこれら全てで20ドル(現在2120円)デス」
とジマンしていた。
ショップも壁の色が塗られ、
準備が整ってきたようです。
クリスちゃんを後にし、タイちゃんのところに行く。
そこにはタイちゃん印の8.5″フィンが完成していた。
フォイルもいいし、デザインも全ていい。
危ない刃も付いていないし、
さすがサーファーが作ったフィンです。
次にサーフィンライフ誌の取材にくっついて、
ハーちゃんこと、
ハービー・フレッチャーのアストロデッキに。
「ネイトを呼んでくるな」
弟を迎えに向かったクリスチャン・フレッチャー。
加熱するほどの取材が進み、
クリスチャンの弟ネイトこと、
ネイザン・フレッチャーがやってきて、
家族集合写真を撮ることができました。
さらにはネイトの第一子であるレーザーも一緒で、
祖父と祖母にあたるハーちゃんとディビは大喜び。
やはり孫ってかわいいのですね。
ネイトがハワイに引っ越してしまったので、
こうして家族のサーファー全員集合はかなり珍しい。
(グレイソンがいたら完璧でした)
レーザーはハッピーベイビーの典型で、
いつもニコニコなので彼がいるだけでみんな和んでしまう。
ハーちゃんのコレクション。
これだけでもすごいのだが、
じつはSクラスは、
今ハービー・フレッチャー展示をしているので、
ランキャスターの美術館まで出払ってしまっている。
確かこの展示の模様は、
ウナクネ添乗員の苦悩ヨウヘイさんが持っているので、
写真があるかを聞いてみます。
ヨウヘイさんについては↓
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/54425
前出したミゲールのインスタグラム。
やはり名前がここでも4つ使用していました。
ティントオレンジのキャンバスボードに4枚のロゴ、
そして4枚のビキニを身につけた美女たち。
この中では黒いビキニのデザインが一番かわいいと思いました。
□
私のこの夏のベストとジャケットが完成しました。
少しというかインスピレーション系として、
ジャケットはプルメリアの色から連想したこの色の組み合わせ。
楽しい波乗りだからたっぷりと目立って盛り上がろうという意図もあります。
こんなことをBlue誌に書きました。
詳しくは明日10日発売のBLUE誌巻頭コラムをお読みください。
新生編集長の船出号となります!
(波乗りとは関係ありませんが)
二年前に渡米してから苦しみ抜いた和田毅さん。
肘靱帯を移植し、オリオールズからカブスに移籍して、
これがメジャーリーグ初登板の記念すべき日なのです。
ちょうどマーくんも同時間のクリーブランド戦に先発登板していた。
これはメジャーのダブルヘッダーの規定で、
通常25人のロースターが26人に拡大された枠での登録だそうで、
この登板後はマイナーに戻ってしまう和田さん。
でも適地シンシナティの赤ヘル軍団を相手にそれはすばらしい投球だったので、
後半戦はメジャー先発要員になると信じております。
おめでとうございます!
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【台風】
Photo:Reid Wiseman @astro_reid
これが宇宙ステーションから撮った台風8号。
台風は地球規模でこんなことになっているのですね。
地球上は、
ほとんど風も吹かずにやさしい日もあれば、
こんな恐ろしいことになるときもあります。
大自然の神秘です。
みなさん、どうぞご無事でありますように。
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