こんにちは、
夏をいかがお過ごしですか?
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56083
先日書いた”ウナ○ネの周辺”という投稿の反響がものすごく、
メールでの質問が相次いでおります。
で、最近自分の頭がクネることばかりになってきたので、
一度「4文字のクネ絶ち」してみようと決意し、
禁酒ではないが、『禁クネ』本日2日目達成。
どーだ。やればできます。
でも言えないことはなかなか辛いものですね。
波乗りしているときが一番危ない、
「あれはウナク○レベルだ」と言いそうになったり、
インスタグラムのコメントも書かないように、
と気をつけています。
「千葉東浪見で朝9時半までサーフしました。
それからグビグビーっとはじめてます」
これがインスタ内のO先輩の本日(らしい)。
彼からメールが来ていたが、
通常は該当語だらけで、返信を書くには危険な日です。
明日以降までお待ちください。
もしかしたらクネ、あ、いや違います。
クネではなく、フネです。
O先輩(オゴセンパイ)は船のようなサーフボードに乗ったのかなー、
「オゴフネ」だったら平気かなと思いました。
うーん、もう一日抜かないといけません。(笑)
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Reese Bell
キャンバスのパーチェイスを愛用するリース・ベル。
(インスタグラム @peanutbuttercup3 )
彼は賞金稼ぎプロ並に上手なのだが、
ノースポンサーなので道具は自分で揃えていると聞いた。
そんなこともあって、
彼を使用したCANVAS広告を作成して、
冒頭にポストしました。
リースはハングヒールも軽くこなし、
プロだらけのフォードアーズでさえ、
彼が看板サーファーとなることも多い。
ロングボード界に詳しいライアン・イングル。
彼にスポンサーのことについて話してみた。
「なぜリースにはスポンサーがいないの?」私
「わかるだろ。ロングボード界はそこまで豊かではないんだよ」ライアン
「だけど、タイラーやアレックスたちは、
いくつかのスポンサーと高額契約しているし、
他のサーファーだって十分なほどもらっているのに、
リースに道具支給もされないのは不公平だと思うね」
「そうなんだよ。
結局はスポンサー社のチームマネジャーとの交流だったり、
ちょっとした運だったりするんだよね。それと、
ロングボード界では波乗りの技術だけではなく、
ライフスタイルがクールかそうでないかというのも大きいと思う」
「リースは超クールでしょ」
「そうなんだけど、メーカーはオリジナルな個性を求めているから、
クールでいい奴というだけでは難しいよ」
「そうだよね。個性があるけど時代を作っていなかったり、
または目立つだけ、
という気を衒(てら)うのではスポンサーは付かないよね」
「そうなんだ。
例えば、
キャプテンハットをかぶることが流行っているけど、
あれでサーフしてみてもメーカーはそのことには見向きもしないさ、
なぜならば人真似で、すでに流行まっただ中だからね」
「麦わら帽子でサーフするのも流行らなかったけど、
以前あったね。じゃあ次はなんだろう?」
「そういうことさ。ファッションや風俗に対して、新しいものを創り出したり、
または過去のものから流行を創り上げられるサーファーにメーカーは報酬を払うんだろうね」
「リース、いやサーファーの個性が特別なものでないとスポンサーがつかない、と」
「その通り。でも時代、つまり10年間は輝き続ける天才サーファーがいれば、
どんなファッションでも関係ないだろうね」
「それはそうだね。でもそういう人を想像するとやたらと格好良さそう」
「本当だ。不思議だけどその通りだ」
もしあなたがプロサーファーを目指していたら、
波乗り技術だけでなく、
自分をプロデュースすることも考えてみてください。
今までなかったライフスタイルで、
しかも波乗りも同系統で、さらに公の秩序が守れるのでしたら、
そのスタイルに同意できるメーカーはあなたに報酬を支払います。
そしてそのスタイル(波乗りも含めての)を磨き続け、
一流になったら軽く生活できてしまいます。
この話はここでおしまい。
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さて、当のリース。
「フィンファースト・リエントリー」
というボードの前後反対状態からまた戻して、
さらに波にリエントリー(再入場)するというシークエンスが撮れました。
解説してみますね。
フィンを使用していない状態で、
ファーストセクションをダウンザライン。
つまりフィンレス状態です。
上の写真はそのフィンに向けて前足荷重を始めたところ。
抵抗を受けた瞬間にボードは、
ノーズを波下に向けてスライドする。
リース版のフィンファーストは、
フィンが波にしっかりと入った瞬間、
テイルに向けて飛び上がり、
スイッチスタンスのままであるがフィンに加重を始める。
スイッチスタンスしたまま、または後ろ向き。
これはハングヒールからの帰路と同一であります。
しかし速度を失ったボードが沈み始めている。
それを察したのか、
さらにテイル重心にして安定と平和を計るリース。
さらにはここでスイッチスタンスして自分のスタンス、
リースの場合はライトに戻した。
これでリエントリー成功。
波側にレイル加重を始めます。
次のセクションに向けてターンが始まりました。
これはおもしろそう。
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ロングのときにグレイトサーファーたちは、
どうやって波を越えているのかが気になったので、
今回はリースのスタイルをチェックしてみた。
波が近づいてくると、
ダックダイブの位置で両手をレイルの上に置きました。
ノーズは持ち上げず、
また下げずに波の中に。
波がノーズに当たる瞬間からテイルをしっかりと右足でグリップさせて、
泡波の後ろに向けて押し出し&保持している。
波の中央部までテイルを押し出したら
また飛び乗るようにボードに戻る。
軽く突き出しました。
この方法は知らなかったです。
プッシングスルーがこれに当たるのだろうか。
サーフ誌のラツワン編集長に確認してみますね。
これは最小限の動きしかしないので、
連続で波が来ているときは重宝しそうです。
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さて、
フォードアーズ波乗塾頭マコさんが日本に帰られていて、
東京原宿のDSL55に開催されている
『マンライ個展』からメールしてくれました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/54811
オープニングには間に合わなかった
クリスチャン・ワック特製CANVASハッピーボードが届いているのですよ。
マコさん、ありがとうございました!
たくさん日本を楽しんできてください。
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ドッキーから電信で届いた画像は、
SURF RXのカスタムモデル。
カスタムボードではなく、モデルをカスタムしたのです。
完成が待ち遠しいです。
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日曜日は、
ひどい二日酔いとなってしまい、
土曜日起きたことを日曜日の朝一番で書くというギリギリ投稿を果たした日。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56136
カメラからファイルをアップロードすると、
リンク内容の写真が出てきました。
まずはオールドマンズのティキハットで、
終日ビーチパーティをしたマーク・ボイト。
夏の週末にこの場所を確保したのは伝説に近い。
ここではこの日マークの許可さえ受けたら、
誰でもスポンジボードが乗り放題だったそうで、
沖でも子どもたちに「すげ、新しいスタンプだ!」
とうれしき反応をいただき、
キャッチサーフ人気を深く感じています。
キャッチサーフの国際営業部長のジョエル・マナラスタスとバネッサ。
私のニュースタンプにワックスが塗れなかったので、
ワックスを小さくちぎって滑り止めとしました。
昨日のメンバー。
ジョエル、ジョー兒玉さん、
カリフォルニア石田さん、そしてバネッサ。
熱く語る波乗り世界。
そしてもしかすると、
ジョエルにガールフレンドができたのかも。
曇天だったので、
雲の切れ間から見える夕陽はブルーサンセットに近い色でした。
南うねりはいつまでも続いています。
夏ですね。
それではまた明日。
すばらしい海の日をお過ごしくださいませ。
また明日ここで!
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