投稿が遅くなりました。
さきほどサンディエゴはサンセット・クリフスより戻ってきた。
フェア・ファックス高校(LAメルローズ地区)のフリーマートから直接行ったので、
128マイル(およそ200km)の南下だった。
カーディフで途中下車し、
サンバゾンの直営店、
アサイカフェで元祖アサイボウルをいただく。
サンバゾンについては、この日本のサイトが詳しいです。
15年前にジョエル(・チューダー)と行ったマーケットがアサイカフェの横にあり、
当時のことを思いだしていた。
このスーパーは元々ここにあったのだろうか?
と疑問に思って調べてみると、
創業1985年というので、
あの記憶は確実となった。
それからアメリカは不動産バブル期を迎え、
カリフォルニア沿岸は豊かになり、
このモールも高級なストアだらけになっている2014年夏。
だからこそ旧車が人気があり、
こうしてきれいに乗っている人を多く見かける。
スタイルですね。
けれど、
法王のサバットがここにあったらどんなにうれしいことか。
フリーウエイ8号線が最短距離なのだが、
ワシントンストリート経由で、
丘の上からサンセットクリフスに向かって降りていく。
ハリー(・デイリー、またはホリデイ)の生家に向かう。
それはビーコン通りとムア通りの交差点にあった。
ダウンタウン・サンディエゴから坂を上ってきたハリー。
私はフリーウェイから坂を下ってきた。
これがハリーのVAN。
やたらと味があってすてきに映る。
普遍的に生きる人たちは、
経済の成長や競争社会から解放されるべきだ。
そんな直感があった。
解脱、か。
ハリーとは、
先日タイちゃん家で再会し、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56003
今日は彼の生活している場所でお話を聞かせてもらおうとやってきた。
アポイントメントを取ると、
「ぼくのバースデーパーティがあります。
ファミリージマンのフィッシュタコスを食べていってください」
ということになり、
「それまで前の海で泳ぎましょ」
とオーシャンビーチに行った。
ハリーについては「解脱」と先ほど書いたが、
会って色々と話していると、
それは「上品なる解脱」なのだと気づいた。
オーシャンビーチ・ピア。
海の上にまで住宅がせりだしていて、
別世界のリゾート感覚となった。
キャピタリズムという言葉が口から出るが、
当然だという顔をしてハリーは笑った。
ハリーはエンシニータスの出身だけど、
いまはこのオーシャンビーチ/サンセットクリフスを拠点にしている。
イチバンによくタキローがいたものだよ。
そんなことを言うので、
白いスチロールに入ったテリヤキチキンと、
練りわさびがたっぷりとついたカリフォルニアロールが浮かんだ。
冬のスーパーブレイクスポットである
『サンセット・クリフス』。
波があろうかなかろうが、
ここがパワースポットなのだと実感する。
(続く)
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