昨日は湿気があり、
風がちょっぴり冷たくなって、
なんとなくだが夏が終わった日と感じた。
去りゆく夏。
2014年の夏はもう二度と来ない。
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そして本日。
ライアン・イングルの
『突然開催ログボードアカデミー』に参加してきました。
ライアンの指導下でログボードを乗ってみると、
ターンの違いがあきらかになった。
具体的にはテイルとレイルのしっかりとした切り返しが必要だと気づいた。
ショートボードよりもコントラストのある波乗りが必要だとは思わなかった。
ライアンの奥さんリンジィは、
2011年のASPロングボード世界チャンピオン。
そのチャンピオンボードを製作するライアン。
彼は不安定なバックウオッシュセクションで、
あえてノーズに向かっていく。
こういう気合いみたいなのが、
こんな重たいログボードでは大きなスリルだということに気づいた。
クロスステップは波側をしっかりと歩く。
ライアンは小さな歩幅でと言うのだが、
その通りにしていると、
ノーズに到達する前にセクションが終わってしまう。
もうひとりの先生リース。
そうだ、
水温が華氏74度(23.3℃)と今年一番を記録している。
ライアンの美しいログボード。
このモデル名は『エルドラド(黄金郷)』。
ライアンの人の良さがこの笑顔ににじみ出ている。
NATION EL DRADO Three Stringers 9’7″
Lindsey Steinriede Engle
このトレーラーは良いアイディアだと思う。
NATIONオリジナルに乗るベーカー和田さんと、
ライアンが初対面した日でもありました。
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©Catchsurf/Chris Monroe
また南うねりが上がってきて、
明日から大きくなるという予報。
ラグーナでスキッパーフィッシュ6’0″に乗るジョニー・レッドモンド。
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こちらはノア@ノースハワイ。
photo by Ryan Smith/ @manapuaboi
ノアは、
『エアの秘密がわかったよ」
うれしそうにそう話してくれた。
photo by Ryan Smith/ @manapuaboi
Cole’s Loose Cannon
ノアは全てのセクションでエアをしかけたようで、
さらに言うと、
彼にとってはかなりひさしぶりのサーフ。
そのセッション中にエア極意取得というのはあまり聞いたことがないが、
ノアっぽいといえば、ノアぽいエピソードだと思う。
私もそのエアの秘密が知りたい。
サンクレメンテ周辺はおいしいメキシカンレストランが多く、
これはサンクレメンテ北側にあるラ・シエスタという老舗名店。
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その近所にコールがあり、
現在ルーベンというプライベートラミネーターがいる。
彼は”ホットソース”というすばらしいサーフボード工場を営んでいたが、
現在はこうしてソロ活動している。
ルーベンは樹脂マニアで、
NATION/CANVASのデイブ・ネイラーと双璧をなすグラッシングマスター。
その彼がシックスチャンネルを完璧に仕上げてきた。
溝に残った樹脂の量と厚みも全て均一という神業。
マット・アーチボルドもチャンネル好きだが、
これを見たら感動するに違いない。
で、最後になりますが、
コールでは、
ハイパフォーマンスショートボードのプロジェクトがスタートしていまして、
それは来年用のモデル『ダブルバンプ・スクアッシュ(仮モデル名)』でして、
そのファインシェイプの模様をタイムラプス(Time Lapse=インターバル撮影)
方式でコマ撮り撮影してきました。
今回は10秒おきに一コマという設定だったので、
6コマで1分という計算となります。
これでちょっぴり俯瞰の
コールのシェイピングアクションをここで見ることができます。
音楽もすてきなものをつけました。
およそ3分間とちょいです。
どうぞごゆっくりご覧になってください。
それでは今日もみなさんのすばらしい日となりますように。
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