新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【写真55枚の特大号】「サーフィングは競技ではなくて生き方だぜ」という第15回コズミッククリーク_トム・カレン_タイラー・ウオーレン_原始ウナクネのドノバン・マンライバンザイ壱唱_(2173文字)

cosmic_creek

夏が終わるとコスミッククリークの季節でした。

IMG_2020

スケボーでやってきたトム・カレン。

または神さま。

「人間を超越した威力を持つ、かくれた存在。

人知を以ってはかることのできない能力を持ち、

サーファーに禍福を降すと考えられる威霊」

IMG_1311

午後からのんびりとファイナルを見に行ってきました。

IMG_1318

このイベントの主催者&発案者、

そして全てを支えるEDことエリック・ダイヤモンド。

今年はビラボンとスバルのスポンサーが付きました。

IMG_1332

MCはドノバン。

この後のコンサートの主役です。

IMG_1342

伝説的なサーフショップ『キラーダナ』を主宰するクリス。

毎日ソルトクリークでサーフしているリベラルな人。

私は20年も前にさかのぼってお世話になっています。

IMG_1345

ファイナルに出るジェイソン。

クリークのグレイトサーファーです。

IMG_1325

さらにはジョシュ・スレイもいて、

これはジョー兒玉さんを紹介した絵ですね。

IMG_1329

さらにはクリークの伝説スクイグリー(左)と、

前出のジョシュ、そしてスペンサーのダナポイントトリオ。

スクイグリーは、

話題のニューブランドDepactusのデザイナーとして大活躍している。

http://www.depactus.com/

IMG_1370

このイベントの主旨は

「昔のショートボードでサーフすること」。

こうしてボード置き場があって、

出場者はここからボードを選ぶのです。

1970年代のスバラシボードが揃ってます。

(自分で持ち込みも可)

IMG_1354

普通のコンテストと違って、

ヒート前もこうして和気あいあいしている。

IMG_1405

こんなボードで、

2014年のイベントでサーフできるのがすばらしい。

IMG_1411

前出のジェイソンのローラーコースター。

このイベントはこういった昔のテクニックが評価されるのです。

IMG_1372

スコット・フィンのコースター。

IMG_1373

カットバック。

IMG_1437

こういう奇特なイベントのスポンサーが、

日本の車メーカーだというのがうれしい。

IMG_1430

イベントディレクターのジョシュ・ハーパー。

彼とは以前にエルサルバドルで一緒になっています。

IMG_1450

進行の関係で、

レジェンドクラスとプロクラスのファイナルが同時に行われるというユルさで、

総勢12名のファイナルとなりました。

IMG_1455

トム・カレン(ブルー)、ドノバン(水色)、パット・オコーネル(ピンク)、

タイラー・ウオーレン(レッド)たちが見えます。

IMG_1457

タイラーとパットは真面目なので、

ブレイクまで走っていく。

IMG_1463

ドノバンとトム・カレンはのんびり派でした。

201409_Cosmic_TW_1558

タイラーはミドルスに陣取って、

激浅のセクションでツインフィンを傾ける。

IMG_1555

パット・オコーネルも同様。

IMG_1663

なんだかレトロなターンであります。

IMG_1843

子どもだったマット・ジョンソンはもう28歳になるという。

IMG_1545

レイバックも昔のテクニックですね。

トロイ・エルモア。

IMG_1573

激浅海藻セクションでチューブライディングするタイラー。

IMG_1636

トム・カレンも同様のチューブライド。

昔はバレルと言わなかったと思うので、

チューブが正しい。

あ、あとパワーコードも使用禁止だそうです。

誰も付けていないのもすがすがしいです。

IMG_1702

ネイト・イヨマンもローラーコースターと言いたいのだが、

トップターンに見えてしまう。

201409_Cosmic_Donavon_1693

岩場好きのドノバンはロッキーショアで、

ロックンロールならぬひとりロックグライド。

IMG_1751

ドノバンと一緒にサーフしたおかげで私もロッキーショア好きになりました。

そして彼こそがウナクネムーブメントの創始者だったことを思い出させてくれました。

原始ウナクネ。

IMG_1820

バックサイド・ローラーコースター。

イエィ!

IMG_1887

その時代もサーフしてきたトム・カレンは、

ドノバンの後を追ってロッキーショアに移動し、

自分で持ち込んだツインフィンでオフザリップ。

IMG_1888

でも流してしまい、

ロッキーショア名物の岩間地獄となりました。

ここは深いところに岩がそびえ立っているので、

歩いたり泳いだり、

そしてコケでとても滑るのです。

トム・カレンのファンが悲鳴をあげていたとかいないとか。

IMG_1580

岩マニアのドノバンの証拠写真。

IMG_1762

タイラーはミドルスにこだわっていた。

IMG_1870

カットバックはポッツのようです。

IMG_1789

ジョシュはシングルフィのフィンを外し、

フィンレス回転天国時代到来。

IMG_1914

オフザカーブ。

カレン神さまはこれで名誉挽回。

IMG_1919

ドノバンのシグネチャームーブである

「ソウルアーチ・ボトムターン」。

201409_Cosmic_Andy_Nieblas_1840

アンディのロケットコースター。

1970年代そのままです。

すばらC!

IMG_1940

さらには浅いセクションで、

ワイプアウトというテクニックを見せてくれました。

201409_Cosmic_Tom_Curren_1803

バックサイドローラーコースター。

神さま模範演技。

IMG_1961

チーターファイブ。

IMG_1970

ジョシュのカットバックと、

IMG_1976

プレイングお昼寝クネクネ。

ウナクネ系をわかってますね。

IMG_1986

アンディとタイラーの師弟スプリット。

IMG_1989

クネってますね!

最高です。

IMG_2005

「ウナクネドノバンの1970年代のミッドレングスでお昼寝クネクネ創始者風

ジョシュを怖がらせながらアウトサイドレイルに手を添えて」

IMG_1993

マンライづくしのハイタッチ族。

IMG_1967

ドノバンのマンライバンザイ壱唱。

これでレポートを終わります。

このイベントの商品とトロフィーの関係で、

誰かが優勝したりしたそうだが、

誰もそんなことを気にしていなかったのもこのイベントの良いところのひとつであります。

「サーフィングは競技ではなくて生き方だぜ」

とウネクネ創始者ドノバン。

生き方を仕事にしている彼ならではの言葉をここにおいて終わります。

お後がよろしいようで。

それではまた明日ここで。

 

 


Comments are closed.