こんにちは、
こちらは再び摂氏37度となって、
猛暑日が戻ってきました。
やたらと暑いです。
トランクス&タッパがちょうど良い水温20度。
カスタムオーダーのサーフボード群が完成したというので、
タイラーのサンファンキャピストラノにあるアジトに行き、
それらをピックアップしてきました。
タイラーの哲学なのか、
ボードは必ずこうして手渡ししてくれる。
作り手の愛を感じるエピソードです。
タイラーが、
「(バーオブ)ソープの最新版です。すばらしい動きシマス」
「うわ、かっこいいね。誰の?」
「ワタクシのでゴザイマス」
「ちょうどスーパーソープとオリジナルの中間デザインなの?」
「そうですね。ソープシリーズはすでに完成したと思っていましたが、
少しいじってみるとこれがまた良くありがたいものです」
「名前はどうするの?」
「うーん、何も考えておりませんでした」
とにかく新しいソープファミリーが誕生したようです。
Photo by Tyler Warren
ピンクのスーパーソープがあり、
私のキャッチサーフTと同じ色だから撮らせてクダサイ。
ということで撮ってもらったのがこれ。
さて、タイラーにある質問を投げてみた。
私「タイラーはグレイトサーファーだけど、
シェイパーとしてもグレイトでしょ、何か関係があるの?」
「もちろんあると思うけど、
ボクはサーファー以前にクラフトマンですからそれは愚問です」
「そうかなぁ、良いサーファーだけが、
すばらしいシェイパーとなれる秘密があるようで、
それを知りたくてこの質問を投げているのです」
「ボクはサーフを始めたときからサーフボードが大好きで、
そのデザインやフォルムにはやたらと造詣が深いのですよ」
「そうだと思うけど、最初から良いボードって作れたの?」
「まさか!何度も失敗して、そこから学んで今があります。
マジックボードをクリエイトために長い年月がかかっています」
「そうなんだね」
「はい、なんでもそうだと思いますが、近道はありません」
「やはりそうなんだね」
「サーフもシェイプもアートも懸命に取り組んでひとつの道が見えてきます。
その道をたどってしっかりと進んで行っている途中です」
「いい話を聞きました。ありがとうタイラー」
「いえいえ、当然の話です」
サーフィングが上手だからシェイプも天才かと思っていたら、
そうではなく、
クラフトマン/シェイパーとしてしっかりと取り組んでいたのですね。
基本だったので少し安心したけど、
世の中は広いから、自分的には突き抜けた天才を見たかったので、
ちょっぴり残念なエピソードです。(笑)
Tyler Warren’s Function Hull (EGG) #1013
7’0″ x 20-1/2″ x 2-7/8″ (7’3″A Blanks/RED)
6+4, 6 oz Volan / Volan Patch
Butterfly Patch
Gloss Finish
Skyblue Tint
Diamond Lam
5″+ Single box
Tyler Warren’s Bar Of Soap /#971
5’1″ x 20-1/4″ x 2-3/4″ (5’10″RP Blanks/RED)
5+4, 4 oz
Butterfly Patch
Sanded Gloss Finish
Tyler art on Deck and Bottom
Champagne Gold Tint
Bamboo Glass-on Keel Twin
それではどうぞすばらしい週末としてください。
NAKISURFチームは、
この日曜日に湘南は辻堂海浜公園で開催される
「フィッシュフライ2014』に出展すべく、
その準備を始めました。
いい波が来そうですね。
今日もNAKISURFにお越しくださいましてありがとうございました。
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