秋のはじまり、
人もまばらとなった。
さらに言うとサンオノフレの波がとてもよくなっている。
南西うねりと北西うねりのミックス。
サーファーは広い範囲で数えても3人だけだった。
夕刻前のゴールデンタイム。
ペリカンの群れが舞うのを合図にオンショアがそよ風に変わった。
「3本だけ撮ってください」
とお願いしたカメラの中にマンライが焼き付けられていて、
ここに記録の意味も込めてポストしておきます。
(マンライ=マンゾクライディングの略)
シングルフィンのファインラインを求めてきた。
このすばらしい波質。
なぜ今まで気づかなかったのか?
トレッスルズに目を奪われていたのだろうか。
もうすぐソルトクリークの季節になる。
そうなるとバレルとパワフルな波に乗ることが多くなるだろう。
けれど、この美しい柔らかい波を忘れてはならない。
これはボディサーフしている写真だが、
シルエットがワニに見える。
ボディサーフは重要で、
今度そのクリニックをしたいのだけど、
サーフスクールの生徒にボディサーフというだけで嫌な顔になるのが見える。
基本は大切だし、
すぐに効果が出るのもボディサーフだと思います。
ぜひやってみてください。
Canvas Racecar 6’4″ DRV
本日アパッチ亮太が日本からやってきました。
彼は全てにパワフル。
「ウエット、いりません」
そんな言葉から始まり、
颯爽とパドルアウトして、
あの複雑なフォードアーズのピークの芯
ーー15cmくらいのピークからテイクオフしていたことに驚かされた。
やはりグッドサーファーは波を読むことも緻密であります。
そんな亮太がマンライを決めているころ、
水平線では夕陽のグリーンフラッシュが見えました。
「グリーンフラッシュを見ると幸せになる」
という言い伝えがありましたが、
マンライはその予告だったのかもしれません。(笑)
それではおやすみなさい。
みなさんの良い日でもありますように。
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