新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

初めてサーフボードに乗る際に_(2222文字)

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波乗りをはじめたときは、

こんな波壁を滑るだなんて想像もできなかった。

それが今や水中カメラ、さらにはGoProの普及で、

サーファーの視線で波が迫ってくる。

このアートはきっと写真からのものだろうけど、

かなりチャレンジングで、

しかもメイカブル(成功できる)なセッティングであります。

もし自分ならどうしているだろう。

もっと上にレイルを合わせて、

グラブレイルでノーズを下に向けるのかな。

どちらにしてもすばらしいショットであります。

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コールがニューモデルのスケッチをしていた。

ウイングエリアにもう少し引っかかりを付けると、

それは操作性が増すのだという。

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彼の考案したバットマンテイルにそのタックを付けてみる。

そんなことが今日決定されました。

寒い日だけど、

コールはTシャツ。

何が違うのだろうか?

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こちらはNATIONライアンたちのシェイプルーム。

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クリスマス前の土曜日だからか、

誰もいなかったけど、

NAKISURFカレンダーの今年版、来年版、

そして二年前のバージョン全てがコンプリートされていた。

うれしいです。

今年も残り10日です。

私渾身作品のみを使ったハッピーサーフ・カレンダーです。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30262/60543/list.html

どうぞお早めにお求めください。

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↑はKATSU禅師が「今風ですね!欲しいわー」

と絶賛してくれた福箱専用パーカーです。

分厚いのでやたらと暖かいです。

詳細は後日お伝えします。

先日「サーフボードの質問を受付します」

とここでお伝えしました。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/59751

それは多くの質問をいただきまして、

とてもうれしかったです。

このQ&Aが一段落したので、

前回タイミング合わなかった方ぜひお待ちしております。

shop@nakisurf.com

まで、件名を『サーフボードの質問』として、

私の名前(船木、NAKI)宛でお寄せください。

すぐに、または少々お時間をいただいてしまうかもしれませんが、

全て返信いたします。

その際に、

MNR(ミニノーズライダー)等に乗るNAKISURFファミリーの茅ヶ崎の小野さんより

下記のご質問をいただきました。

みなさんと共有したくなり、

ここにそのやりとりを掲載します。

————————————————-

>初めてのボードに乗るときに 何に注意しながら乗っているのか?

また陸で初めてのサーフボードを手にしたら何をチェックしていますか?

A.(アンサーというよりオピニオン)

私はまずはボードの真ん中を見ます。

そのセンターを見当を付けて、

そこを持って持ち上げて、

重量の中央もそこにあるのかをチェックします。

次にボードを腕で抱えて、レイルの感じやロッカーを知り、

「あ、こんな風に滑ることができるだろうな」と感じます。

.

>新しいボードではじめてパドルアウトするときと、

アウトに向かってパドリングしているときは何をチェックしていますか?

A.(アンサーというよりオピニオン)

ボードの浮力、パドリングでの進みかたをチェックします。

>テイクオフしているときは何を確認しますか?

A.(アンサーというよりオピニオン)

ここも浮力と滑りをチェックします。

>波に乗っているとき

A.(アンサーというよりオピニオン)

ボードに乗らせてもらっているかのようにゆるやかに乗ります。

>それぞれ何をチェックしているのでしょうか?

ボードによりけりなのかもしれませんが、

COLE DBSに初乗りしたときは こういう点に注意した、

というような事例でも結構ですので教えていただければ幸いです。

A.(アンサーというよりオピニオン)

重要なのは全てのボードが違い、そして波も毎回違う、ということです。

なので、既存のいつも乗っているボードと同じようにターンをしないで、

最初は25%の力でターンをし、

そして次は28%で、と少しずつ加重させていきます。

それは波の場所によっても違いますし、

もちろんボードのスタンス位置でも違います。

ただ、10本くらい乗るとボードに慣れてきて、

加重が80%程度まで進んでおります。

ここまで来たら突然100%の強いターンもします。

たまには、

一本目から100%加重してワイプアウト覚悟ということもします。

ここえお伝えしたいのは「法則はない」ということです。

ボードが変わったとき、

例えばショートからロングに乗り換えたときは、

乗り慣れた軽自動車から2トントラックに乗ったと仮定してください。

ギアもマニュアルコラムシフトで、

ルームミラーがない、目線が高い、重い、

そんなことをイメージして乗ると、

上手に乗り換えることができます。

逆にMNRからDBSに乗り換えると、

細いため何となくスカスカする感触があるので、

しっかりとパドルする、

波の際どい位置を滑る、

テイルにしっかりとステップバックする、

という基本的動作を唱えながらサーフしています。

大事なのは同じボードばかり乗らないことです。

多分これがオルタナ系の定義ではないかと思います。

どんなボードでもとりあえずは波に乗れる。

そんなことではないかと感じております。

ここぞというときに一番のボードを持ち出して完璧に滑る、

それが理想です。

Keep on Surfing!!