Nation Single-fin 6’11”
昨日完成したライアン・イングルのハンドシェイプ。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/60699
8.5″のタイラー・ウオーレンフィンを付けてチャーチ岬に。
6’11″だけど、
幅が23インチくらいあって、
厚みも3インチ近くあるので(ハンドシェイプなので推定)、
ミッドレングスでは最大浮力を持つNATIONモデルだろう。
テイクオフはロング並に早いのに、
ターンの取り回しが良く、
セッション中はウナクネ気分で総帥気取りだった。
マンライに次ぐマンライの巻。
描いたペリカンを見て満悦している図です。
ライアンはハイパフォーマンスボードを削らせたら世界トップレベルで、
それをあえてひねってミニノーズライダーや、シャンパン、
シェビィにバターゾーンという名作を誕生させてきたけど、
このミッドレングスの長いラインをハンドシェイプで、
ここまでのマジックウナクネボードを削るとは、
私の想像を遙かに超えて驚きに値するほどであります。
それもそのはず、
ライアンは若いけど、
フルタイムシェイパーになってからの生産本数がものすごく、
しかもキャリア前半は全てハンドシェイプだったそうで、
その経験と実績がこのボードに表現されているのだろう。
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さて、チャーチ岬。
私がサーフしたのは人がいないベイ。
その奧のポイントと呼ばれる岬でサーフしていたのは、
南アフリカからやってきているディーン。
このクラシックなテンだったり、
スイッチスタンス、ウオーキングと、
全て特Aの美しいグライドを見せていた。
やはり世界は広い。
Canvas Purchase 9’4″
ウエットスーツもリユニオンで、
ディーンとはもう親友のような気がしてきた。(笑)
そのディーンの友だちジョシュもリユニオン。
ヒールを決めるピーターもリユニオン。
ミッチくんもそうだから、
チャーチに入っている8人中5人、
6割2分5厘の確率となっていた。
キャンバスのスーツもそうですし、
リユニオンはこちらではかなり人気のブランドになってきました。
すごい。
ミッチくんとカメラ係を交代しました。
彼の最上級のTHEセッションとなったようで、
それを聞いたこちらも感動してしまった。
サーフィングに詳しい人ならわかると思うけど、
ミッチくんは波のこのクリティカルな位置を滑っていて、
6’11″のボードがここまで浮くのは速度と、
そして確かな安定性を物語っている。
ボード全体がこれだけ波の上に浮いて、
それを操作できるのは愉楽そのもの。
私のスーツも新しくなりました。
リユニオン主宰の横田さんが日本から手持ちで持ってきてくれて、
それをフォードアーズで受領した記念すべき瞬間です。
バーシャムズのレニーが
「波が出たぞ」と言いながらノースビーチに行ったけど、
いい波に乗れたのだろうか。
こういう真性レトロボードもやはりいいなあ。
タイラー・ウオーレンのボードルーム。
グリーンファズの新作Tee。
そしてこれから週末ですが、
どんなご予定ですか?
都心部は雪が降ってきたようですね。
どうぞ暖かく、
そしてお気をつけてお過ごしください。
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