新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【突然特大号】The Pesosカード!?_集大成マコさん_西世古さんファミリーとハッピーサーフ_キャンバスのコーリー・コーラピントのシェアライド_(2774文字)

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Canvas Bliss Fish 5’4″

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The Pesos Trading Card “Carpet Dope 1971” Version

ヤーンの人格や個性的なメンバー、

何よりもその彼らの音が好きになり、

The Pesosの自称クリエィティブディレクターとなり、

マーケティングの一環としてカードデザインを始めました。

発売したら「仮面ライダースナック」の歴史に挑めるかもしれない。

(仮面ライダースナックは、1日100万袋強を販売し、

87億円を売り上げたという伝説のお菓子。

価格一ヶ20円、V3スナックは15円という単価でのこれは驚異的)

裏面には細かなペソズ情報を記載して、

全て集めるとペソズ大図鑑になるという仕組み。

日本で公演もしたい、しよう!

そんな盛り上がりをしている。

色々楽しみです。

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好機マコさんが出張から戻ってきました。

マコさんにとってはひさしぶりのサーフだったけど、

それはすばらしいドロッピングからのボトムターンを見せ、

ニコリンサーフ塾、全ての課程修了となりました。

卒論を書いていただこうかな。

マコさんは、

毎朝暗いうちからちょっとだけ(たとえ10分間)でもサーフして、

週末も真っ暗な時間にやってきて、

1日中サーフしていたほどの打ち込み方でした。

その熱病にも近い情熱を知っているからこそ、

あのすばらしいテイクオフを見て、

目が熱くなり、視界が滲んでしまいました。

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そのマコさんの大師匠であるノブさん。

サーフボードの長さ至上主義を貫かれていて、

その長さによってブレイクを分けるというセオリーで、

本日は短めのミドルピークマンライを狙われていました。

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ボードがどんどん短くなっているジョー兒玉さん。

7フィートのオディシーログでクネリまくっていました。

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兒玉さんご本人的には、

『サティスファクション』ではないセッションだったようです。

でもこちらから見ている限りは佳いセッションでした。

サーフィングは山あり谷ありです。

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GoPro4使いの前田さん。

またの名をtucketuna。

タカツナさんなのです。

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その強靱な体力と、

波を怖く感じない精神力は世界でもトップクラスであります。

さて、伊勢志摩は国府の浜から

春休みの篤哉(あつや)くんとサーフトリップに来られている西世古さん。

その国府の浜でおなじみのPlaya Surfさんを営まれています。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/34174

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例によってサンオノフレ・レフトでセッションしてきました。

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お父さんがプロサーファーだけあって、

基本は全て完璧なあつやくん。

だからこんな波でもきちんと滑ることができるのです。

しかも9歳。

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すばらしい波乗りです。

こちらはお父さん↓

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Nation Sonic Boom 5’4″

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西世古さんは71kgと、

私とは14kgも違う体重なのに、

完璧にソニックブームを乗りこなしていた。

西世古さんはよく知られたビッグウエイバーでもあるので、

「この波だと、もの足りなくないですか?」

そう聞いてみると、

「いえいえ、メンタワイとかよりもこちらの波の方が長いですし、かなり最高です」

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「強くてしなって、やたらと速いです」

そんな感想をソニックブームに対していただいた。

新型を乗ってもらって、

そして確かな評価がうれしい瞬間です。

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「さすが西世古さん!」

そう感じたのはこのシーン。

西世古さんは、

沖のピークで長いあいだ波を待っていた。

セットが入ってきて、

西世古さんが乗ろうとした波をこの人が横取りしてきた。

すると、西世古さんはさっと反対方向にターンしていく。

これならもし乗ってきた人がトラブルメーカーでも問題は起きませんね。

ピーク周辺では理不尽なことも起きるけど、サーフィングは楽しむもの。

この人も西世古さんに感服し、とてもリスペクトしていました。

それからというもの、

このブレイクにいた全員が気持ち良くなるほどのできごとでした。

「ルールだから」

そういうことを二の次とするさすがの姿勢でした。

そしてこれは世界同一なるマナーでもあり、

海を楽しくするためにとても勉強になりました。

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ブラッドフォードがやってきた。

今日も夏日ですよー。

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私の順番がやってきました。

波面に切れこみやすいツインフィンの特性を活かして、

トップでステイさせて、その加速感覚を会得するに至った。

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シングルフィンやトライ、

クアッドではできないターンであります。

ちょっぴりというか大量のウナクネ風味。

ラウンドハウス・カットバックというターンがあるが、

家を周るように大きく弧を描きながら

波のパワーゾーンに戻るというもの。

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ここまでは完璧だったのだが、

この位置でほんの少し体が開いてしまった。

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それでもメイクに持っていって、

最後はレイバックして天命を待つ。

大げさだな。(笑)

でもカットバックとしては、

最大限に大きなアクセントのリエントリーとなりました。

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エリカとハリケーンジョー。

海を後にして、

ライアンのNATION/CANVAS工場に行くと、

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ライアンが友人用にボードアートを施していた。

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フリオはフィン職人。

オンフィン全てと、

フィンボックス関係を仕上げている。

ラテン系なのでたまに仕事を間違える(涙)けど、

その腕は世界クラスであります。

でないとフィン関係は普通の職人には怖くてまかせられないです。

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サンオノフリーにホットコート後のカラーリング。

レースカー製作で培った技術。

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ティントの際は、

フィンボックス隙間に樹脂が入らないようにするため、

優れた技術が必要な、難易度が高い作業。

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このSuper Coolなファブリックを封入させた逸品。

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前出したフリオによって、

レースカーにハーフムーンフィンが立ちました。

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キャンバスのロングボードシリーズは、

そのシェイプも確かなことだけど、

サーフボードデザインに特化し、

ファッショントレンドとしてのアイコンでもあります。

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ライアンはNationフィッシュを削り、

その美しいテイルはブリスフィッシュ譲りでもあります。

完成後の検品を始めると、

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なんとなんと、

NAKISURF千葉のヤス用のBLISSFISHが完成してきました。

しかもグロス&ポリッシュの最高級仕上げ。

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検品を通過したので、千葉に向けて送ります!

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「前向きに胸を張って進んでいこう」

という内容のペリカン作品。

世界最高峰のシェアライドをCANVASのコーリーが体現した動画。

Beached Brethren: Tommy Witt & Corey Colapinto from Corey Colapinto on Vimeo.

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このシーンをどこかで見たな、

そんなことを先ほど思いだしていた。

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やはり、自分のアートとほぼ同じだった。

それではすばらしい水曜日をお過ごしください!