新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

アリソのスーパーバンク_サンオノフレのヤーン_明日はThe Pesosライブ@サンディエゴ_(1217文字)

サンクレメンテの隣町がダナポイント市だが、

その隣がラグナビーチ市。

そこにアリソ(Aliso)という大きなビーチパークがあり、

未明に起きたときになぜか自分がそこにいるイメージがあった。

連日オンショアが吹き荒れて、

朝と夜はオフショアになっているコンディション。

迷わず夜明け前の暗いうちにGoProを持って迷わずアリソに向かうと、

このあたりでは著名なフォトグラファーのラリー・ビアードが暗く、

ひどく寒い駐車場にいて機材のセットアップをしていた。

「ラリー、なんでここにいるの?」

「川が決壊しそうなんだよ。そうしたらすごいサンドバーになるぞ」

「そうなんだね。偶然来てラッキーだ」

「偶然?知っていたのでは?」

「いや、本当に思いつきで来たんだ」

そうこうしている内に夜明けがあり、

すっかり水温が下がってしまった海に飛び込むと、

エキサイトメントが待っていた。

DCIM103GOPROG0997720.

バレルの中に発生するタービン。

波が海面に叩きつける甚大なパワーを受けて、

水中では気泡がこんなドリル状態になっている。

DCIM103GOPROG0997707.

川が氾濫して、突然浅瀬が発生した。

それまで水深2mはあったところに腰程度のサンドバー。

その急激な海底の変化に全てのうねりがバレルになる。

それを待ち構えていたラリー。

地形というのはすごいものがある。

大波に見えるが、実際にはうねりは膝腰しかない。

だが、水深の急激な変化で波が最大限に切り立って、

オーバーヘッドサイズになるのを体感した。

DCIM102GOPROG0787074.

こんなアングルを試したり、

波を撮ることを楽しんだ朝。

IMG_0340

サンオノフレに行くと、

The Pesosのヤーンとジョーイ(左)がいた。

IMG_0347

カリスマ・ヤーン(ヤタくん)は、

なぜかネコイラストを持って写真に臨む。

IMG_0350

水温14度という真冬以下の冷水だが、

そんなことは知らないヤーンはTシャツのサーフウオッシュを選択。

IMG_0354

ジョーイはショートジョン。

いつも良いコンビの二人。

IMG_0360

ヤーンが乗っているこのバンだが、

偶然にも以前私が日本で乗っていたのと同型のタウンエース。

IMG_0357

なつかしい。

yaan_0358

キヤノンのマニュアル機をダッシュボードに発見し、

これを見てもしかするとヤーンはいい写真家なのかという淡い期待を持った。

carpet_dope_Yaan_Pessino

別件でヤーンのことを検索していたら、

このアートサイトが出てきた。

http://carpetdope.tumblr.com/

彼のことをひいき目に見ているわけではないが、

最近見た中では最高の作品がここにあった。

瞠目も瞑目もして、ヤーンの底知れなさを知った日でもある。

IMG_2352

夕陽サンオノフレ。

IMG_2413

この時間は写真家にはマジカルモーメントと呼ばれていて、

どの角度でシャッターを押してもそれなりの作品になる。

IMG_2493

オゴチャンの夢の跡。

THEPESOS_20150411

明日はサンディエゴでペソズのライブ。

アートショーが5時から開場、

そしてペソズが9時頃から演奏という予定。

まだ行けるかどうかは100%わかりませんが、

なんとか向かってみようと思っている。

見かけたら声をかけてください。

それではすばらしい土曜日となりますように!