大きくてものすごかった嵐は去り、
いつものサンクレメンテに戻ったようです。
しかし水温は下がってしまい、たった15度。
ブーツが必要なくらい冷たいです。
波予想は水曜日くらいまで胸から頭サイズ。
近所の家に届く毎日届く新聞。
そしてこれはサンデーペーパーという毎週日曜日の特大号。
この中には近所のマーケットの特売クーポンや、
特集記事が盛りだくさんのスペシャルな号。
昔、そうだな10年ほど前は配達された新聞を読んでいた。
それがいつか必要としなくなって、「無料でも」と勧誘されるのだが、
資源ゴミになるので必要がないと感じてしまう。
インターネットやスマートフォンの普及で、
新聞という紙媒体を必要としなくなった。
気になって今朝、近所のドライブウエイを見てみると、
34軒中たった3軒だけが新聞を取っているようだ。
新聞の需要はもう一割にも満たないのだろう。
ただオンラインの新聞は日経、朝日、読売、毎日、
NYタイムス、LA、OCレジスター等々に目を通している毎日。
やはり紙で落ち着いて読みたいのだが、
時間がないのと前述した理由で必要なくなってしまった。
そういえばTVも見なくなってしまったが、
それだけ自分の時間がインターネットによって削られているのは紛れもない事実だ。
インターネットのない30年前は、
毎朝、コーヒーを飲みながら新聞を読んで、夜はTVを見ていたことを思いだした。
世の中は変わる。
そんな事実を知ったサンデーペーパーであった。
サンディエゴのペソズ結集日をビジュアルにしてみた。
音楽ってやはりいいですね。
Cumdown-The Pesos CARPET DOPE from nakisurf on Vimeo.
マリブでワイプアウトしたときに、
膝を変な向きに曲げてしまったヤタくんことヤーン・ペシーノ。
あまりにも痛いので病院に行って検査すると、
ACL(前十字靭帯)を損傷していることがわかった。
で、街に出る用事があったので、
ヤーンに連絡してみると「古着屋に行きたいよーん」と言う。
それでパリザダとエルカミノが交差したところにあるこの古着屋に行くと、
店員さんたちがみんな「Hi Yaan!」とか、
「あれあれ大丈夫?」そんなリアクションで、
ヤーンがここの常連だということがわかった。
聞いてみると、
彼の生活のほぼ全てはここで買っているのだそうで、
この松葉杖も帽子も洋服もオモチャも日用品までも。
もっと言うと、
ここにトレーダージョーズがたくさんの食べものを寄附してあったりするので、
ヤーンたちは飢えないのである。
それにしてもトレーダージョーズはそんなことをしているのですね。
そんなやさしい気持ちを知った。
アメリカは弱者をいたわる国なのだと再確認する。
今日のヤーンのお気に入りはこのアート。
正札が100ドルだが、
今日はアートが半額セール日なので50ドルで買えるという。
絵もねじれていて、波が家の中に来ていたり、
少女が消えていたり、傾きや火まであったりして、
とっても奇っ怪なものがヤーンの好みなのだろう。
そしてニンテンドーの初期セットを見つけたヤーン。
動けないので、スタジオでTVゲームをやろうというのが根本的なアイディア。
ドラムセットもありました。
これ欲しいけど、200ドル。
次に向かったのは新しいペソズスタジオ候補場所。
「ここなら大きくて全員が広々プレイできるし、
自身の住み処にもなるのでお得なんだよーん」
そんなことを言っていた。
彼は以前NYで小さな店舗を借りて、
そこに住む傍らで古着屋&サーフショップをやって家賃くらいは儲けていたというので、
なかなかの計画であると感じいった。
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コールに行くと、カーブボールを削っていた。
季節到来なので、シェイパーたちは休日出勤しているようだ。
で、JOB。
最近このキャッチサーフで、
プエルトエスコンディードやパイプラインというモノスゴ波に乗っている。
しかも二人乗り。
Who is JOB 5.0撮影風景のようで、ついにその5.0のエピソード1が公開された。
まずはJOBお得意のパイプの正統サーフィングで、やはりこれこそが世界一という実力を見せる。
さらには毎回いじられ役のプーピーズがさまざまなひどい目に遭い、
寝ているときに氷水をかけられたり、ケイキのショアブレイクで吹き飛ばされていたり、
圧巻はSUP(エスユーピーと読みます)スクワッチ(巨大、という意味の造語)を繰り出して、
友人たちで乗るサンセットやマカハの大波。
本当に半端ではありません。
今回の5.0は8編くらい続くようで、
次回にキャッチサーフのボード乗り換えが登場しそうです。
こちらがWho is JOB 5.0予告編です。
それではすばらしい週となりますように!
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