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ミドルス・トレッスルズ_全米最大のお祭りの福男となったヒロト・オーハラ_大原洋人_(1349文字)

 

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こんにちは、

日本では週が明け、こちらは日曜日の夕方です。

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今日は波が小さかったので、

USオープンには行かずにジョンと兒玉さんとで、

ミドルス・トレッスルズのチャーチ寄りのピークで無人波を楽しんできた。

セットで腰程度しかなかったのだが、

帰る午後にはセットが入り始めてきたので、

明日からもう少しサイズが出るのかもしれない。

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ジョンのカスタム・オディシー。

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後方をぶった切っての強制フィッシュ。

私も乗ったのだが、

「思ったより乗れる」という不思議な風味だった。

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私たちは「アート没頭ウイークエンド」と称して、

それぞれのアートを描いていた。

私のは、もったいぶっているわけではないのだが、

作品がカメラの中に入っている都合で後日ここに発表します。

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波乗り帰りにラルフスというスーパーマーケットに寄ったら、

“Wild(野性)”と冠が付いた舌ビラメがあったので、

「活舌ビラメと、オーガニック人参とシラントロ(コリアンダー、cilantro)のライムソース」

を作った。

オリーブオイルで人参のグラッセを作り、

完成したらその上にシラントロの束、

そして舌ビラメを写真のようにのせて、

軽く塩とオレガノを振り、

フタをして蒸しながら80%ほど火が通ったら、

ライム(1個)を絞って振りかけて、

さらに蒸して、95%で火を止めて余熱で100%まで持っていった。

驚いたのが、

今まで食べた魚料理の中では上位となるほどおいしかったということ。

また作ろう。

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ジョンが、

「お、そろそろ決勝の時間だぞ。

(近所に住む)ネイト・イヨマンは残っているかな?」

とオンラインでUSオープンを見たら、

なんと「ヒロト・オーハラ」が決勝に進んでいた。

観衆75,000人という巨大なお祭りのトリの一番。

みんなで30分ヒートを観戦していると、

なんと後半9.17というハイスコアを出して逆転し、

そのまま優勝してしまった。

詳しくはヨゲさんカラーズのサイトをご覧下さい。

http://www.colors-magazine.com/?p=159526

「USオープン」というお祭りで日本人が優勝することは、

自分が生きているあいだには起こらないと思っていたので、

とっても感動した。

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優勝するためにはさまざまな運があり、

それを全て引きよせて勝利の女神とキスをした大原くん。

とすると、

このお祭りというのは彼のためにあったということ。

自分も昔このUSオープンに出場したこともあるので、

その成し遂げたすごさに大きく感動させられた本日。

こうなってくると、競技ということではなく、

上記したように神がかり的なことで、

大原くんはこの巨大な「お祭り」の福男に自分で駆け上がったのだと思う。

日本のサーフィンにとって新しい時代になる予感がしました。

そのためには自分も含めてスピーチをもっと勉強しないといけませんね。

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今回の冠スポンサーのバンズ(ヴァンズ)。

このブランドネームは、「バン(ヴァン)の」という意味で、

そのバンさんが表彰台上で上手にスピーチしていた。

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こんなすごいことがあって、

さらには美しい夕陽が出た日曜日。

ジョン家はサンクレメンテの全てが見渡せる丘の上にあり、

そこで食べる夕食というのは格別な味であります。

Have a great day!!