こんにちは、
夏真っ盛りですね。
甘いスイカ、蚊取り線香、麦茶、高校野球、
盆踊り、かき氷、ところてん、そうめん、海水浴。
そんな少し昔の夏のことを思いだしていた。
今は海水浴ではなくて、波に乗っていて、
これこそが夏の遊びだと思えるほど楽しく、そしてうれしい。
よく聞くことだが、
出来ることならこのまま子どもに戻りたい。
子どもになって、仕事もせずにずっと波に乗っていたい。
お腹を空かしたら母が作ったカレーを食べて、
水風呂に入って、扇風機の音で眠る。
そして夜明けに起きてサーフして、
上がってきたらご飯を食べて眠たくなるまで宿題をし、
そこからたっぷりと昼寝して、起きたらまた波に乗る。
そんな夢のような夏の日を妄想していた。
奇天烈ですばらしいサーフィングをするアンディ。
初めて見る人は「うわ!ジョエルチューダー以上だ!」
そんな感想を漏らすほどである。
アンディの他にも総帥アレックスや、
皇帝タイラー、ジャレッド・メルにジャスティン・クインタルたちがいて、
さらにはクリスチャン・ワックにジャスティン・アダムスがいる。
このレベルが全員を押し上げて、波乗り世界を豊かにしているのだと思う。
お時間があるのでしたら、ぜひサンオノフレにいらしてください。
みんながよくいるのは「岬(ポイント)」か、
「フォードアーズ」というふたつのブレイクです。
モダンクラッシックな波乗りの神髄が見られます。
これは元フォードアーズのサーファーで、
フランスに移住してしまったロビン・キーガル。
先日ふらりとやってきて、
ひさしぶりの奇特なサーフィングを披露していた。
先週末の道路風景。
今となってはなつかしい。
初日にサーフしたマリブ・ファーストポイント。
このまま右奧にセカンド、サードと続いていく。
あまりの混雑にうんざりしてしまい、
奧のセカンド岬に行くことになった。
そして忘れられない1本を得た。
セカンドからファーストまで乗り継ぐこととなって、その距離300m。
アラン・サルロにまで誉められて、こんな幸運もあるのだと感じたマリブセッション。
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そのマリブをホームグラウンドにするマーシャル兄弟。
ブランド『ブラザーズ・マーシャル』でご存じの方も多いでしょう。
彼らが作ったマリブ愛動画をここに。
マリブ=ロスアンジェルスのメインブレイク=混雑。
けれど、この波が好き。
歴史的なブレイクであるがゆえの葛藤を動画で表現している。
波乗り愛で満足することはできない。
もちろんマリブ愛へを持つが、混雑を考えると、人間としての悲哀がある。
その悲哀が自分の生活、自分その者の本質を占めている。
けれど他のサーファーはその本質に触れてくれない。それを理解してくれない。
そんな真面目なレビューを書いたが、
実際の所は彼らはこの混雑を愛しているのだと思う。
MALIBU “SEA OF LOVE” from BROTHERS MARSHALL on Vimeo.
さらには、
『これこそがマーシャル・ブラザーズ』という動画を連発で。
シェアライドの粋であります。
こうやって乗れたらどんなに楽しいのだろう。
ルールへのレクイエム。
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