Seea Babe’s Karina Rozunko
天真爛漫な性格もあって、元々人気があった女の子だけど、
今年のダクトテープに招待されて以来、カリスマ性を帯びてきたカリナ。
ちなみにウナクネ女子部の部長である。
ウナクネ思想には、性別や年齢という概念が存在していないので。
カリナのようなティーンはもちろん、キッズでも、中年、
はたまた老人もしん(真、心、芯、信、神、深、振)の滑走を味わうことができる。
Christian Wach on 1965 Nuuhiwa Noserider
さまざまなボードで波に乗ることを表現し、
それが抜きんでるとオルタナティブ界ではスポットライトを浴びることになる。
現在では、
ダクトテープ・インビテーショナルをはじめとする多様なオルタナティブ・イベントが催されているが、
10年前までは「ノーズライド・コンテスト」だったり、「フィッシュフライ」がその役を担っていたと思う。
その時代のノーズライド世界チャンピオン数回という輝くような経歴を持つクリスチャンだが、
それから年月が進んだ今も、こうしてサーフィングに没頭している。
波が弱ければログで、ミニノーズライダーで、サンオノフリーで。
ショートボード一筋だった私が、こちら側に転身した理由はそんなところにもあって、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/66007
これは先日も書いたが、
「例え良い波でなくても、波乗りを楽しめるように」
そういうことでボードを大きくしたり、
フィンを一枚にしたり、あげくの果てにはフィンを外してみたりとやった結果。
もうすぐ50歳になるが、体のコンディションが最高に良い状態に持ってこられた。
食べものに気をつけ、波乗りに向けて体を整えていく。
若い頃にももちろんやっていたが、今の方が真剣であります。
Tyler Warren
オルタナティブという言葉を辞書で調べると、
「別の」という言葉が出てくるが、
簡単に言うとサーフィング界のサブカルチャー、
「いろいろ」と説明すると落ち着く。
またはさまざまなスタイルで色々なサーフボードに乗ること。
私世界ではそのオルタナティブ世界内に
「ウナクネワールド」を展開して今に至っているのだが、
先日、このタイラー・ウオーレンが、
「(ウナクネには)スタイルは重要だね」
そう言い切っていた。
だから「いろいろ」と言ってもそこまで自由ではなく、
乗り方はもちろん、波の取り方が汚かったり、
服装だったり、車の運転の仕方、食生活、
そんなライフスタイルを含めての世界だと教えてくれた。
なるほど、だからこちら側の人は立ち姿も含めてのスタイルがいいことがわかった。
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さて、こちらは雨予報が本当に雨となり、朝7時頃から9時まではかなり降った。
これじゃサーフィングはお休みかな、
そう思っていたら、ブライアン・ミラーたちからSMSがあって、
どうやらひどい波だけどやっているとあった。
仕事が一段落したので、いざいざと向かうと、
ちょうど雨が止み、さらには風が止んできた。
少しするとオフショアになって、
またオンショアになって雨が降ったり、突然晴れたり。
いわゆる嵐模様なんだけど、この天気のおかげでブレイクが無人になった。
で、お昼頃低気圧が抜けたようで快晴無風となったのがこれ。
サーフしているのがブライアン。
誰もいないので歓声もよく通っていく。
仲間だけでサーフする楽しさ。
しかも日曜日の、
海水温22度のサンオノフレがこんなことになるとは思わなかったので、
雨、オンショア、そんな悪天候に感謝するような日となった。
季節はこの雨で秋に変わっていくのだろう。
いろいろあるけど、今週がすでに始まって、あと87日で今年が終わる。
Have a wonderful day!!
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