3ft at 15s SSW (198°)
2ft at 12s SSW (199°)
2ft at 14s WSW (251°)
昨日の夕方目論見通りにサーフすることができた。
ただ、あまりにも沖でブレイクしていたので、
波のチェックができなかった。
パドルアウトしてみると、それは良い波で、
今まででベストな「フォードアーズ・アウトサイド」だと断言できるほど、
ピークしたリップは飛び、セクションはボウルとなっていた。
まだまだサイズアップするというので、
ブライアン・ミラーと待ち合わせて、
夜明け1時間前にはフォードアーズの駐車場にいた。
到着したらまだ真っ暗で、けれど何人からヘッドライトで波を浮かびださせていた。
これを見ていたら
「We slave to the waves(私たちは波の奴隷です)」
そんなフレーズが浮かび、そのままインスタグラムに投稿した。
夜が明ける前に満車となったサンオノフレ。
なぜこんなに人を引き寄せたかというと、波があるのもそうだけど、天気予報が由来だと思う。
予報によると、本日は一日中オフショアで、さらには35度超えの猛暑日となるという。
終わらない夏が、大ボスを連れてきたような気候。
ブライアン・ミラーたちは、
いつもこうしてまとまって駐車していて、
彼がサンオノフレの友人たちをファミリーと呼ぶのが理解できる。
サイズはそこまでないのだが、
うねりが強いので、かなり沖でブレイクする。
冒頭にブイ情報を引用したように3つのメジャーうねりなので、
それらがうまく重なると、まるでローワーズのようになり、
セクションの連続は教会岬のようで、
ここがこんな良い波になるのかと感嘆してしまった。
ミラーたちと話していたのは、
「ここなら誰もいないし、ローワーズとかに行く必要がないね」
驚くほどのドロップが堪能でき、良い形のは軽く400mくらい乗れるので、
沖から岸まで乗れるグッドサーファーたちは、
「もう疲れたー。波は最高なんだけど、もうパドルできない」
うれしい不平を言って、2時間くらいで音を上げるほど、距離が出る波乗りだった。
今日はライアンとリンジー・イングル夫妻と一緒にボードミーティングの予定でもあった。
彼らは私よりも早く、夜明け二時間前には到着していたという。
波乗り大好きな夫婦です。
今日のボード群。
左から
9’4″ x 23″x 3″ Cheater Log
5’6″x 19.75″x 2.32″ Dream Crusher
5’9″ 19-3/4″ x 2-3/8″ Dream Crusher
5’8″ 19.56″ 2.32″ Ripping Machine
6’9″ 21.5″ 2.75″ Cheater 2+1
6’11″x 22.75″ x 3″ Champagne
こんな本日ならではのラインナップとなった。
本当は原稿仕事があったので、
夜明けから3時間サーフしてオフィスに戻ってくるつもりだったのだが、
波が良すぎて、気づいたら倍の6時間もサーフしていた。
パドリングしすぎて背中が痛いけど、
うねりの中にあるパネルの押し出しを利用してテイクオフすることもできたり、
ライアンサイズの渦浮力ドリーム・クラッシャー(グラスオン・ツイン)に乗ったり、
カットバックリエントリーの最終打点で、体を残したままボードをヒットさせたりと、
自分自身にとっては得るものが多い日だった。
□
最近やたらとみんなが話題にしているのは、
1989年作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』。
この映画内で主人公マーティが、
2015年ワールドシリーズ優勝が(シカゴ)カブスと言っていたが、
近年のカブスは、ポストシーズンにすら出場できるようなチームではなく、
カブスが優勝するというのは、
やはりサイエンスフィクション的だと思っていたが、
現在カブスはそのワールドシリーズに向けて、
ポストシーズンを戦っていることだけでも特筆すべきことだろう。
(本日はカーディナルスに6−3で勝利した)
「あれは本当にタイムマシンだったのかもしれない」
ライドッグが冗談たっぷりに言ったが、
カブスは1945年以来ワールドシリーズにすら出ていなく、
ワールドチャンピオンとなるに至っては1908年以来果たしていないので、
107年目の優勝をこの映画が言い当てることになるかもしれない。
(さらにカブスの相手が、製作当時には存在してない「マイアミ」だが、
実際に映画公開の4年後にフロリダ・マーリンズという球団ができ、
現在はイチローさんがこの球団で活躍中となっている不思議。
実際には同じリーグなのでワールドシリーズを戦うことはないのですが…)
映画内のデロリアンのタイムマシン表示。
私は当時25歳だったので、リアルタイムでこの映画を観たが、
あの頃の2015年というのは、とっても遠き未来だった。
でも今がその年ということに驚いてしまった。
不思議だらけの『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』。
それでは、すばらしい日曜日に!
■