“Hagiuda”
CANVAS RACECAR 5’2″ x20-1/2″ x 2-1/2″
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千葉北ノースタイガーの波、
今回の滞在のあいだ、ずっと最高です。
土曜日は、北東風を逃れ部原に行ってしまったが、
じつはノースタイガー、風が入っていても良かったようで、
地形というのは重要だとい再確認させられた。
私は『ハッピーグライド』、
そして『ドリーム・ライド』と提案し、
「笑顔でサーフしよう、しましょう」
そんなテーマを掲げて長年やってきました。
結果、ノースハワイでも長老フレディ、
カイル鞠黒とかけがえのない友だちができ、
カリフォルニアにもブライアン・ミラー、
クリスチャン・ワック、タイラー・ウオーレンと、
心技体と、すばらしいサーファーたちに恵まれてきた。
そしてここ日本にも最上級のニコリンサーファーたちがいる。
さらに彼らの一部は、
私が主宰するNAKISURFという場に集い、
「サーファーが楽しく波に乗り続けられるように」
そんな壮大な夢を共に見続けている。
夜、ニューボードにワックスをアップしている画。
このハギウダとの仲良しコンビがまた良い。
NATIONスタンピーの初乗り日。
ヤスはこういったオモシロボードというか、
自動車業界で言うところの光岡自動車系を愛するサーファーである。
http://www.mitsuoka-motor.com/
真面目でまっすぐな青年が、
つい先日パパになりました。
おめでとうございます!
GOGOヤス!
こちらは今日のヘッドライン画像になっているハギウダ。
NAKISURFでは主に発送を担当していて、
きれい好きで、もの静かな男だが、
波乗りにかける気持ちは誰よりも熱い。
CANVASレースカーの、
ハーフムーンツインからありったけのスピードを絞り出している。
その彼のひとつの表現であるカットバック。
レイルの切り替えが正確で、すばらしい。
ハッピーサーファーだけあって、
こちらが写真を撮っているときの笑顔も良い。
人生そこまで波に乗れるわけではないので、
良い波に乗ったときはこうしてヨロコビたい。
それは短いレースカー。
そのスムースグライド。
そのハギウダの幼なじみのカリさんと、
タイラー・ウオーレンのTCモデル。
豊かな思想と高度な筆力を合致させたサーフ文章は、
もはやWEB版のサーファーズジャーナルだろう。
さらには穏和なニコリンサーファーであります。
このマンデージュンこと谷沢淳は、
アメリカ留学をしていたことがあって、
私はそのときに彼と知り合った。
その後、彼は大病を患い、志半ばで日本に戻り、
不安な大手術と、幸運なリカバリーを経てまたこの世に戻ってきた。
それからずっとあって、4年前に波乗り復活日がやってきた。
その顛末はこちら。
ちょうどきっかり4年前の11月4日。
不思議なことです。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/27010
これはワンハート(現ノースタイガー)となりのサンライズサウス波ですね。
この日はすごい波でした。
それから自分のペースでサーフし、
サーフボードコレクションを始め、
数々の名作マンデーブログを執筆し、今に至っている。
「再発だけが怖いです」
そう言うのだが、
これだけサーフできたら悪い菌は寄りつかないと思います。
サーフィングによって、
とても強い抵抗力を得たと思いますよ。
バレルもあり、
スクエア(渾身)のボトムターンあり、
激しいノーズパール(パーリング)ありのすばらしセッションでした。
「一人30分ずつ」
という撮影時間が過ぎ、
私の番がやってきました。
本当に良い波で、
しかもセットとの巡り合わせ良く、
常に目の前にピークがやってきた。
ノースタイガーは、
東うねりということもあり、
波が”ボウル&ウエッジ”となっている。
これは堤防に先に当たった波が、
跳ね返ってきてサイズアップしているのと、
きっと海底が流れで削れて急傾斜しているからだろう。
上の段から下の段にレイルをかけたまま落としていく至福。
重力感覚、滑空感覚、
そんな全てのエッセンスが詰まった波質であります。
これはメンタワイのHTのドリームデイ。
ここまでの波ではないが、
ノースタイガーは十分すぎるほど、
私たちのドリームウエイブとなった。
ここに連れてきてくれた仲間にありがとう。
波を創りだした季節風にも。
そしてサーフィングという膨大なフィールドの遊びというか、
思想と行為、そしてライフスタイルにありがとう。
Have a wonderful day!!
◎