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キャッチサーフとJOBと2クークスの関係定義は「ハッピーサーフィング」_サンオノフレ・サーフカンパニー、タイラー・ウオーレン、ブライアン・ベント各社訪問_ジェイミソンと映画に_速い波を抜けるのに筋力は必要としない!?_(2588文字)

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キャッチサーフ本社に行くと、

このJOB、

ジェイミー・オブライエンの話となった。

彼は今、Who’s JOB 6.0の撮影中で、

ありとあらゆるもので、

ノースショアの波を乗って、またはやられている。(笑)

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なぜここまでキャッチサーフを乗っているのか?

そんなことを聞いてみると、

「楽しいから」

そんな答えが返ってきた。

なるほど、

以前私がここでシングルフィンの楽しさを書いたように、

【企画編】さまざまなボードに乗ることについて_シングルフィンの世界_[中編]_(1768文字)

彼もそんな意識があるのだろうか、

「やはりハッピーサーフィングをトッププロは実践しているのだな」

そんなことをマーケティングルームの部屋でふわりと思った。

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カラニ・ロブとタイラー・スタナランドのユニットを

『2クークス/@2kooks』という。

このクーク(KOOK)はスラング英語だが、

サーファーの間ではやたらと一般的だ。

調べてみて、Google翻訳をしてみたのがこれ。

KOOK=ダサイすぎ(ダサオ、ダサコ)

*サーファーやスケートボーダーとして、非常に悪いスタイルやマナーを持つ人のこと。 

民主党のポスターが「自虐的」だと新聞各紙を賑わしているが、

これも同じ手法なのだろう。

でも逆に「ダサさ」を掲げておくと、その後の展開がとても楽になる典型ですね。

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タイラー・スタナランド@ノースショア。

昨日は終日外出していた。

午後の部は、

躍進著しい『サンオノフレ・サーフ・カンパニー』に。

ここはその昔から一緒に仕事をしていて、

もっと言うと3、4年前頃のスクリーンプリントは、

この社で行われていました。

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で、世代が替わり、

今では20代のダニエル・ジョンソンと、

10代のノア・カドーザが働いている。

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こちらはノア。

今日はバッジを製作していた。

弟のベンと共にサンオノフレ発のグレイトサーファーとして知られている。

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こちらはダニエルで、サンオノフレの妖怪や、

英雄たちをまとめるという難易度の高い術を持つ。

猛獣使いならぬ『妖怪使い』とは、

私がつけた彼への肩書きであります。

ここで今年商品の展開などを聞いてから、

タイラー・ウオーレン家に。

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白黒のはハービー・フレッチャーボードのパッコン式で、

「どうしたの?」

そう聞いてみると、

「トミー(ウイット)から借りました」

「乗った?」

「はい、でも」

そんな返答でした。

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こちらはタイラーが崇拝するショーン・ステューシーのボード。

先日借りてきたと思ったら、こんなことになっていた。

「あちゃー」と言って、右手で顔を覆うショーンの顔が浮かんだ。

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こちらはタイラー作のバグスへのボード。

バグスは、

先日それはそれは大切な美術館クラスのボードをタイラーに貸した人ですね。

9’10” David Nuuhiwa 1966 in Mint Condition

と書けばおわかりになるだろうか。

【特大号】波乗り3万歩超え_信念のJOB_稲葉浩志さんのニューシングル到着!_伊豆の直人さん_オペラのタイラー・ウオーレンと私_(2600文字)

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自作ボードの出来についにやけてしまうタイラー氏。

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さらにはタイラー初のステッカーのサンプルが完成していて、

なんと7色(下地が白)も使った豪華なものだった。

なんでもこの配色だと、どの色に貼っても映えるのだそうで、

なるほどボードやTシャツ、

車に貼ったときのことを考えられているのですね。

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ただ、問題は制作費。

ステッカーなのにとんでもない値段になったそうで、

「ドウシマショウ?」

そう言って笑っていた。

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次はブライアン・ベント家に。

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ここでファーストサーフボードの新作を得て、

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スターウオーズの話をする。

このルークは、ミックジャガーそっくりだねと言うと、

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「このハン・ソロもミックジャガー系だぜ」

そんなことを言うのは、

これも自虐的なことで、

もしかしたらそんなことが流行になっているのだろう。

ブライアン・ベントハウスを後にして、

フリーウエイに乗ると、すっかりと夕陽時間。

長い1日が終わろうとしている。

これは数日前だが、

ジェイミソンと映画『レヴァナント(Revenant)』を観に行った。

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右のフォードがジェイミソンの愛車。

日産の同様なコンセプト(キャンパーになるという)の、

さらには格段に大きなNV3500が横に停まっていて、

これにライバル心をメラメラ燃やすジェイミソンは、

「背が高くて大きいだけで、スタイルが醜いです。

オデコが広いですし、このハシゴも気に入りません」

そんな子どもみたいなコメントをしながら自車に乗り込んでいった。(笑)

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これがそのジェイミソン号の車内で、

右の白黒がストームトルーパー(ファースト・オーダー軍)に見え、

インテリアとしてかけられたブランケットがレジスタンス(反乱軍)

と思えてしまうほど、頭の中がスターウオーズ7に満たされている。

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映画を終え、マンライのジェイミソン。

(マンライ=満足ライディング)

この映画、

『レヴァナント:蘇りし者』は、

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と、

天才撮影監督エマニエル・ルベルツキの両巨頭作品。

そして音楽は坂本龍一さん。

主演は、

俳優休止宣言以来の復帰作となるレオナルド・ディカプリオということで、

映画好きにはかなり話題になっている。

内容はあまりにもすばらしく、そしてリアリティたっぷりで、

途中何度も長い間目をつぶっていたほど、生々しく、そして怖かった。

ひゃあ。

最後に波乗りの話題に戻ります。

この波は千葉北の秋波。

ボードはドリームクラッシャー。

波を走り抜けるのに、通常は波の上を走ったり、

または降りてきたりするが、

「波側(この場合は右)のレイルを入れておくだけでいい」

という事実が判明したので、ここに投稿します。

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しかも波面に対して、

ほとんど加重しないでつま先だけで操作できる。

つまりこれは負荷トレーニングや、

ほとんど脚力を必要としないので、

女性、

さらには子どもに向いているテクニックだと思ったのでここに紹介いたします。

大切なのは波を滑る位置なのですね。

こうした連続写真で(自分でも)学ぶことは多いです。

Happiness depends upon ourselves.

「幸せはいつも自分次第」

今日もありがとう、今日にありがとう!

また明日ここでお会いしましょう。