昨日はここに少し書いたように夏日だった。
さまざまな人からSMSが届き、
「無風で波が熱い!」
とか、
「かなりいいよーおいで」
とやってくるので、
「これはよほど良いに違いないと」
午後から再び行ってみると、オフショアが無風になり、
そして満潮が干きあがり、完全完璧な夢波になっていた。
で、仲間たちと楽しく真っ暗になるまでサーフした。
こんな日は、
さすがに酒が飲みたくなった。
禁酒をしてみて気づいたのだが、
自分にとって”酔う”というのは、
「関節や筋肉を緩めたい=心を緩めたい」
そういう願望の表れなのだと感じた。
きっと実際にはその逆の効果を体にもたらすのだが、
そんなイメージを持っている。
飲んで、ベッドに倒れ込みたい。
何も考えずに。
そんな満足なる夜だった。
酒を飲んで意識が変わると、
それがファンタジーぽく思えるときがある。
昨日の夕方の写真を見ていたらやはりそんな日だった。
これはダニエル。
彼はソルトクリークのプロスペクトだが、
1年前から『San Onofre Surf Co』のマネジャーをし、
私たちフォードアーズや岬(ポイント)の妖怪たちをまとめている。
クラシカルなブランドとは、
こうして育つという模範なる地道なマーケティングと、
プロモーション作業を続けている。
彼の親友はタイラー・ウオーレン。
ということで、
ダニエルにとっては、
タイラー作の新しいフィッシュの初乗り日でもありました。
冒頭画像の右側、白いフィッシュがそうです。
ここサンオノフレでライフガードをするブラッド。
日本にはあまりない職業だが、
こちらではどのビーチに行ってもライフガードがいる。
海の事故を未然に防いだり、
何かあったときに身を挺して助けたり、
過酷な職業だが、すばらしいことをしていると思う。
彼は魚のように泳ぎ、
そして空いている時間は波乗りをしている真のウオーターマン。
もうすぐ始まる旅があって、
レッツパーティ社でそれらボード用にデッキパッドを求めた。
カラニ・ロブモデルがあったので、それを中心に選んでみた。
カラニは伝説に近いサーファーなのだが、
キャッチサーフ・ライダーの同僚という縁もあって仲良くしている。
さらには彼の「ハッピーサーフィング」という思想も合致しているので、
彼も大切な仲間であります。
そんな日の黄昏。
右に向けて走っている黒いバンは、
私と同じように工場から直接やってきてハッピーサーフをしたライアン・イングル。
この景色を見ていると、
気の利いた詩が書けそうなほどの想いがこみあげてきた。
こうして夢のような波群を見上げているのは、
サーフィンに夢中になっている自分へのご褒美なのだと思う。
この気持ちは何ものにも代え難く、
さらには他のものは何も必要がないと思える瞬間だった。
Life is good.
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Youtubeを検索していたら、
こんな楽器が出てきた。
この独特な音色のさまざまな楽曲を聴きたくなりました。
それではそれでは、
今週もすばらしい週としましょう。
2015年もあと45日で終わります。
Have a beautiful day!
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