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naki's blog

幻想日_サーフィンに夢中になっている自分へのご褒美_(1277文字)

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昨日はここに少し書いたように夏日だった。

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さまざまな人からSMSが届き、

「無風で波が熱い!」

とか、

「かなりいいよーおいで」

とやってくるので、

「これはよほど良いに違いないと」

午後から再び行ってみると、オフショアが無風になり、

そして満潮が干きあがり、完全完璧な夢波になっていた。

で、仲間たちと楽しく真っ暗になるまでサーフした。

こんな日は、

さすがに酒が飲みたくなった。

禁酒をしてみて気づいたのだが、

自分にとって”酔う”というのは、

「関節や筋肉を緩めたい=心を緩めたい」

そういう願望の表れなのだと感じた。

きっと実際にはその逆の効果を体にもたらすのだが、

そんなイメージを持っている。

飲んで、ベッドに倒れ込みたい。

何も考えずに。

そんな満足なる夜だった。

酒を飲んで意識が変わると、

それがファンタジーぽく思えるときがある。

昨日の夕方の写真を見ていたらやはりそんな日だった。

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これはダニエル。

彼はソルトクリークのプロスペクトだが、

1年前から『San Onofre Surf Co』のマネジャーをし、

私たちフォードアーズや岬(ポイント)の妖怪たちをまとめている。

クラシカルなブランドとは、

こうして育つという模範なる地道なマーケティングと、

プロモーション作業を続けている。

彼の親友はタイラー・ウオーレン。

ということで、

ダニエルにとっては、

タイラー作の新しいフィッシュの初乗り日でもありました。

冒頭画像の右側、白いフィッシュがそうです。

ここサンオノフレでライフガードをするブラッド。

日本にはあまりない職業だが、

こちらではどのビーチに行ってもライフガードがいる。

海の事故を未然に防いだり、

何かあったときに身を挺して助けたり、

過酷な職業だが、すばらしいことをしていると思う。

彼は魚のように泳ぎ、

そして空いている時間は波乗りをしている真のウオーターマン。

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もうすぐ始まる旅があって、

レッツパーティ社でそれらボード用にデッキパッドを求めた。

カラニ・ロブモデルがあったので、それを中心に選んでみた。

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カラニは伝説に近いサーファーなのだが、

キャッチサーフ・ライダーの同僚という縁もあって仲良くしている。

さらには彼の「ハッピーサーフィング」という思想も合致しているので、

彼も大切な仲間であります。

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そんな日の黄昏。

右に向けて走っている黒いバンは、

私と同じように工場から直接やってきてハッピーサーフをしたライアン・イングル。

この景色を見ていると、

気の利いた詩が書けそうなほどの想いがこみあげてきた。

こうして夢のような波群を見上げているのは、

サーフィンに夢中になっている自分へのご褒美なのだと思う。

この気持ちは何ものにも代え難く、

さらには他のものは何も必要がないと思える瞬間だった。

Life is good.

Youtubeを検索していたら、

こんな楽器が出てきた。

この独特な音色のさまざまな楽曲を聴きたくなりました。

それではそれでは、

今週もすばらしい週としましょう。

2015年もあと45日で終わります。

Have a beautiful day!