ヤング(死語は知っている)なライフガードのブラッド。
グレイトサーファーであり、
かなりのハッピーサーファーであります。
スタジオ機材を持っていったような作品の仕上がりだが、
ストロボもなし、まったくの自然光のみ。
これは普通の逆光作品。
シングルフィンを表現したいがあまり、
主題にぶらさがってしまった。
次回気をつけます。
風が強く、
日没頃止んできたが、
ここ4日間連続で、
「11時から北風(サイド)が吹き始め、5時頃止む」
そんな冬ならではのパターン。
ミドルス・トレッスルズの帰りに会ったのは、
ショーン・パーキン。
彼はザ・サーファーズ・ジャーナルの編集者(写真部門)として、
ジェフ・デヴァインを支える職に就いている。
私は彼の作品が大好きで、
さらに言うと、彼の波乗りも大好きなのであります。
いつもフィンレスか、
またはこうして小さなミニマルフィンでサーフするのが大好きで、
今日もダブル以上もある大波をサーフしていた。
普通のサーファーとはレベルが違い、
例えるのであれば、
大波に対して、
ジェットスキーで引っぱってもらうトウインではなく、
パドルイン(普通のサーフィング)で乗るのが、
突然流行しているが、
それと同じようなネクストレベルだと思います。
サーフ後に向かったのは、自然食品屋ハンセンズ。
こういった店はーー日本でもそうだがーー
値が張るのが特徴で、
一緒に行ったブライアン・ミラーが、
「パワーボールが当たったからごちそうします」
(賞金総額が16億ドル=約1875億円)
そんな冗談を言った。
上の写真は、
そのパワーボールに引っかけたネーミングのディッシュで、
(脂肪分0の)ヨーグルト、クルミ、
チア・シード、苺、ラズベリーを混ぜたもの。
これが1パウンド(453グラム)で、
約1350円もするのが狂喜にすら思えてきた。
そういえば、
「宝くじの当選者はカリフォルニア州のブライアンの家のそばだったね」
「そうなんだよ」
「まさか?」
「ふむふむ。ヘヘー(笑)」
「16億ドルあったら何に使うの?」
「うーん、自分の庭にケリー・スレーターのウエイブプールかな?」
「私も同意見です。でも私の場合は日本のどこかに作ります」
「日本の方がウエイブプールが役立ちそうだね」
「たぶん友人たちは驚喜するでしょうね」
「ウエイブプールの他には、友人たちに1ミリオンダラーずつプレゼントします」
「ふむふむ」(私)
「それで残りはローン残金を払って、仕事は続けるとするよ」
「お金って不思議だね。こうして聞いていると、全てのものは買えるでしょ。
でもそれだから全てが幸せだとは感じないしね」
「そうなんだよ。ウエイブプールがあっても、
結局は波乗りをしっかりとして、あれにきちんと乗れなくてはいけない。
お金では、こういうことは買えないよな」
そうこう言いながら食べる
オーガニック野菜のサンドイッチはとてもおいしく、
ビーツとほうれん草、パセリ、
セロリと生姜のカスタムジュースのお味は、
宝くじの話題をかき消すほどでありました。(笑)
みなさんは1875億円あったら何に使いますか?
さて、こちらはインスタグラムで有名になったピザボード。
シェーン・マクファーソンという奇天烈サーファーのカスタムであります。
すごいのが、
これをタイラー・ウオーレンがシェイプして、
さらにはアートも手がけた完全オリジナルボード。
シモンズテイルに笑顔風の唇テイルとし、
Dツインという本格仕様。
ちょうど今日、
このピザに乗ったシェーンの波乗りを拝見する機会に至った。
すると、
かなり調子が良さそうなので、
ピザアートなしでオーダーしたくなりました。
なぜシェーン・マクファーソンがピザなのかと言いますと、
彼のピザ好きはもはや異常レベルで、
「ピザと結婚したい」
「もし(ピザと結婚)できないのならピザという名の子がいい」
「ベッドの代わりにピザを100枚拡げてそこに眠りたい」
「ほぼ毎日ピザを食べている。週に6回以上、三食」
そんな状況なので、
前出のブライアン・ミラーは、
「あいつあのままじゃ死ぬよな」
「かなり危険です。動脈硬化だね」
みんなにそんな話題を振りまく、
健康食志向に一矢を射るように生きる奇天烈くんでした。
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これは昨日のミドルス動画。
着替えのあいだに、
iPhoneで撮っただけのものだが、
ミドルスの波質が感じられると思ってアップしました。
800m波が5本。
他400m波が10本程度というマンライ続出日。
トレッスルズ系、
つまり完璧な斜面で、
掘れすぎず、緩すぎずという波なので、
もしこちらに来られたらみなさんのメモリアル・ウエイブとなること請け合いです。
冬しか立たないので、
こちらに来られるときはぜひチェックしてみてください。
私からのトピックとしては、
ローワーズ側のピークに集まってしまうようで、
常に30人くらい入っていて、しかも緩斜面。
なので、
私はローワーズ側から50mほど離れたピークで波を待ちます。
ローワーズ側のサーファーが全員追いつかないほどの大うねりが入ると、
スイングと言って、
ショルダー側にピークと芯が同時に動いてくるので、
それに乗るのが極上波で、
真のミドルス波と言えます。
さらにはこれが最も強い波で、
異様なほど距離が出るので100%ロングライディングとなります。
私がいるときでしたらガイドしますね。
それでは、
今日もどうぞすばらしい日に。
穏やかに、すてきに、美しく。
Every day is a new day.
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