新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

Nationハイパー・ソニック_プロトタイプの誕生_その予告動画とピザ、Tee染め、冷水温_(1286文字)

 

2016_Nation_HYPER SONIC

「マル秘プロジェクトです」

そんなことを言ったまま、

ずっとシェイピングベイに入っていたライアン。

IMG_9108

突然SMS画像が送られてきたと思っていたら、

昨年末からずっと話していた新しいショートボード

『ハイパー・ソニック』が完成していた。

IMG_9110

ライアンは、

「ロングやエキセントリックなボードを創る人」

そんなイメージがあるが、

実際のところは、

駆け出しの頃はショートボードのプロダクションシェイパーをもしていた。

有名ブランドなので、

ここに名前は出せないが、

そんなメーカーのシャドウシェイパーをしていたので、

ハイ・パフォーマンス・ショートボードを削るのはお手のもの。

そこで、

「どうしょうもないほど調子が良いショートボードは創れますか」

そんなことを言って挑発したのが昨年末。

「それなら、世界一のショートボードを創りましょう」

そんな旗を掲げて、

そして日本やサンオノフレの弱い波でも乗れるように、

初級から中級者になったばかりのサーファーから、

トッププロまでは乗れるショートボードを。

そしてついにそのデザインとシェイプが完成した。

「トッププロにサーフボードを提供できる資金も、広告を出す宣伝費もないので、

どんなに良いボードを製作しても、有名ブランドのロゴの魔力には負けてしまうからね」(笑)

そんな自虐的とも思える内容の話をしつつ、

私たちは、

そのボードと一緒にデイブのグラッシングルームまでやってきた。

昨日ここに書いたように、

カーボンファイバーの剛性を前足からフィンに際だつように内層する機能のため、

IMG_9332

デイブ・ネイラーに向けて、

その位置と指示のマニュアルを作成するライアン。

IMG_9343

そしてエントリーロッカーからフィンまでラインを引いていく。

IMG_9341

工場長のジェイソンは、

この新しいセオリーを学ぶため、

この後ライアン博士の作業メモを取っていた。

IMG_9347

こんなラインが引かれました。

そして、

現在私がわかっているところまでの動画を製作してみました。

スクープ・コンケイブ

ベベルテイル

レイルラインとロッカーを同一にするというSデッキ

そんな内容がこの動画内に入っております。

ハイパーソニック、これからグラッシングしていきます。

SDSプロという仕様なので、

それは強く、軽く仕上がるようです。

早く乗って、その効果のほどを試したい。

IMG_9358

さてさて、

ふたりはまたピザ屋にやってきて、

パイナップルピザを無心に食べるのでありました。

今日はラージサイズにグレードアップ。

IMG_9275

Tシャツの染めも終わった。

やはり手染めは温度がむずかしく、

今回は熱い湯でやったので、

色が入りすぎて黒系になりました。

元々の素材は、白地の綿100%Tシャツです。

(アメリカン・アパレル社製)

2016_Church_6681

嵐が去って、

海水温が突然下がって、現在たったの13度。

12度という計測もある。

ちょうど昨日の千葉北や茨城と同じ水温です。

sstD_HQ20160202

この水温なら、

ウエット(Z1トルネード)とブーツ、

そしてZ1インナースーツを着ていれば、

手と顔以外は、寒い、冷たいということは全く感じなかった。

技術革新の勝利ですね。

それではまた明日ここで!

Have a great day!!

 

 


Tagged on: ,

Comments are closed.