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2016 Cole BLACK AND WHITE ll_官能的なニューモデル_(1233文字)

 

2016_Cole_BW_BANNER

“The Black and White ll” has curved delta wings

with a Vee sweep on the rear, four empennage surfaces.

Glide control surfaces include leading and concave-point-edge peaks,

ailerons, rudders on the canted Twin+stabilizers,

and all new Grasshopper tails;

these surfaces also serve as manoeuverability.

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縁あって、

マット・アーチボルドのブラック&ホワイトに乗れることになった。

これもハイパーソニックから続く、

ショートボードの系譜というか、

そんなことも流れになっているのだろう。

とにかく、

誇らしくもうれしいボードです。

動画はこちら↓

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そんなこともあって、

コールのところに持っていって、

このボードの概要詳細を調べに行った。

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スケルトン・フィッシュ、

またはルースキャノンのアレンジかと思ったら、

マットのための、

全くのオリジナルシェイプだという。

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シングルダブルコンケイブに、

VEEを入れ、エントリーロッカー部分を広くし、

そのまま水流がテイルに流れ込むデザイン設計。

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このボードをシェイプ後、

サーフボードはチャンネル、バベル、エンボス、

ボンザーという時代がやってきた。

コールはいくつかのフルレングスのボンザーをグラスホッパーや、

ルースキャノンに搭載して、ある確信を得ていた。

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それは速さと操作性を官能的まで高められるということ。

コールの説明によれば、

ボンザーゆえにトルクカーブをピーキーにするのは容易だったが、

中速域にドラマ性を持たせるため、

VEEを強めに施すことによって、

操作フィーリングを上昇させる特性に仕上げたという。

これは私の推測だが、

ボンザーの最終地点にVEEがあるのだが、

その開始点が後ろ足のエンド部分にあるので、

その中速域の操作性を高めたことによって

「官能的(sensual)」という単語が降臨してきたのだろう。

とすると、

波壁から降りてきた際に操作トルクが速度と連動して上昇する、

いわば速いのだが、足に吸い付くような特性が表現されているのだと思う。

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美しいものは速い。

これは自然界の鉄則だが、美しすぎるほど美しい。

『ブラック&ホワイト』の刷新版だと言うが、

全く新しいサーフボードに見える。

このシェイプ後のフレッシュボードを見て、

このままフィンを突き刺して乗りたくなった。

これがシェイプ直前のディスカッションから、

シェイプ、そして完成(ボトム側)までのタイムラプス動画です。

さらに詳しくは、

またここでお伝えいたします!

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どうぞすばらしいGWをお過ごしください。


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