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ノースハワイへ到着!_大きく、完璧な南うねり_ホワイトハウス_ムスビ_長老フレディ_(1219文字)

ALOHA!

ノースハワイに到着し、

昔風に波情報を一切チェックせずにただ海を見に行くと、

それはそれは美しく、

強烈な波が来ていた。

201605_NH_White_house_1579

すぐにブイ情報を調べてみると、

ほぼ真南(185度)うねりの完璧なホワイトハウスだった。

DSC_1519

COLE Black Diamond-3 / 5’0″

なつかしのZ1サーフパッド、しかも初期版がついている。

ひさしぶりの大量の水が動いて、

押し寄せてくるシリアスセッションだったけど、

なぜか気持ち良く乗ることができ、

さらに最後の波でスタンディングバレルに入れた。

普段サンオノフレのような柔らかく、

緩い波に乗っているのに、

こうしてやってきて、

いきなり乗れてしまうというのは、

「ユル波もキツ波もどちらも同じ」

そんな真実を示唆している気がしてならなかった。

201605_NH_White_house_1525

ひさしぶりに切り立った波壁を高速で滑り、

全身の細胞が目覚め、

今では全て新しく入れ替わったようになった。

201605_NH_Rick_1571

今日のサーフバディのリック・リーボウ。

キリモミ早川さんや好青年山田くんの大波師匠であり、

ノースハワイでの兄である。

普段のホワイトハウスは誰もいないけど、

サイズが上がると、

こうしてノースショアからやってくるほど世界的な波となる。

このリックに波サイズを聞いてみると、

「3−4フィート、大きいのは5フィートあるな」

波の後ろで計測するハワイアンサイズである。

カリフォルニアだったら、

「8−10フィート、大きいのは14フィート」

と波の前からのサイズで言うだろう。

日本式に言うと、

軽くダブルオーバーはあったことは確かだ。

DSC_1592

もうひとりの仲間は、

ノースハワイで生まれ育ったジェシー・ホワイト。

「今日が、この春で一番いい波だな」

やはり完璧なだけあった。

ひさしぶりに自分が最も愛するブレイクに戻ってきて、

こんなすばらしい波がやってきているというプレゼントがあり、

さらにはその波に乗ることができる自分がいて、

それはきっとハイパーソニック、

ブラック&ホワイトのショートボード修練があったからこそで、

こうなってくると、

全てがつながっているような気がしてならない。

ありがたいとハワイの神さまにALOHAとお祈りし、

空腹ぺこぺこなのでMUSUBI(ムスビ)を求めた。

IMG_2959

テリヤキチキンとテリヤキビーフ、

そしてスパム・ムスビの本場版であります。

これはおにぎりのはずなんだけど、

お寿司のようなシェイプなのが食べやすい。

日本から伝わったものが、

ハワイ風の進化を遂げたのだと思う。

201605_NH_Freddy_1607

長老フレディも元気です。

「今日はサーフしないけど、月曜日はやるぞ」

そう言い、

「年寄りだから毎日やれないんだ。

毎日サーフすることもあるぞ、でもそんなことは年に数回だな」

そんなことをうれしそうに言う。

冒頭の5’0″は、現在フレディ所有のBD3で、

彼は70歳を越えて、ハワイ波をミニボードで滑っている。

この旅のあいだに、

彼が感じる波乗りの魅力というのを聞いてみようと思う。

Aloha!!


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