(海に来たGoldfishが、喜びつつ跳ねるのを押さえている私。それを見るマックスまっちゃん)
こんにちは、都内は雨です。
先々週までいたノースハワイ(カウアイ島)も雨ばかりだったので、
そんなことを思い出していました。
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写真提供:BLUE MAGAZINE
【特大号】”現代フィッシュボードへの序説”_フィッシュフライ2016にようこそ!_今夜もまたSurfer’s@表参道ナイト!_(3498文字)
昨日の日曜日は、フィッシュフライが終わり、
全てのボード(3本だけど)を杉本さんの車に積み、
恵比寿&船橋経由で、
NAKISURF千葉ショールームにボードを持って帰ることになった。
すばらしい朝陽からの夏日風の朝。
朝5時に杉本さんに波情報を見てもらうと、
「ノースタイガー(東浪見)50点とあります」
「それっていいの?」(私)
「かなりいいですね。普段は30点とかですから」
「でも日曜日だから混んでいるでしょ」
「はい、どこも混雑マークばかりです。
自分の友だちが波チェックしたら異常に混んでいると言っていました」
「潮は?」
「えーと8時頃が満潮いっぱいです」
「確か半月だったからそこまで動かないね。日中動く潮でしたね」
「その通りです」
「それでは10時到着で、11時からサーフすれば多分ガラ空きになります
」
「でも風がオンショアになるようです」
「(風速)何メートル?」
「えっと、正午で5mとあります」
「完璧だね。そんなのオンショアじゃないよ。そよ風だね。
きっとガラ空きになりますよ。潮もその時間が1番良いから下手をしたら貸し切りだね」
「夏日の日曜日ですよ」
「だから余計に空くはずですよ。
少し前にこの時間のことをハッピーアワーと名付けたことを思い出しました」
そんなこんなで、
杉本さんファミリーと、マックスまっちゃんと私は、
10時にNAKISURFショールームに到着し、
途中「波が小さいです。セットで腰」そんな情報を得て、
「キャッチサーフのシングルフィンでやろう。私の新品ボードが2本あります」
そうやってワックスアップ。
大事なのが、
キャッチサーフの新品は油分があってやたらと滑るので、
入水する前に、
COLDグレードのワックスをたっぷりと染み込ませるように全面に塗ります。
こうしてレイル部分も、ノーズ&テイル、そして少々裏面までも。
フィッシュフライで大人気だったゴールドフィッシュちゃんも連れていくことになり、
こうして山田くんの『新橋・平木商店号』に積み込み、
東浪見はノースタイガーに。
ここは通称「ヨン」とか呼ばれているところだが、
東浪見へのリスペクトをもって、
北側ということで『ノース・タイガー』、
北・東浪見と呼び始めました。
じつは私、
ノースハワイの『ホワイトハウス』の名付け親であり、
今ではローカルたちもそう呼ぶほどの秀逸なネーミングであったと、
ここに胸を反らしたのはここに書くまでもありません。(笑)
なので、「ヨン」ではなく、ノースタイガーで覚えてください。
サンライズの南側堤防と、東浪見北側堤防の間です。
愛機NATIONシェビィを持って、
ハッピースマイルは杉本さんことショウちゃん。
このブログ初登場の、
タッツローニさんの親友山田くん。
噂のドリームクラッシャーの試乗日です。
マックスまっちゃんはキャッチサーフのシングルフィン
『プランク(Plank)』
これは7フィートモデルです。
入ってすぐにこんなパワーターンをしたマックス。
“Only 天才Max knows the feeling”
「100人以上入っていて、それはそれはの大混雑だった」
そんな情報だったノースタイガー。
私たちが入り始めると、
波が来るたびにぞろぞろと上がっていってしまい、
最後にはたった4人となるほど空いてしまった。
夏日の日曜日の正午に4人ですぞ。
これはほぼ全員が朝一か朝にやってきて、
3、いや4ー5時間サーフすると、
ちょうど11時ということなんです。
週末のこの時間は下手をすると、
無人になることもあるほどのハッピーアワー。
『正午頃』
そう覚えておくと便利です。
マックスのフィンファーストが渋い。
ヨッシーことヨッシーもこのワイメアスタンスドロップ。
サーフィンを始めてまだ1年だという山田くんが、
プランクに乗った画。
ショーちゃん。
滑り、スタイルともに一段とスポーティに変身しましたね。
ミドルスポーツモデル・シェビィをよりフレンドリーなものへと、
進化熟成を図ったハッピーグライド。
そして私。
このウエットはZ1サーフスーツの新作
『ブラック&ホワイト』の完全版です。
ネックエントリーだが、
その着脱のための「たるみ、ゆとり」を0%に抑え、
手足が長く見えるカットと、
関節部分に3Dカットを施したハイテク&ハイファッションスーツであります。
Z1サーフスーツを監修製作するウエットスーツ博士の石井さん曰く、
「業界初じゃないかな」
そんな初ものウエットスーツ。
本国でもキャッチサーフ使いの私は、
フィンアウト・スラッシュ。
先日フレンチのメニューを考案していた流れで、
『外房プランクのフィンアウト風味玉手箱風』
こんなネーミングを得た。
これはシングルフィンが抜けた香りと、
酸味を聞かせた後ろ足が、
ノースタイガー斜面の美味しさを引き立てるという創意工夫。
次はゴールドフィッシュちゃん。
海にやってきたらその魚笑顔がさらにスマイリーに見える不思議。
最後の波で全員が驚くロングライドを決め、
それは2分に渡るもので、
イオス7D使いの杉本さんによると、
100枚を超えて、
バッファ切れを起こしたほどの奇跡ロングライドの幸運な日。
嗚呼ハッピーデイ@ハッピーアワー
その後は、
NAKISURFから徒歩126歩のJR上総一ノ宮駅前にある
「タカラ(亭)鮮魚」さんに。
ここは魚屋さんが経営するお店だけあって、
おいしいお魚がたくさん食べられるローカル派のお店。
お値段もこれで800円といううれしきランチ。
そのまま中目黒経由で表参道に向かうと、
東横線から銀座線への乗り換えがちょっとしたハイキングとなるほど、
階段づくしで、鍛錬夕方となりました。
それでも無事にSurfer’sイベントに到着し、
東田トモヒロくんのすばらしい歌を聴きつつ、
三崎港直送の本マグロとシラス寿司をいただきつつ、
ナルちゃんや泰介さんと乾杯し、
岩牡蠣までいただき、
すばらしい夜が更けていったのでありました。
かなり前の私連載ゲラが出てきたのでここに。
西表島の天の川だったり、
福岡のサンセットライブ、
屋久島シークレット波があったりと、
こちらも日本旅の模様でした。
それではまた明日ここで!
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