予定外のCOLEボードがやってきたとは昨日、書いた。
Cole非公式モデル”Da Creature”_トーキョーカルチャートbyビームスさんでの個展『ときめきの水平線』開催のお知らせ_(2232文字)
そしてそれでサーフしていくと、
自分に野性味が戻ってきたようだ。
そういえば、
今までもこんなワイルドなボードに乗るたびに野性に還っていった気がする。
Cole Curve Ball 5’3″
Kauai, Hawaii
Cole BD3 5’0″
El Salvador
Cole Loose Cannon 4’6″
Noah at Home Kauai
Cole BD3-Bonzer 5’0″
Costa Rica’s Devil’s Dungeon
Cole Da Creature 5’7″
San Clemente, California
これからキャッチサーフ・ジャパンツアーがあり、
それにこのボードも持っていくので、
機会があればチェックしてみてください。
ワイルドなる滑走道具。
これはタヒチ波を上空から見たもので、
ここがいかに浅瀬と深みの違い、
つまり海底でリーフ棚段が崖みたいになっているのだろう。
その崖の外側はこうしてボートがいて、
内側はサーファーたちが滑り抜けていく。
そのうねりのパワーと海底の水深の違いで、
波はこうして分厚くなり、めくれ上がっていく。
波乗りというのは、
ときにエクストリームであり、
またはロマンチックでもある。
こちらはブライアン・ミラー。
毎日一緒にサーフする真友でもあります。
ちょうどトム・ガダスカスに会ったので、
ミラーを紹介すると、
ポジティブ・ウオリアーズのステッカーをいただいた。
トムはガダスカス三兄弟の父でもあり、
私にとってはサンクレメンテに引っ越してきてから
20年以上も交流がある父でもあります。
三兄弟がコンテストをやりこんでもあそこまで優雅で、
温厚、おごらないのもこの父が伝え続けた
「笑顔でサーフしなさい」
というポジティブな教えがあってこそで、
それが今、ミラーたちの世代に伝わるという不思議。
さて、ワイルドになった私は、
美しい海に漕ぎ出して、艶やかな波にまた乗っている。
サーフィングをしているおかげで、
体調を保ち、
そして人生を救済し、さらには野性に戻してくれた。
人生のほとんどを波に乗ることに費やしてきたが、
それはひとかけらも間違っていないのだと思う。
Surfing Forever.
◎