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おひとりさまフィンレス・ミート_Yoheyさんとハービー・フレッチャー_(1178文字)

 

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嗚呼フィンレス。

突然全方向グライドに目覚めてしまい、

心は全てフィンレスになってしまった。

上の画像も下もジョン(キャッチサーフ・グラフィックデザイナー)のもので、

彼もまたフィンレス世界から離れられないひとりであろう。

Processed with VSCOcam with s2 preset

前向き、後ろ向き、

最近は横向きまであって、現在苦手なのは背中向きだろうか。

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サンオノフレではこの27日にフィンレス・ミートがあり、

「みんなフィンを外してフォードアーズに集まります」

そんな連絡が上記したジョンからあった。

まだあちらに戻らないので参加することはできないが、

日本で「勝手にフィンレスミート(しかもおひとりさま)」でやっています。

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ウナクネ総帥を擁するRVCA。

そのRVCAのジャパン提督はようちゃんことYoheyさん。

彼の着る

“Yacht Club Sh*t”(帰れヨットクラブ)

のTシャツにサーファーの気合いを感じ、

聞いてみると、

これはハービー・フレッチャーの揮毫であるという。

さすがハーちゃんだ!

そう意気に感じ、インスタグラムに投稿した朝。

ハーちゃんの長男はクリスチャン・フレッチャーであり、

クリスチャンはYoheyさんの親友。

そう考えると、私の友人たちはみなつながっている気がしてきた。

縁=円であります。

私の波乗りの歴史_第16編_ウエイブ・ウオリアーズVHS_(1945文字)

Yoheyさんをフィンレス世界に誘ったが、

あまり乗り気でないので聞いてみると、

「あのですね。長い間サーフしていると、

あのわけのわからない動きについていけなくなるんです」

そんなことらしい。

こちらとすれば、向きはおろか、

全てがわけがわからなくなるのが新鮮で、それは挑戦でもあり、

この煮詰まってしまったサーフ世界をリフレッシュさせるもので、

また波乗り世界に新入門する気概があふれてくる。

とすると、50歳を越えての新世界ということになるので、

それはそれですばらしい門出ではないか、

そう感じた大雨注意報なのにうれしき快晴の片瀬江ノ島。

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これは車から判断するにフォードモデル40などがあるので、

1934年以降だろうが、

そうなると、80年前のサンオノフレとなる。

サーフボードを見渡すと、

デューク・カハナモク型、そしてブライアン・ベントのボックスなどが見え、

それらは全てフィンレスであった。

なるほど、カリフォルニアはこの頃からハッピーサーフをしていたのだと、

深く感じいったレトロ写真であります。

この時20歳だった青年が今も生きていたら100歳。

今から80年後はどんな世界なのだろう?

そんな遠きことに思いを馳せた夏の終わりの湘南。

フィンレス画像をつなげてショートムービーを作ってみました。

よろしければ、みなさんの新世界の門とされてください。

Catch Surf Odysea Plank 7′