昨日の南カリフォルニアは記録的な猛暑で、
なんと沿岸のサンクレメンテで摂氏38度を記録したという。
そんな猛暑日には、迷わず波乗りに行く。
そうすると、
総帥アレックス・ノスト
魚神ジャスティン・アダムス
彫刻家アーリック・ユール
若頭アンディ・ニエブレス
現代デューク・カハナモク(アロハ・スコット)
ノア&ベン・カドーザ兄弟
天才リバー
達人ブレーク・マイケルズ
JJウエッセルズ
ミッチー・アブシャーたちに加え、
名も知らぬ世界中からのクルーザーたちがフォードアーズに集結していた。
それもそのはず、
この200度という南南西うねりは、
フォードアーズを完璧な壁に仕立て上げていた。
総帥アレックス。
彼の妖怪技を連続写真で得たので、
ここに解説付きで置いておきます。
ロングボードに見えるけど、
オールラウンダーならではのミッドレングスの妙。
9フィート以上がロングボードと言うけど、
そこにこだわるのって、規約好きな人ならいいけど、
サーファーは自由であるべき。
なので好きなサイズで乗ればいいのではないか、
そんな主張なのだと思う。
なので、8’11″とかもすてきだと思います。
↑さてテイクオフ。
フィンを前にしての逆乗り。
波に入ると、
まずはノーズ側にフィンがついていないので、
後ろ加重で波にボードを食い込ませます。
食い込んだら次は前側に
前側に落ちていくと、
波を滑る滑走と、テイクオフの際に得た慣性によって、
波の前に降りてくるでしょう。
降り始めたら、
ボードをフラットにして、
さらに滑走を受けてください。
滑り始めます。
ここでは背中側、
つまりバックサイドでドロップインが開始されました。
背中側の腕、
この場合では左手を波の中に入れ、
支点としていきます。
支点を軸にノーズ(テイル)は波底に向かうので、
ボードが波に対して真横を向いた際に次のアクション、
スイッチスタンスになる準備をします。
スイッチスタンスになる後ろ足、
ここで左足を気にして踏み付けていきましょう。
後ろ足をしっかりと踏んでおけば、
こんな逆転状態でもコントロールできるものです。
もうすぐ半回転。
戻りました。
これでテイルが後ろ、ノーズが前の通常状態です。
ただスイッチスタンス、
グーフィーになっているので、
そのまま滑りつづけます。
テイルを踏んで、
フロントサイドのボトムターン。
後ろ足だった左を前に出し、
これで元通り。
波の斜面にレイルを沿わしていく至福。
そのままステップフロントし、
ハングファイブまで持っていきました。
しかしセクションが終わってきたので、
そのままステップバックしていきます。
クロスステップして後ろに。
ここでまた後ろ足を入れ替えました。
ちょっぴりストール(ブレーキ)気味でダウンザライン。
完璧でございます。
美しいウオールが開いた。
ボトムターンしてトップに。
トップは波の上から突きだしましょう。
トップターン。
こちらもしっかりと後ろ足を踏んで、
フィンのトラクション(引っかかり)を得てください。
波のトップに上がったら姿勢は常に低く。
泡波に押されるので、
さらに体勢を低く。
ボトムまで到達したら、
次の曼荼羅ムーブを考えましょう。
総帥はどうやらキックアウトを選択したようです。
割と強めにボトムターンし、
スイッチスタンスしながらキックアウトのためのターンを続ける。
そのまま沖にボードの先が向くように、
波の上を通します。
これで終了です。
さすがであります。
あと、ウナクネトレーディングカードの1番を見つけたので、
ここに共有しておきますね。
それではすばらしい水曜日に!
Happy and Great Wednesday!!
◎