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【テクニック編】ステップバック_ラホヤ圭くんと秋雨_メキシカン・レストラン視察_ジョージ・グリーノウ_(2007文字)

 

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京都のメキシカンレストラン名店ラホヤさん主宰の圭くんが、

「滞在がね、3日間なんですぅ」

という弾丸カリフォルニア視察&サーフミッションにやってきました。

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「おお、それでは海に行きましょう。うねりもまだ残っていますよ!」

そうやってから就寝し、目覚めると未明から雨。

細い雨で、

これぞ秋霖(しゅうりん)だと感じいった。

で、太陽の国カリフォルニアでは、ほぼ雨期のみ雨が降る。

つまり冬が雨期なのだが、春、夏と経過してきたので、

この雨はじつに7か月ぶりらしく、

「圭くんは雨男だね」

と断定しながら教会岬に行くと、

その雨のおかげでたった4人だけでセッションができた。

他のサーファーは、

ベンジ・シーバーソン、

そしてジョニー・マンソンというサンクレメンテのリッパーたちだったので、

楽しいセッションとなりました。

名月超満潮日。

さらに潮は上げてきて、

ついに教会岬がブレイクしなくなったので、

そのままサンオノフレに行くと、

また無人で、

信じられないほどの良い波に乗れたので、

「雨もまた佳き哉」

そんな色紙に書かれていそうな言葉を得た。(笑)

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午後2時くらいから突然晴れて、

カリフォルニアの面目躍如。

「あれ、雨予報だったのでうれしいです」

「私が晴れ男だからこれで引き分けだね」

そんなことを言いながらサンクレメンテのダウンタウンへ。

元々パリパリに乾いていたので、

晴れると雨の証拠はどこにもなくなって、

ただ花がピカピカしていた。

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たっぷりとサーフした後は、

圭くんの視察を兼ねているので、

サンクレメンテで一番とされるメキシカン『サウス・オブ・ニックス』に腰を落ち着けた。

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シーフード・エンチェラダ

ロブスターとメキシコエビ、赤パプリカ、

サフランライスを特製クリームソースで和えてトルティーヤで包み、

ジャックチーズをのせてオーブンで焼いたものに、ブラックビーンズ。

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グリルド・サーモン

レタスとスイートコーンが際立つコールスロー、

バターで焚いたサフランライス、

焦がしタマネギの風味と辛味ピリリのブラックビーン・ソース、

ピコ・デ・ガヨ(サルサ)の上にはハラペーニョのフライと、

ブルーチーズがハラリとトップターン。

ワイルドサーモンの風味と、

全ての素材が引き立った絶品の一皿でした。

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ポータベロ・マッシュルームのブリトー

全粒粉のトルティーヤにレタス、前出したサフランライス、

刻まれたポータベロキノコにジャックチーズとアボカド、

チポーレ・ランチソースにピコ・デ・ガヨが内包されていた。

ピコ・デ・ガヨとは聴き慣れないが、

これは新鮮なトマトと唐辛子、タマネギで作ったメキシコ伝統サルサだという。

すばらしいランチの時間を過ごし、その後はスリフトストアに行き、

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ブライアン・ミラーの愛犬バディ用にテニスボールの袋詰め。

3ドル。

 

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レジ前に古いマックがあった。

値段を聞いてみると、250ドル。

「でもマウスが壊れているから200ドル+タックスでいいよ」

価値がわからないので安いのか高いのか。

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こちらの大統領選も佳境だが、

このTIME誌によると、候補者トランプ氏は溶解したようである。

左の溶解度は今年の8月22日号。

右の液体状態は、10月24日号。

世論はこんなことらしい。

マイケル・ムーアがハフポスト誌のブログ内で、

「トランプに投票するな」と危惧していたが、

ここまでの経緯は完全にTVショーのようであります。

まぁ、こんなことも含めての大国であり、

2016年なのだろうと圭くんからいただいた京都番茶をすすった。

【テクニック編】

横浜市のTさん、岩手県のSさん、茅ヶ崎市のJさんより、

「ステップバックの仕方がわからないので教えてください」

とあったので、

簡単なやり方をここに。

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まずはつま先をテイル側、

青線のように後ろにずらします。

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次はカカトを後ろに。

これも矢印のように動かします。

コツは瞬時にやることです。

最初はたった5cmくらいだけのステップバックでしょうが、

十分に効果があります。

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さらに下げたいときは同様に繰り返すといいでしょう。

なぜステップバックかと言いますと、

1.フィン周りに後ろ足を加重することによって操作性を確保

2.ターンの回転半径を狭めるので、パンチの効いたターンが可能となる

3.仮想最重心と前後足を絞れるようにスタンディングできるので、より安定させられる。

4.ターンのレパートリーを増やせる

『仮想最重心』については、

こちらのテクニック編をご参照ください↓

【テクニック編】仮想最重心_バードボード完成_カリナ・ロズンコ_(1455文字)

昨日の魔界皇帝の次は、

伝説の造型天才のジョージ・グリーノウ。

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グリーノウについては、

タイちゃん(タイラー・ウォーレン)が詳しいので、

そのことをBLUE誌のコラム用に書いております。

こちらはまた降ってきそうな空模様です。

それではHave a great day!