WNW (285) 4ft/16seconds
西北西から大きなうねりが届いていて、
トドスサントスが30フィートオーバー、
バハマリブがトリプルオーバーヘッド近くあり、
ブラックスがダブル。
リンコンがオーバーヘッド+の状況となっている。
で、やはりこのうねりは予想されていただけあり、
(サーフラインが当てました)
早朝が激烈混雑だったので、
10時まで待ってからサンクレメンテの教会岬に向かった。
とっても暑い日。
目が痛い。
いったい何度あるのだろうか?
そう思って気温を見ると、朝10時なのに32度もあった。
冬のうねりに真夏日。
なんとも奇妙な組み合わせであるが、
これも新大統領に対して気候がお祝いしているのか、
一部で噂されているように政府が気候を操作しているのか?
”気候を操作?”
これはまるでSFのようだが、
知的な人になればなるほどこのことを言うのが不思議だ。
Christian Wach on Canvas Arrowhead
クリスちゃんこと、
クリスチャン・ワックの教会岬。
前回、先週金曜日のうねりであります。
教会岬はトレッスルズからも行けるけど、
サンオノフレから行くことが多い。
いつもの駐車場ではなく、
北側に駐めて歩く距離を短縮させた。
□
ウナクネトレーディングカードが、
私の周りではカルト人気を誇って、
スマホのSMS等で画像交換されてるらしいが、
そのウナクネ団長ことJETアキラがやってきた。
こんな波が良いので、どこでサーフしようか?
で、教会岬に一緒に向かうことになった。
彼たちは野宿というか、
車中泊しているそうで、
購入したばかりのキャンプ用品がキラリ輝いていた。
すばらしい。
団長Jetと同行しているのは、
バイロンベイ(オーストラリア)で、
名をそのものにした映像作家の高波邦行さん。
今回は団長JetのインターネットTVの取材なんだそう。
しかも3週間。
明日からウナクネ三蔵法師も来られるし、
教会岬に到着すると、
キャプテンフィンでおなじみのミッチー・アブシャーがいて、
彼の教えが降るようにやってきた。
「頭脳明晰なサーファーは、インサイドで波を待つことだろうな」
「ふむふむ」(私)
「沖に行くと、罠にはまるぜ」
「へーい」(私)
そんな指示を受けながらウエットスーツに着替える。
大気は真夏日なので、
いつものようにウエットスーツを着ないトランクス族も何人かいたが、
だが、水温が真冬に近く、
たった16度程度しかないので遠慮しておいた。
干潮いっぱいの時に写真を撮った。
下げ限界時はたいていうねりが小さくなり、
セットの数が減り、
波質が弱くなるという評判。
そんなことなのでこの時間は常に空いている。
このタイミングであえてサーフするのが、
ウナクネ逆真流の心意気であります。
本日のサーフバディはライアン・イングル。
NATION主宰、
サーフボード博士であり、料理の腕も良い。
今日は来年モデルのバーンバーナーを持ってきた。
乗り味いかに。
砂浜でウエットに着替えていると、
ずっとチューブに入ってくるサーファーがいて、
「上手!」
そんなことを言いながら写真を撮ったらタイちゃんだった。
タイちゃんはタイラー・ウオーレンと言い、
前出した髙波邦行さんことクニくんは、
「こんなすごい人たちばかりが入っているのですね!」
「サンクレメンテはすごいです!」
そんな風に見えるらしい。
グレイトサーファーは多いです。
サンオノフレ・サーフカンパニーの仲間、
カドーザ兄弟のノア。
NATIONロスドスに乗って高速滑走していた。
ウナクネ総帥ことアレックス・ノスト①も入っていて、
それはすばらしくも、
ありがたき滑走を披露されていった。
私が総帥のことを表現しようとして行き着いたのが、
この『最高敬語』。
でも書いてみるとかなり難しく、
明治、大正時代のすごさ、日本語の深さを知った。
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総帥親しく教会岬を北越に巡幸し給う弐百五拾四度の西南西波に光輝を放ち
万民為に輪廻を祝う時は
平成弐拾七年弐月七日鳳凰をこの地に留めさせ玉ひて畏くも真鰻捻を行在所充て玉ふた。
波方には光照の近境悉く梵参の矢来を廻し各所に御友人を置きて
一面夕陽を照らし浄め総帥を待奉った。
午後四時過ぎ、総帥は龍顔麗しく教会岬にお着きになった。
(中略)総帥には本波にお出ましまして空なる成仏の火を点し、
総数里に亘る滑走を御自作された御召板で天乗あらせられた。
御聖情の厚き畏くも有難い行幸ここに。
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この日も教会岬ですね。
総帥は教会岬がお好きだと、カレンダーにメモをした。
その日のブログのリンクはここに。
私はウナクネ広報部であるので、
それには全く関係なくフィンレスを9フィートでぐるりクルリン。
アリックはノースハワイ出身のヤングマン。(死語ですね)
物静かで、
前出のタイラー・ウオーレンに見間違えるほどのすばらしいサーファーである。
彼が私のNATIONに乗りたいと言った1分後。
こんなクラシカルなウナクネ宇宙ターンをするのは、
間違いなくフィッシュゴッドことジャスティン。
美しいほどのファインラインでありました。
□
総帥のカットバックを料理名に例えてみた。
シングルフィン〆の教会岬のタルタルトップ
インサイドのソウルアーチ・ウナクネ添え
香ばしく切り替えしたトップターン・ド・テット
~最終セクションのウララーラァ(©ロールパンナ)~
フルパワーの前足香草のソースを添えて
アリックからシングルフィンが戻ってきたので、
フィンレスから乗り換えて、
総帥の横で、クネるクネれば、クネルるときこそという、
三段活用かつ、ご厚情ボトムターンの私。
インサイドのバレル三昧にしばし放心。
「Z1サーフスーツ・ブラックアンドホワイトの手足が長く見えるカットがよくわかる」
そんな長いキャプションの広告風の悪文をここに。
気持ちの良いセッションでした。
で、
ブライアン・ベントと話したとき、
このカードを見せると、それはそれは感動してくれた。
彼はこれから㉙という数字をまとっていくのですね。
ロックロカビリー・ゴスペル・ミュージシャンって、
どんなものだろうか?
そんなことを考えていたら、
彼を紹介する映像を見つけることにした。
◎