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WSBL_スポンジボードでリンコン岬はNG?_ソフトボードの世界観_(1440文字)

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ジェイミー・オブライエン@オフザドア。

現在ノースショアには、

カラちゃんをはじめとし、

タイラー・スタナランドの2クークス組、

私の上司のジョエル・マナラスタス夫妻、

日本にも一緒に行ったスティーブとクリスがいて、

それはそれはすばらしい波を満喫している。

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これもジェイミーで、

しかもケイキのショアブレイク。

今まで普通のサーフボードでは入れなかったハードブレイクに、

ソフトボードがその門を開いた新しいサーフ世界。

入れなかった理由は、

(普通のボードだと)すぐに折れてしまう

(ショアブレイクなので)ボードと一緒に飛ばされるので、

硬いボードはとても危険

そんなふたつが大きな理由だろう。

そうして考えてみると、

こうしてケイキのような特級ショアブレイク、

世界でも有数の恐ろしい波でハッピーサーフできるのはやはりすごいことだ。

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さてさて、WSLはご存じでしょうか?

ワールド・サーフィング・リーグの頭文字の略で、

さらにはこれは、

ワールド・ソフト・ボード・リーグというもの。

公式インスタグラムまであり、

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そこではありとあらゆるソフトボードが登場している。

少しおしゃれで、

そしてわざとトーンをずらしたりの、技ありIDです。

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Steve Taylor / Let’s Party

このインスタグラム投稿は、

レッツパーティ社のスティーブのアリソビーチの恐ろしバレル波から、

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サンクレメンテ・ステートパークでのタイラーも網羅していて、

なかなか盛大なものになっている。

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友人が送ってきてくれた美しいお店。

こんなストアにあるキャッチサーフの美しさ。

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@clubfinless / @everydaysrad

シルクスクリーンでプリントしたプリズムステッカー。

しかも夢をかなえると言われているユニコーン図版。

バリー・マッギーを中心にこんなアート系の人たちが集まり、

さらにはさまざまなキャラクターのソフトボードライダーたちが結集するソフトボードリーグ。

またはクラブ。

で、先日友人から「悲しいです」

そんな内容のメールをいただいた。

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その内容はこうだ。

「友人が来たので、リンコン岬に連れていき、

SUPしかない(リンコンはSUPがほぼ禁止)というので、

ぼくのキャッチサーフをお貸しして、数日経ってから彼のフェイスブックを見ると、

“スポンジボードでリンコンを滑らないで欲しい”

こんなまさかのコメントが入っていて、そのように考える人がいるとはと、かなり驚いてしまいました」

SUPはご存じのようにオール(櫂)があって、

その浮力と運動力は舟という範疇になるので、

なかなか普通のサーファーと同じ場所でサーフできないけど、

スポンジボードは他のサーフボードと何も変わらず、

もし何か(ぶつかったとき等)あったときは、

大怪我しないですむわけだから他のサーファーたちにも温かい目で見られていると思っていた。

きっと、見た目が気に入らないのか、または偏見ですよね。

前出したジェイミー・オブライエンたちが、

聖地パイプラインやバックドアでキャッチサーフを使っていることもあるので、

リンコン岬はもちろん、

世界中のどのブレイクでもスポンジボードでサーフ可能です。

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これはサンディエゴの特級ブレイク、ラホヤ。

かなり激しい波ですが、

やはりキャッチサーフのオディシーログ。

またはプランク。

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再びジェイミー。

柔らかく、そして高性能のスポンジボード。

どうぞ波に乗ることを楽しんでください。

Catch the Happy Surf!!!

 


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