新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

ロッキーショア2日目_600km北から戻ってきたウナクネ団長_フィンレスボードx2詳細_(2229文字)

昨日あまりにもロッキーショアが良く、

しかも無人だったので、またミラーを誘って行く。

こういうことをサーフ用語で「通う」と言う。

同じうねりの方向とサイズ、

そして同様の潮位だと前日の経験に重ねられるので、

良い結果となることが多い。

昨日よりも少し小さいかも。

201611_naki_4987

ロッキーショアの満潮は岩々が隠れていて、

やたらと怖いが、そのおかげで誰も来ないので、

両刃の剣のような雰囲気がある。

201611_ritz_8241

未明から大雨。

一度夜明けに止んだのだが、結局降ったり止んだりの日だった。

【嵐記念号】嗚呼!!(あぁ)ロッキーショア_スコット・プレスティ_(2016文字)

これが昨日ブログのリンク。

ミラーが水中から撮ってくれた標準レンズ写真群。

201611_miller_4565

Brian Miller

そのミラーは、

カメラを自作シングルフィンに持ち替えてハイスピードクルージング。

「柔波で有名なサンオノフレで修練を積み、この強波に乗った」

そう書くと、ちょっと変だが、実際にそうなのである。

夏の弱い波でも必ずピークの中に移動し、

その芯に合わせて、

全力でノーズを落としてテイクオフをしていた効果は絶大であります。

201611_creek_ryan_3727

Ryan Jimenez

こちらはコーヒーマスターのライアン・ヒメネス。

ミラーの高校時代からの親友であります。

いつもニューポートやリバージェッティでサーフしているだけあり、

急角度のドロップインを楽しんでいた。

201611_jamo_4725

Jamison “JAMO” O’Connell

こちらロッキーショア初体験のジェイミソンことジェイモー。

最初に波の中に見える岩を確認するやいなや、

消沈し、「やっぱ帰る」と駐車場に戻りそうになって、

「大丈夫だ」そうミラーになぐさめられ、

結局沖に出る際に2回も流され、

1時間はすったもんだがあった上で、

最後はミラーと一緒にストランズ側からパドルアウトしてきた。

結局彼が乗った波は3本だけだったが、その激烈波に大興奮していた。

なんだかんだと思っていたよりも根性があったので、

ジェイミー・オブライエンをもじって、ジェイモー・オブライエンと命名。

本人はまんざらではなさそう。(笑)

201611_naki_4402

大きな波は速く、

がしかし、

そこまでのサイズがないので、

セカンドリーフとつながるかまたは届かないかという波質。

前に前に滑っていくスピードサーフィングを堪能。

無論、私の好きな波質である。

突然、岩付近をパドルアウトしてきたサーファーがいて、

それはなんとウナクネ派団長のJETアキラくんだった。

彼らはサンタクルーズまで600kmも北上し、

そしてちょうど帰ってきたところだったので、

「ソルトクリーク岬においで」

と、前日にロッキーショアが良いヒントを伝えたら、

それを実行してくれた一例。

それにしても往復1200kmか、楽しそうなドライブであります。

201611_akira_4967

そのアキラさんは、

「ドリャ!」と岩を飛び越えていて、

思わず「なるほど」とうなったが、

このことを良く考えると、彼ならではのテクニックとわかる。

(私の場合は、もし岩が出てきたらボードからジャンプして飛び越えようと思っていた)

img_4822

このTVチームと同行している瀬筒雄太くんもやってきて、

ロッキーショアを初体験したのがめでたい。

201611_naki_4982

201611_naki_4993

この3週間に渡る撮影を担う髙波邦行さんが水中カメラを構えていた。

他にサーファーはいないので、

それは楽しい、本格的なハッピーサーフとなりました。

彼らは明日帰国だというので、

最後にすばらしいセッションとなったのがうれしい。

img_8262

ダナポイントを後にし、サンクレメンテに戻る。

その距離14km、車で22分。

img_8185

NATION/CANVAS工場では、

ライアンが7’0″を友人に納品したところで、

こういう手渡しされるサーフボードというのは、

COLEだったり、タイラー・ウォーレン、

そしてスキップ・フライが得意としているぞ、

そんなことを想っていた。

img_8188

NATION人気がものすごく、

ニセモノが出回りはじめたほどで、

人気というのは不思議なことだと感じた。

img_8191

さて、人気というか、

そんなことを一切考えないのが私のシェイプボード。

感謝祭翌日_強い波と雑炊の美味_自作フィンレスボードx2【動画あり】_(1299文字)

先週は、

この動画にもあるようにフィンレスボードを2本創造しました。

201611_naki_finless65_8050

こちらは私用&誰でも乗れるデモ用フィンレス。

新世界への誘いチケットです。

nkp_8053

左右ほぼ対称(笑)

6’5″ / 38CL

201611_naki_finless611_8057

こちらベンチュラハイウエィ・セイジからのご注文。

あれあれ、左右の形が違うとクレームが来そうだが、

これがセイジからの「お題」でもありました。

nkp_8062

左右非対称For Ventura Sage

6’11” / 44CL

nkp_8060

フィンレス兄弟の2ショット。

こんなに違く見えます。

img_8287

今日からネイラーが顎というか、

奥歯4本の手術をするらしく、

しかも全身麻酔での大きなものだから、

「下手をすると5日間くらいベッドの上かもしれない」

201611_dave_naylor2_8296

そんな懸念があるらしく、

その前に巻けるだけ巻いておくと宣言通り、

この感謝祭週末を使って、

毎日工場にやって来て、

結局全てのシェイプボードを巻いていった。

img_8293

セイジは、サーフボードが経年変化、

つまり日焼けしてしまうのが苦手だそうで、

「ティントボードはほぼ日焼けしない」

そんな原則に則ってのオレンジティントを選択していた。

img_8291

しかもネイラー巻きは彼の夢だったようで、

電話の向こうから、ちょっぴり興奮した彼の声が聞こえてきた。

私もうれしい。

それでは明日またここで!

Happy Surfing!!