いろいろを終わらせて、

サンクレメンテよりおよそ２００ｋｍほど北上した。

すると、

街の灯りから逃れるように星々が輝いていた。

Rocky Shore, Southern California

Nation Champagne 6’11”

出発前は無人の良波に乗ってきた。

いまだにわからないのが、

これだけ波があるのに、

サーフラインという有料情報サイトは、

この波を『膝から腰、貧しい』

といった情報を２週間近く流している。

そのおかげでブレイクはずっと空いていたともいえる。

「いつか気づくだろう」と思っていたが、

誰も来なかったので、もしかすると、

さらに佳い波のところがあったのかもしれない。

ベンチュラハイウエィ セイジ家到着が夜だったので、

彼の、荒野の庭で焚き火ということになった。

Dragon baby

Dancing

Phoenix

というように、

どれもがドラマのタイトルになってしまう。

さらにおもしろかったのが、

焼かれる物質なのか、

大気の酸素量なのかはわからぬが、

オレンジの炎の中に青いものが発生し、

そうすると、その色の階層が虹に見え、

すばらしく幻想的だった寒い夜。

California Street, Ventura

翌日は私たちの恒例になりつつあるカリフォルニアストリートに行き、

私が自作したフィンレス非対称6’11″の納品＆初乗りとなった。

ネイラーにいつもの無理難題

「切手を封入してください」

そんなことがかなったボードであります。

ジャニス・ジョプリンと、

ジミ・ヘンドリックスのUSA記念切手。

そしてNAKISHAPEのきまぐれラミネート

（日本語ではデカール、ディケール）。

私のフィンレスも見えます。

いつものシングルフィンも一緒に。

現在水温１４度。

１５度の千葉北よりも１度低い温度の南カリフォルニア。

Z1サーフスーツ・ブラックアンドホワイトと、

このインナースーツがあれば、低水温も快適サーフ。

例えるのならイチローさんにバット。

宮崎駿さんに画用紙状態でありました。

6’11” Asymmetry Finless

左右非対称のセイジボードは、

かなりの完成度で、

彼のうれしそうな顔が忘れられない。

6’5″ Finless

カリフォルニアの誇る名門ブレイクで、

満足ライディングができた歓びひとしお。

サーフ後は、

セイジのお気に入りのピザ屋へ。

イタリア人に多い名前『トニー』のピザ（リア）なので、

きっとイタリア風、イタリア式なのだろう。

トッピングを何種類盛るかによって値が変わる。

私たちは

焼きトマト

ベーコン

パイナップル

３つを選択して、XLのこのサイズで２５ドル。

窯で焼かれるのを待つこと２５分。

完成した熱々のを持ったセイジのうれしそうなこと。

写真家なので、雰囲気を出して撮ってみた。

で、食べたらおいしいのなんのって、

驚くほどおいしくて食べ過ぎました。

最高です。

ベンチュラの１０１フリーウエイ沿いにあるので、

すぐにわかると思います。

そんなこんなでまた夜が更けていく。

Have a wonderful Sunday!!

また明日ここで！

◎