新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

謎の波サイズ_マット・ジョンソン_Terasuマックスとリク&タツヤ_(1639文字)

ベンチュラのチュラさん家に出発する日は、

ソルト・クリークでサーフした。

波情報 (サーフライン)が、

いい加減なのか人員不足なのかはわらないが、

長期間、

波サイズが膝腰と表示されているので、

サーファーはほとんどやってこず、

実際は軽くオーバーヘッド+もあった。

とにかく空いている不思議な2週間だった。

でもサンクレメンテの他のブレイクは膝腰。

一番大きかったのが、

サンオノフレで、

腰胸程度のユル波。

なぜソルトクリークだけ波があるのだろうか。

これだけサイズがあると、

大好きなロッキーショアに直行することとなる。

いつものブライアン・ミラーと。

こんなすばらしいブレイク。

しかも無人。

ここは、

南カリフォルニアにある世界的な波でもあります。

ウエットを着替えて、

ワックスを塗ってとやっているとマット・ジョンソンが登場した。

彼はこのソルトクリークで育ち、

タイラー・ウォーレンの友人であり、

彼がまだ高校生のときから知っている子だ。

なんと、

彼はすでに30歳となったという。

とすると、

じつに15年ぶりで、

それだけ私も歳を取ったのだと感じるものがあった。

Tyler Warren’s Dream Fish 5’4″ for Matt Johnson

Nation’s The Pink Champagne On Ice 6’11” For Me

Matt Johnson

Photo by Brian Miller

その撮影の瞬間。

こういうのを業界用語でダブルアングルといって、

編集側ではとても使いやすいのであります。

もちろんトリプルもそれ以上もありますが、

最近はドローンで上からというのが重用されている。

こちら私。

大きなセットは、

波底にある岩の関係でこうして荒れてしまう。

これなどは典型的で、

ダブルトリプルアップ(二重、三重)している。

北西うねりの大きなうねりが連続してここに届けば、

北側のソルトクリーク、

そしてグラブルズからの砂がここにたっぷりと付くので波面は荒れなくなる。

とすると、

やはりここは春先のブレイクなのだろう。

余談だけど、

海水温が14度となったのでブーツを履いた。

ビーターでものすごいバレルセクションを抜けてきたのは、

Terasuのマックス・ハウゼガ。

おなじみ天才マックスであります。

この寒さでロングジョンでサーフするのは、

彼がここよりさらに寒いサンフランシスコからやってきたからで、

あちらはすでに水温11度しかないという。

南カリフォルニアでは、

真冬でも海水温は14度程度あり、

12度となれば、

サーファーはまばらになるほどなので、

サンフランシスコがいかに寒いのかがこれでわかる。

こちらは玉砕覚悟でパドルアウトして、

結果ものすごい良い波を得たリク。

彼にとって忘れられない日となったようです。

寒くて駐車場で着替えることになり、

今年の秘密兵器『クーラーボックスに温水』

の湯気に顔がほころんだ。

タイラー・ウォーレンに

「マットに会ったよ」そう連絡をすると、

こんな画像がSMSで送られてきた。

意味不明だが、

地球儀はきっとサンクレメンテあたりを指しているので、

「きっとグローバルに」という意味なのかもしれない。

サンオノフレ・サーフカンパニーに寄り、

主宰のジョーイと来年の展開について話していった。

もうすぐ日本に行くので、

恒例のBBQパーティをオフィスで開催する。

トレーダージョーズに買い物に行くと、

こんなに大きなチョコレートがあった。

長辺60cm/2kgの巨大チョコ。

まるで冗談みたい。

これが10560カロリーのジャイアント・ダイエット。

お肉がおいしく焼けました。

前出のリクとマックス。

そしてタツヤくんもやってきました。

この後彼は、

テキサス州に引っ越していくのだけど、

その話はまた今度ここで。

Have a wonderful day to you!
Happy Surfing!!