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naki's blog

【新春特別編】カラーズマガジン風番外編_『元旦ウナクネ・セッション 一生滑走!!』_(2268文字)

今日はみなさんもきっとご存じのcolorsmagこと、

カラーズマガジン。

そのcolorsmag主宰のYogeさん風で私たちの元日の模様を。

colorsmagをご存じない方への基本はこちら↓

【西高東低愛好会】ノースタイガー・セッション



日本列島の東海上にあった高気圧。

その高気圧からの東風の吹きだしにより、

グッドサイズが続き、

水温が温み、

ほぼ無風のエクセレント・コンディションとなった年明けの上総一ノ宮海岸玉前神社周辺。

初日の出が昇った3時間後には、

まるで春と思えるほどのポカポカ天気となった。

コンテストの基準でサーフするコンペティターとは一線を画し、

クラシカルなサーフスタイルを表す新たな形容詞として、

ウナギのようにくねくねと力が抜けた状態で波に乗るその様(さま)から

“ウナクネ”という言葉を表現したNAKI氏。

良波、

笑顔に集うウナクネ信者たち。

始祖をDuke Kahanamokuと崇め、

さらにはトム・カレンやオッキー、

そして我らのJohn John Florenceが新皇帝であり、

Alex Knostを総帥とし、影皇帝がTyler Warrenという。

さらにはフレッチャー王朝やウナクネ戴冠式(たいかんしき)なんてのもあり、

そんな完全無欠のウナクネワールド。

それを日本に普及させようと、

アメリカ本土、

そしてウナクネ創始時代までさかのぼり、

ハワイのサウスショアまで行き、

その経典を日本に持ち帰り、

今も翻訳しているのが三蔵法師こと瀧朗。

そしてそのTAKIROが、

クリスチャン・フレッチャーと近しく、

その縁は湘南は片瀬海岸までつながり、

そのクリスチャンが出入りしているのは、

片瀬のタタミ屋の倅、

サンエーハイツ101号室。

ここにはサバちゃん(後の法王)が独り住む。

じつはかなり高貴な人で、

世を忍ぶやんごとなきお方だと、

colorsmagは極秘で知っている。

千葉のいすみ市の山奥に住み、

『一級焚火師』の称号を持つ磯浦康洋さんはこの後

「スーパータキビシ」、

そして「タキビ神」に昇華、神格化するのだが、

今はここで触れないでおこう!

パタゴニア東京で、

フィンレス王デレック・ハインドに師事し、

ウナクネ普及のために人生を捧げる敦(あつし)くん、

携帯電話普及前にサンクレメンテは、

トレッスルズでサーフしていたツナくん。

後のマグヤン。

そんなウナクネ派たちによって、

初日の出、

初詣後サーフを開始する元日セッションとなった!

風がないので、

ウナクネ式が辺りに充満している。

ウエットスーツに着替えるのも笑顔。

体感気温というのをクルーたち全員が実感した瞬間でもあった!

ウナクネ式三種の神器のひとつである梵参(ボンザー)を操り、

ノーズ寄りにスタンスしたチーターファイブのままの状態で

まるで河口のごとく激しい流れ(堤防ウエッジ)とぶつかって急激にほれ上がる

インサイドのチューブセクションへ突入していく三蔵瀧朗。

それにピース、

平和をW(ダブル)で添えて声援を送るNAKI氏。

熱い!

熱い、

熱すぎて、

千葉北の水温はこれで温まったのかと勘違いするほどの協奏作品だ!!

 Sanzo Takiro

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サンディエゴはPBでウナクネを自発的に知り、

それから三蔵と出会い、

帰国後は湘南経由でいすみ周辺にひっそりとウナクネ世界に没頭しているタキビ師。

そのタキビ師が年始記念に求めたのがウナクネ界では最も汎用性が高いとされる

Catch SurfのOdeasea Log 7’。

これでフィンレスもパラレルも、

そして真性クネクネも全て操り続けられる。

Catch Surf Boardsも含め、

タキビ師の今後の動きにも注目である!

Super Takibi God

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中央防波堤右側パーフェクトライトで、

フィンレスの実験的整合を試みるツナくん。

彼もまたフィンレス世界の拡がりをいち早く知り、

それを実行に移してきたひとりだ。

わがcolorsmagは、

これを平成・後期維新としてここに記録しておく!

Tuna Kun (Magu-yan)

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片瀬海岸に位置し、

江戸時代には落語噺内で美女と結婚し、

近辺のウナクネスポットを全て網羅し、

絶好の環境のなかで日々波乗りに励むサバちゃんこと法王。

じつはかなりのロイヤルな運命を持っている。

「レトロシングルフィンは、ハッピーサーフの基本です」

そう言った言葉が忘れられない!

Saba Chan

.

クレヨンしんちゃんに精通し、

かの聖地巡礼を繰り返す敦(あつし)。

いつかcolorsmagとNAKISURF&パタゴニア共同でリサイクル波を創って、

それを毎日どこかで楽しみたいという夢もできた!


Atsushi

 


NAKI.

 

セッションのあいだ終始ニコニコ顏がとまらなかったNAKI氏。

まだcolorsmagが中学生でサーフィンを始めたばかりの頃に

色々な場所に連れて行ってくれたり、

サーフィンから学ぶ人生の哲学が存在すること、

波に乗る、

写心を撮る、

文章を書いて記事を作るといった

現在colorsmagが行なっているすべての基盤を自然に教えてくれた先生である。

50歳を越え、

その偉大なオーラはさらなる輝きを放っていた。

>>NAKIブログ


Naki.

 

めでたき新年の祝福と、

小春日和の気候に加え、

すばらしい波とウナクネ有志に恵まれ、

さらにはウナクネ式のブレイク選択だったので、

(波情報では決して伝えないスポット。

波乗りのスポットをポイントと言うのはかなり恥ずかしいことだと知れ)

隣のピークには30人もいたのに無人エリアでのグッドコンディションに恵まれた素晴らしいセッションとなった!

一生滑走!!!

Glide Forever!!!