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【テクニック編】切り立った波壁でのスタンス位置_DJポリスと協奏するDJツナくん_(2769文字)

 

Ichinomiya, Chiba

#sunrise #deepfreeze

寒波到来だそうで、

そろそろ本格的に冷えてきそうだ。

波もまだまだ十分にあり、

逆に大きすぎて、波面が流れてしまった感があったので、

むしろこのくらいのサイズの方がいいのかもしれない。

さて、ちょっぴりテクニック編ではないが、

気づいたことがあったのでここに。

本日のお題は『切り立った波壁でのスタンス位置』です。

フィンレスをして気づいたのが、

「波が切り立つ ≒(ほぼイコール)壁に張り付く」

ができないと、ただ波面から振り落とされてしまう。

そこでこんなパイプラインだか、

タヒチのチョープーのテイクオフもどきとなれば、

成功する確率はほぼ100%となる。

今回着目してもらいたいのが足の位置です。

バックサイドは前足がほぼ(波側の)レイルの上で、

これによって、波に張り付くことができるのです。

さらにはそこ(前足波側)に押し込むようにグラブレイルすれば、

強制トリムというか、

フロウ(浮く)とは別のハードトリムがこれで可能となるのです。

これができるようになると、

上記した波に、

またはいつもの場所で激烈に掘れ上がったときにも安全に、

そして確実に滑走できるようになるわけです。

ジョンジョンはもちろん、ケリー・スレーターも、

ジェイミー・オブライエンも全員この術を幼少時に会得しているので、

あんな奇天烈魔界波に笑いながらテイクオフできるのであります。

フロントサイドも同じで、

でもこちらは後ろ足の膝を同位置のレイルに加重していて、

反対側のレイルはこれも同様にレイルをつかんで(グラブレイル)、

押しつけて、この掘れ上がる波へハードトリム、

つまりバレル仮想中心に向けて、

ライディングラインを調節することが容易になるのであります。

練習の仕方はじつはかなり簡単で、

まずは家の畳の縁線でもなんでもいいので、

2mくらいの縦線があるところをストリンガーだと思ってパドリング姿勢となり、

そのままイメージでテイクオフしてください。

私たちはよくこのことをシャドゥサーフィンと言いますが、

それはボクシングの練習方法から来ているので、

このときはあしたのジョーの矢吹丈気分なのであります。

話が少し逸れましたが、

テイクオフして、ご想像でバックサイドのパイプかバックドア、

逆にフロントサイドのパイプかバックドアの切り立ち波にテイクオフした気持ちで立ち上がり、

その自分のスタンスがその中央の仮設ストリンガーから

どのくらい(何cmくらい)レイル側に立てるのか確認してみてください。

それが任意でできるように反復練習すれば、

テイクオフした瞬間からジョンジョンに近づけるのであります。

もちろんご自身のパドリング能力、

もちろんこれだけではなく、

ボードと体の接着力等々がこのスタンスと同等に存在しますが、

まずはこのテイクオフしてそのまま急斜面に張り付きながら滑る、

ということをご自宅で練習してみてください。

さらには次回のサーフ時にどんな緩い斜面でも同様に立ち上がり、

実際のスタンスがどこにあったかご確認し、

もし家での練習通りでしたらバッチリですし、

現場ではどうも違うぞとなるのでしたら、

またご自宅で練習を繰り返せば、この技術は一生あなたのものです。

ぜひお試しください。

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さて、千葉の海。

連日のオフショアで、

さらには波も続き、現在までのところ間違いなくカリフォルニアよりも波質は良い。

1日もサーフできない日はない。

千葉はすごいと思う。

誰かが、「この辺りは日本で一番波の機会がある」と書いていたが、

本当にそれを実感している。

しかも堤防のおかげで波シェイプはどこも良い。

Tuna kun on the Pink Champagne On Ice 6’11”

勤勉ツナくんもこの波の誘惑に負けて、

代休だか有休だか、または救休といってやってきてウナクネ三昧。

彼は最近、アンドレ・ブルトンの著書を読んだらしく、

「シュルレアリスムは….」と連呼している。

「あれ、ツナくんはついにシュルレアリスト宣言なの?」

そう聞いてみると、

「あの、そうではなく、難しいことを言って三蔵さんの真似がしたかっただけです」

そういうことらしい。

 

その意味のブログリンクはこちら↓

サーフオールディ_ウナクネxColorsmag x 三蔵法師 x 団長 x しょう寅さん_ファシスト愛国主義的!?の天丼_(1779文字)

そんな感化しやすいツナくんの今年の目標は、

渋谷のスクランブル交差点が大みそかに歩行者天国になるらしく、

そのときに『DJポリスと協奏するDJツナくん』という図式になりたいということ。

読者にはなんだかわからないが、

要は彼がDJツナくんとしてデビューする日が近そうだ。

「DJツナくんの動きから目が離せない!」

と、カラーズマガジン風でね。

もうひとりのウナクネ師は宮下迅(じん)さん。

タイラー・ウォーレン謹製のファンクションハルを持ち、

さらにはこのCOLEの名作ファイヤーブレードでハードスイーピングしていた。

スタイルもあって、

さらにはボード角度の長時間の保持が完璧だったので、

「ツインなの?」と聞いてみると、

「いや、ツインスタビです!」

やはり。

ツインスタビライザーフィンは、

斬れ味と操作性が驚異的に良いのを再確認した。

そういえば先日のJETアキラ団長も

ツインスタビで人工衛星見物エアをしていたことを思いだした。

【新春七草特大号】ウナクネ式迎春御魂(みたま)滑走@千葉北_(古舘伊知郎さん風Jさんによる実況)_(3326文字)

ローリングストーン誌のバックナンバーをペラペラしていたら、

なんとビル・マーレイがジミ・ヘンドリックスになっていた。

彼のキャラクターを知るものにとっては、

これだけでご飯が食べられそうであります。

抱腹絶倒。

最後に。

NAKISURFデザイン部が鋭意製作したのはスヌーピーアート。

ボードがバリー・マッギーのエディションになっていて、

とすると、スヌーピーのサイズから判断すると、

このボードは5’5″ x 20″ 2-1/2″といったところであろうか。

スヌーピー X バリー・マッギー X キャッチサーフのコラボということになる。

しかもこのセリフを見ると、

スヌーピーはプランクのフィンを外している。

しかもクルーズスタイルで、

これからやってくるであろう横滑りをメイクするのだろう。

いつかきっと私もこのように。

こんな日が来るのが(マンガだから来ないけどTシャツやステッカー等)楽しみです!

それではどうぞすばらしい週末をお迎えください!!

今日もNAKISURFにお越しくださって、ありがとうございます。

それでは明日もここでお会いできますように。

Happy Surfing!!

 


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