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naki's blog

春勝浦_代官山ー新代田ー人形町ー銀座で食とファッションアート_(2231文字)

 

勝浦の日の暮れ。

こちら一宮は修行系なので、

南下すると、ハーレムの徳田くんが

「湾の中、いいですよ」

そうあって向かうと、

その岬は干き過ぎていたのでいつものマリブへ。

良波でした。

サーフすると元気になれる。

椿は木偏に春と書きます。

とすると、

春はもうそこまで来ているとわかった。

自然が教えてくれる季節の変わり目。

冬も好きです。

夜長は読書をしているとすぐに時間は経ってしまう。

映画もいいな。

ノースハワイの友人ウッドが送ってきてくれたのがこれ。

これだけ大きなアボカドを「無料でどーぞ」とやっている島。

アロハ精神というか気持ちがうれしい。

昨日の私はといえば、

冒頭の写真にあるように美しい勝浦波でサーフし、

それから一級焚火師である磯浦康洋さんの元で、

焚火道の修練のひとつである「イナダの直火焼き」を極めようと、

塩と黒胡椒のみを振りかけていくつか焼いてみた。

で、その修練品を頬ばるとたまらないほどおいしかった。(笑)

やはり直火ですな。

タキビ師がタキビ神となる日が来るとも感じた。

さて、東京。

今回の東京は、

飲食業界のマスターに会いに、

そして茅ヶ崎でお世話になった方がファッション作家となって、

バリに引っ越し、ちょうど銀座で個展をされているという。

で、代官山ー新代田ー人形町ー銀座と動きました。

大好きな料理、行きたかったお店。

野球も好きだが、お料理も同じくらい好きで、

そして波乗りがあるので、

私の「好き」は三角形の頂点で成り立っているようだ。

あ、でもアートも本も好きだから五角形です。

老舗。

うなぎ、高くなりましたね。

年に一度は食べたい。

洋食屋さん。

いまだに現役のようであります。

続く昭和の味。

私の時代の外食、

ハレの日はこのようなものをデパート7階大食堂で食べていました。

相席が当たり前で、食券、三角布みたいなウエイトレスさんでした。

でもこの時代と共に風化したショーケースのようなスパゲティが出てきたらどうしよう?(笑)

付け合わせのナポリタンにドキリと後ろ髪引かれる。

バターとケチャップ、そして白胡椒の味ひんやり。

味の記憶は失うことなく自分にまとっている。

ライアン・イングルはサーフボード博士だけど、

私はパスタマニアであります。

普段から「乳化」とか「アルデンテ」、

または「オーバークッキング」のことを研究している。

サカキさんという料理研究家がいて、

その彼が絶賛していたのがこちら『ロットチェント』。

弊社マンデーヤザワに

「次回の都内ミーティングはここで」

と伝えていた目的店。

そうです。

先日、

伊勢丹で見に行ったポーランドからやってきた陶磁器、

ツェラミカ・アルティスティッチを使用しているお店。

嵐は去って_東京見物_美しい食器と車窓_(1403文字)

モチモチムニムニ。

この食感の不思議はパスタフレスカ(生麺)の小麦混入量と思う。

グルテン量を調整した製麺。

が、しかしグルテンはもはや時代遅れとなるはず。

付け合わせのパンのしっかりさや、

にこやかで博識なサービス、

美しいトイレ、

薄いグラスを使って飲むワイン。

そして照明が、

ソーシャルメディアを意識していて、

そんなこともこれからの時代の人気店のキーワードとしてここに残しておきます。

ただ、

ここまでこだわるのなら3種類あるパスタの色。

それに合わせてお皿の色を選べば満点でした。

でもこれはその良すぎる印象のためにハードルが高くなっただけのこと。

いつか夜に来てみたい。

1760年創業の軍鶏料理専門店「玉ひで」。

以前親子丼をいただいたけど、

すばらしいお味でした。

やはり大行列。

昔ながらのお肉屋さん。

なんと100g=4000円なんていうお肉もあって、

これをステーキにしたら一人前12000円が肉原価。

うーむ、美食はお金がかかります。(笑)

都内でオススメはまだまだあって、

代官山なら「アシエンダ」か、

東京各地の『ハガレ』でしょうズバリ。

そして銀座へ。

バリのファッション作家吉田はつみさんが主宰する

『Studio Suna』の個展です。

噂通りのすごいものがありました。

じつはこれ、日本より世界で人気で、

NYでも2箇所で展開していて、

これこそがハイファッションのピーキング。

colorsmagのヨゲさんではないが、

「激熱いっす」と言いました。

これではまるで荒木飛呂彦さんの

『ジョジョの奇妙な冒険』であります。

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE

LE BIZZARRE AVVENTURE DI GIOGIO

こういうの大好きです。

それにしてもすごい。

欲しい。

帽子もすてき。

これを見て、

『ダイヤモンドは砕けない』というジョジョの副題を思い出した。

法王にもよく似合いそうだ。

こちらが天才作家の吉田はつみさん。

彼女には以前、

茅ヶ崎でお世話になり、

カリフォルニアに引っ越したとき、

「船木さん、何が恋しいの?」

そう聞かれて、「薄切り肉です」と答えたら、

その1か月後、肉屋さんで使う本物スライサーが届いて、

その驚きはいまだに覚えております。

あれから21年。

カラーズの山さんのお母さんでもありました〜。

代官山の蔦屋さんで見つけたのがこの逸品本。

この2号には窪さんも出ていて、

「この人も知っている!」

そんなうれしさ満載のライフタイル本。

やはりBeamsさんは天才であります。

それでは、今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

みなさんの良き日でありますように。

明日は大事なテクニック編です。

どうぞお楽しみに〜!