Kugenuma Kaigan, Shonan
鵠沼海岸、藤沢市、湘南
さてさて、日曜日をいかがお過ごしですか。
年が明けて３回目の日曜日を迎えるころになると、
新春、迎春というより、来春ということを考え始めた。
気持ちもそうだが、
なんとなく春気分なのは間違いがない。
この週末、湘南各所で
「有志によるウナクネ会合」がいくつものあるので千葉より、
高速道路、有料道路、一般道、
そしていくつもの大きな橋等を通過してきた。
藤沢に到着し、
ウナクネ合宿所と呼ばれる場所に荷物を移し、
車を駐車し、自転車で境川沿いの道を藤沢駅に。
到着し、クッチーネビルの横に駐輪し、
北口へのトンネルを目指すと街頭TVによる大相撲があった。
私は昭和の人なので、
こういう伝統的なものに心惹かれ、
そして記憶して、それはいつか書くのだろう。
時間いっぱい、
玉鷲と荒鷲の対決は、
「素首落とし」で決まったが、
ちょうど通りがかりの一番で、
鷲という名が付く力士同士の取り組に、
私が大好きな「鳥系」のインスピレーションを感じ、
そして珍しい決まり手は良い夜を予感させるものだった。
私世代のケーキの王道はやはり不二家。
食べもしないのに明るい気持ちになるのはなぜだろう？
街頭TVがあったのは藤沢駅南口。
そこから徒歩３分、
横浜銀行を過ぎて、
OPA（昔はCOSTAと言った）の裏にあるヘアカルこと、
ヘア カリフォルニアさんに向かっていった。
こちらがそのリンク。
「ウナクネ聖式」を継承するヘアアーチスト、
カルちゃんこと軽部くん。
ここではじめて「聖式」という概念が出てきた。
説明すると、
人格と、ウナクネ式、
つまり真のサーフィングへの愛情の高さからそのように区分けされている。
そんなことを北口の８Fにあるジュンク堂で、
八丈島の吉原さんが「衝撃だった」と語られる作家、
吉本 隆明さんの著書『改訂新版 共同幻想論』をチェックしながら思うのでありました。
私の髪の毛。
５か月分であるという。
切った毛のかたまりが鳥人間に見える。
あ、だから鳥か。
Photo by Hair California
その「聖式」なるウナクネカットに大マンライ。
好きな音楽の中で、
ウナクネ話をしていくと、
それはトレーディングカードの今後にまで及び、
楽しく、品質のある時間が過ごせた。
カルちゃん、ありがとう＆ＡＬＯＨＡ！
タイちゃん（タイラー・ウォーレン）もまたカルちゃんカットのファンであるので、
このことを伝えると、
「COOL」と例によって感嘆符を使わない単語が返信されてきた。
で、昨夜の会合場所は８ホテル内のラウンジ。
ここはサーファーには親しみのある場所であります。
カラーズマガジンのヨゲさんのアート部屋があり、
マーゴ、フランキーたちが手がけた作品もある。
ちなみにこの８ホテルの一階にヘアカリフォルニアがある。
ホテルの入り口に入ると、あなたにはこう見えるだろう。
第三土曜日の重要なウナクネ会合。
しかも聖式も本式も、新式、
はたまた無式であってもよろしいという。
おいしいカヴァをいただき、
すばらしい音楽、特に『雨のウェンズデイ（大瀧詠一さん）』などに震えた。
パーティの途中、
先日カリフォルニアにＴＶ撮影に来ていた髙波邦行さんの
次回作のトレーラー（予告編）が完成したようで、
三蔵法師にiPhoneでそれを見せてもらったら自分も出ていて、
うれしくて飲み過ぎてしまった。
Photo by Hair California
すばらしい時間でした。
みなさん、楽しい時間をありがとう。
□
時間は昨日の朝に戻ります。
鵠沼と辻堂のあいだ、
昔だったら「スエヒロ前」できんちゃんがサーフしているという。
そして聖式カルちゃんもここでサーフするという。
ここでは先ほどの鷲ではないが、
笑顔が眩しい清水さんと感動的に出会えた瞬間。
彼もまたウナクネ式に魅せられていると言い、
フィンレスボードに興味しんしんだったので、
キャッチサーフの７フィート・プランクのフィンを外してお貸しした。
うれしそうなこの笑顔。
富士山をバックに日本一のサーフタイムとなりました。
先発していたきんちゃんが教えてくれたのは、
私たちが来る１分前までは膝だったというが、
突然セットが入り、サイズが上がってきたということ。
なので、入り始めは両サイドに何人かサーファーがいたが、
クレーン車前は全くの無人でした。
清水さんは「人生二度目のフィンレス」で、
何度もスライドして後ろ向きまで到達し、
そのＵＮＫＰ（ウナクネ・ポテンシャル）の高さを私たちに見せつけた。
風は、
私たちのいるクレーン車前を包み、
そして徐々に強くなってきた。
もっと続けたいのだが、
字数がそろそろなのと、
出発時間となってきたので、このあたりで。
湘南、風が強いですね。
Have a beautiful Sunday!!
◎
