新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

如月がはじまった_ミニマルフィン動画_(2501文字)

おはようございます。

2月の朝陽が無事に昇りました。

ということで1月は終わり、2月が始まりました。

次の年号が気になり、

豊安(ほうあん)というのを思いついた。

豊かで安定、安全、平和に。

そんな意味を込めて。

鰻捻(ウナクネ)元年というのもいいけど、

少しマニアックですね。(笑)

Self Shaped Minimal fin 6’1″

暦さえ立春ならば、

春二番のはずの熱風が砂埃と共に通過し、

水温を初夏並まで引き上げた。

そして昨日から季節風である北風が戻ってきて、

水温もまた下がり始めた。

この水温と春一番、

二番風の南風が真冬の夢だったとは思えないので、

春の始まりだと断定し、

そしてここにそれを記憶しておきます。

確かな春の萌芽が始まっている。

各庭の梅も咲き始めて、

海に向かうときに通る道すがらの家には、

紅白の梅が咲き始め、こちらもめでたい感がたっぷりであります。

そうこうしているあいだにも南伊豆の河津桜は咲き始めているのだろう。

またあの鳥そぼろ弁当を食べに行こう。

花見で見られますね。

ああ、なんと豊かな日本でしょう。

直人さんにも再会して、そしてあの透明なブルー波に乗って、

帰り道に温泉に寄る。

はたまた奄美大島まで行き、南国を感じて来ようか。

LCCの冬場は航空運賃がかなり安く、

下手をすると千葉ー東京間のJR特急運賃程度で、

奄美大島までのチケットが買えてしまう。

奄美に行く人から

「宿はどこが良いの?」とよく聞かれますが、

サーファーなら、

奄美王子も皇太子もいるグリーンヒルさんが全ての面で安心です。

D先輩もヘブンズクロウのWANちゃんも御用達ですしね。

カフェもいいし、お父さんが作った野菜中心の食事もおいしい。

greenhill-amami.com

さて、こちら一宮。

NAKISURFオフィスの下、

車で4分(通過する信号機がひとつなので時間が読みやすい)東に行くと、

そこは外海。

今、地形が決まっている場所が2つあって、

ひとつは『X』の南堤防の南。

もうひとつは、センターと呼んでいるパブリックビーチ。

どちらもものすごく良いのだが、

波情報の発達で、

空いているのは発見した日だけ。

たいていは翌日から混み始める。

混んでいる間は、

無人の場所を探してサーフしていることが多い。

たいていは無人。

探せばいくらでもあります。

習性で人は集まるのだそうだ。

事実、

無人のところでひとりサーフしていても誰も来ないが、

友人たちと、例えば5人で入っていると、

あっという間に人は集まり、20人となった。

(土曜日、ビームス矢嶋さんフィンレス編)

東京から千葉に行くのにはたくさんのルートがあるのだが、

私が好きなのは左手に東京タワーを見つつ、

浜崎橋ジャンクションを抜け、レインボーブリッジというルート。

橋にも美形とそうでないのがあるらしく、

その品評はマニアに譲るが、確かに美しい橋はある。

これは天才マックス・ハウゼガがいるサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ。

彼は『テラス』というライフスタイルメディアを主宰しているが、

その名の由来は「陽を照らす」ということで、

さらにはアマテラスにもかけてあるということで、

日本語の不思議、

ダブルミーニング(二重の意味)に迫る秀逸なネーミングでありましょう。

インスタグラムを開くと、

自分にタグしてくれた人がいて、

それはライアン博士が、私の夏写真を投稿してくれているものだった。

ありがたや。

このボードはライアンのパーソナルのシャンパン(シングルフィン)。

彼は80kg以上あるので、完全にオーバーフロート。

そんな渦浮力ボードをフルターンさせるのは、

400ccとか750cc、

はたまた1100ccの大型バイクを操るようなモンスター級の快感がありました。

私は加齢してきて、

さらにスリルをと、若者化を計ったというか、

フィンレスとかミッドレングスという挑戦系にしてきたが、

それは間違いではなかったと実感した朝。

コーヒーがうまい。

ライアンがサーフボード博士なら、

ウエットスーツは日本人が知られている。

なんでもメイドインジャパンは世界一、

しかも『ダントツでナンバーワン』と評価されている。

今日も使用した試作品を前に、

石井博士の講義を聞きつつ、

極寒用Z1サーフスーツの完全版の仕様を話し合ったのでありました。

『ウナクネグライド@マーベリックス』

ウナクネとは?

それは確か一昨日書いたが、

春到来_オルタナティブサーフ or ウナクネ式_伊豆の直人さんブログ_(2600文字)

要は「自由に楽しく」。

コンテストの基準とか、

またHow toでのテクニックを必要としないでサーフすることです。

先日、上記した一宮で、

すばらしいほどウナクネ度が高いサーファーがいて、

そのクネリの豊かさ、そして美しさに感動しながらパドルアウトすると、

なんと、先日のキャッチサーフの展示会で再会した吉川共久さんだった。

やはりウナクネの道はウナクネに通じるのだ、と深く感じいった。

彼もまたプロサーファーであるので、

そのコンテストの基準等を通過し、濾過し、

自分のスタイルを築き、ここまでのウナクネ真式に昇華したのだろう。

すばらしいサーフィングでした。

それがこの日。

私のウナクネ用具と千葉の夕陽。

餅で創ったというアート食品。

ごまちゃんの顔のふくらみ、そして眉毛まで完璧です。

そのキャッチサーフ。

これは5’0″オディシースタンプ。

最後に昨日の午後に撮ってもらった動画。

その『X(エックス)』の南隣の堤防脇ピーク。

ここは堤防と、河口の防波堤、

そして防砂林の関係で強い北風でも弱くなり、

ある程度の北風だと無風になる冬のスーパーブレイク。

鎌倉の七里ヶ浜と九十九里波のコラボのような波質でした。

そろそろまたグローブかな?

そんな水温の冷え具合です。

ちなみに温かかったとき(先週末)は、

「もしかしたらトランクスでできるかも」

そこまで上がった水温15−18度。

現在13度くらいです。

それではすばらしい水曜日をお過ごしください!

Have a wonderful day to you!!