Tyler Warren’s Red Line 6’5″
Chiba Malibu
速い速い!
驚くほどのスピードが得られる新提案のタイラー・ウォーレンのレッドライン。
渦浮力ショートボードの可能性と、
大きな未来が垣間見られたセッションでした。
千葉のマリブの上質な波に乗っても、
湘南逗子SURFERSの波は忘れられない。
このサイズでこんなパーフェクション、
世界でも珍しい岬波だろう。
そのSURFES岬に持ち込んだレッドライン。
次のうねりはいつ入るのだろうか?
胸の高鳴りが抑えられない。
さてさて、
みなさんとの打ち合わせ、親睦会があったので東京渋谷にJR線、
新木場経由で向かったのであります。
(千葉上総一宮から乗り換え一回!)
渋谷駅に着き、
ハチ公銅像を見ながら外国人のスクランブル交差点の写真攻撃を受け、
何かのTVだかなんだかの取材をかわし、徒歩11分。
やってきたのは、神泉というクラシックな街。
ここには、超名店があります。
熊本バルうせがたん
ここではNAKISURF発足時からサーフファミリーの一員である
T先輩(秀さん)やチャコちゃん、
そしてみなさんがいるハッピープレイスです。
オーナーシェフのT先輩(秀さん)は熊本出身。
ということで、美味なる、
そして愛のある最高の料理とお酒がいただけるのでありました。
人気店なので予約されるのが良いと思います。
03 6416 3825
Hours: ·18:00–23:45PM
私の掲げる波乗り人の15条や、
私作品が所狭しとあって、
それは私たちが掲げるハッピサーフ思想が、
この名店でずっと息づいていたのだと視界が滲んだ。
ありがとう秀さん!
秀さんの地元である九州は熊本は肥後のウナ、
じゃかった馬をいだだき、
肉好きには至福の時間となった。
そういえばイチローさんも肉好きでしたね。
T先輩(秀さん)が、
サバブームの私に気を使って注文してくれた「サバスモーク」。
この味は今でも空腹になると思いだすほど忘れられない絶品味でした。
台座にしているポテトサラダの酸味&風味もすばらしく、
「主客転倒(しゅかくてんとう)」という言葉を思い出したが、
はて、その本当の意味は何だろうか?
そう感じて確かめようと、
横にいらした編集長に聞こうとした瞬間、
熊本の大物であり、
噂にも逸品とされる「辛子れんこん」が登場し、
一同その熊本のオーセンティックさに「ははぁ」と頭を下げた。
今回のすばらしい仲間です。
右からBlue.編集部のトロピカル松村さん。
TERASUのマックス。
そしてAbemaTV横ノリチャンネルで現在放映中の
『Chasing the right place right time』大物監督髙波邦行さん。
超イケメン、
そしてここのオーナーシェフであり、みんなの良き兄貴であるT先輩(秀さん)。
オーストラリアのヌーサまで取材をしてきたばかりの戸井田さんは、
名著Blue.誌の大編集長であります。
サバだ、ウマだ、ブタだと宴は、
そのおいしい熊本料理とお酒がうまくミックスされた最高の夜となりました。
それにしてもトロピカル松村さんこと、
トロちゃんののTシャツに代表されるレトロ感がすごい。
しかも昨日今日のレトロファンではなく、
産声を上げたときから大鵬、月光仮面のメンコを握りしめていたというのだから、
そのおよそ50年から40年という時代のズレが新しく、完璧で、
彼はそんなムーブメントの空飛ぶカーペットに乗っていることにも気づいた。
とすると、今私が乗っているトライフィン(レッドライン)やシングルフィン、
はたまたフィンレスまでもそのくらいの時差の懐古主義と気づき、
「これが80年ずれるとブライアン・ベント」
そうつぶやくと、お向かいのトロちゃんは、
「スバル・サンバー!」
と言い、左の戸井田さんは、
「シボレー・サバーバン」
と言う。
はて?
自分は話に入れていないと、少し様子を見ると、
どうやらそれは「サバ=鯖」が入る車名クイズのようであった。
そこで、「サバトン・マーチン」とすかさず言うと、
「その拡大解釈なら全ての車名がサバ化してしまいますよ」
そう髙波さんにたしなめられていると、
超美人の看板娘チャコちゃんが、
絶品「でこぽんハイボール」のお代わりを持ってきてくれた。
笑いながらも心配顔のT先輩(秀さん)は、
マックスに「意味、わかる?」と聞くと、
マックスは、
「はい、ワカリマス。でもアメリカ人に難しかったのは、
NAKIさんの言うサバには他の意味があるらしく、
そこがむずかしいとオモイマシタ」
◎