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naki's blog

シェーン・ドリアン@湘南_ロブ・マチャドとの再会_(2033文字)

Shane Dorian at Niijima 2017

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シェーン・ドリアンの日本旅はまだ続いている。

新島を後にした。

新島ではこんな景色も目に焼き付けた。

これが高さ250mある白ママ断層の全容で、

こうして沖にまで出ないと全ては見えない。

しかも羽伏浦から砂浜徒歩90分くらいはあるだろうか。

遠き神秘であります。

シェーンはこの”神が森”と呼ばれる神聖な場所で、

「世界中どこにもない」

「ここだけの深い場所」

そう表現して、沖からこの景色を長い間眺めていた。

砂浜に立つのは、

フォトグラファーとビデオグラファー6台。

プラス、ドローン。

今回はAbema TVの取材でもあったので、

きっとこの秘境にこの量のカメラが並んだことは初めてだろう。

美しい春を迎えた新島。

その昔は4月になると、

湘南から下田港を経由してやってきて、

3週間くらい滞在していた。

その強烈な波に少しでもなじみたく、

滞在を繰り返していたのも今は昔。

この季節の新島はーーもしかすると夏もだろうがーー

誰もいない。

昔みたいに沖にまで砂はないが、

ショアブレイクならば数十箇所ものピークがあり、

仲間だけで波を楽しめるディストネーションであります。

こんなピークが50mおきにあるのは、

ノースハワイのイナリーズみたい。

こういう場所は先人優先としたい。

「誰かが先に入っていたら次のピークに行く」

というのが世界共通のマナー。

ただ、

イナリーズのときは一人でサーフしたくないので、

知った顔だと「おいでおいで良いよここ!」

そう手招きしたことも思いだした。

かじやベーカリーの銘品パン、

今回もたくさん食べました。

昔と同じ味に18歳の自分が現れるのはいつものことで、

そう考えると、

記憶と味覚は密接に結びついていると思える。

帰りの車はこんな具合で、

私はキャッチサーフを剥き出しにし、

サランラップでウナクネ・シングルを巻き付けるというスタイル。

これでボードバッグいらず。

前浜港まで行くと、

携帯の電波が4Gで入ってきた。

インスタグラムを見ると、

なんと総帥アレックス・ノストがこんなボードをシェイプしていて、

そこにはまさかのUNK-S(ウナクネ・シングル)のテイルが採用されていた。

こうして総帥に霊感を与えることができて、

旅というのは不思議だと再確認するに至る。

出港すると、そこはオープンオーシャン。

折からの強風で、荒れる海の航海となった。

船内ではなんと、

NAKISURF創業当時からのファミリーであるKさんが同船していて、

なんと懐かしきNAKISURF48時間ドリームTシャツを着用されていた。

48時間限定発売第2弾!「Keep the Dream Alive」_『ドリームTシャツ』もうすぐ販売開始です!

そして、

こんなうれしき2ショットを得ました。

レインボーブリッジを過ぎると、

もうそこは竹芝桟橋。

下船するとファンに囲まれるシェーン。

人の多さに東京に戻ってきたことを実感した。

私の上司、

キャッチサーフ国際営業部長のジョエル・マナラスタス。

彼とバネッサの結婚式が昨日あった。

そして、

これは山下達郎さんが現在ツアー中で、

大のファンであるベンチュラセイジがうらやましがる一枚。

その達郎さんの一派というか一味である瀧朗が、

「ドリアンの(インスタグラム)ストーリーにNAKIさんが出てますね」

そう言うので早速見てみると、

ビラボンチームと一緒にいただいた焼肉模様が上がっていた。

シェーンのご飯が前にあり、ハワイを感じてうれしい。

湘南に戻り、

すぐに行ったのは茅ヶ崎カルディ。

そこからラスカ3F、または5Fに。

ここではリーフのイベントにロブ・マチャドがやってきて、

5階ではビラボンでのシェーン・ドリアン。

湘南ピープルにとっては夢のような茅ヶ崎駅前。

絶品ビールとして知られるムーチョ・アロハとシェーン。

昔のサーファーぽいのが木下さん、

そして白Tが伊藤さん。

アロハなのでハワイという共通項もありました。

カムパイ!グビビー。

茅ヶ崎の大橋なみくんもやってきました。

キャッチサーフのジャパンメンバーでもあります。

湘南ラスカさんの看板ボードに大きなサインをしたためたD師範。

シェーンとロブが茅ヶ崎で再会した瞬間。

サイン会の大行列もあるので、

彼らは積もる話を3分で切り上げていた。

私もロブとの再会があり、

ちょっぴりと最近の色々を話しました。

私がロブと知り合ったのは、

自身のデビュー作『Feel The Glide』が縁で、

このフィール・ザ・グライドというのは、

この作品をいたく気に入ってくれたロブが、

彼の父の50歳の誕生日に、

壁サイズのプリントを注文してくれた際に命名してくれたもの。

Feel the glide.

1997年作品。

とすると、彼と出会ってから20年が経つようで、

お互いにハッピーサーフィングを続けようと誓ったのであります。

Keep on Happy Surfing!!